2023年10月の記事


石川一雄さんと連帯し、

事実調べ―再審実現へ

不退転にたたかいぬこう



10・31全国結集で東京高裁を包囲しよう


悲しみも獄友一人逝かれし今

    我れ無罪きかずに天国にたてず

 
     (ホームページ「冤罪 狭山事件」より」)


 8月10日、第56回三者協議が開かれた。8月23日、布川事件再審無罪の桜井昌司さんが亡くなられた。石川一雄さんにとっては、悲報つづきの8月だった。「最近落ち込んでいた」という。
 しかし、8月末から福岡県田川郡添田町住民の会を皮切りに、現地調査、手紙や激励の贈り物が各地から寄せられた。「皆さんに元気をいただいた。そのことがうれしかった」。
 1日3万歩のウオーキングを再開。84歳の体に鞭打って、黙々と、ひたすらに歩く。狭山事件発生から60年。どれほど、その日を心待ちにしたことでしょう。科学的鑑定の新証拠に勝利を確信し、50万の署名、意見広告に「袴田の次は狭山だ」と夢に見たことでしょう。

8・10ショックのりこえ永久不滅の連帯を誓う

 8・10三者協議の内容は、朗報を心待ちにしていた私たちにとって、たいへんなショックでした。誰より、そんな石川さん夫妻にとって、どれほど残酷なショックだったことでしょう。全国連は、意見広告、毎月要請行動と、力のかぎり、血の一滴までふりしぼって、たたかってきましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 しかし、石川一雄さんは、不死鳥のようにウオーキングを再開した。冒頭の短歌にはその思いがこめられている。泣き言を言わず、愚痴一つ言わず、ただ黙々と毎日、毎日歩く。その姿に、すべてがこめられている。私たちには、その道の先が見える気がしませんか。遠い遠い、無限に見える道の先・・・・・。
 目には何が見えますか。石川一雄さんは、どんな姿ですか。早智子さんは、どうですか。不死鳥となって空に舞い上がる、お二人の姿。道を埋め尽くす支援の人並。否、支援の人並が、二人の不死鳥を胴上げして空に舞いあげています。
 10・31寺尾判決から49年(来年は50年。半世紀!)。全国結集で、大野裁判長に事実調べを迫りましょう。そして、石川一雄さん、早智子さんに、永久不滅の連帯を誓いましょう。


子や孫の未来のために、

      狭山の勝利を誓う
 

 10月7~8日、婦人部第32回全国大会が

茨城・いこいの郷 常総で開催されました。

写真速報でお届けします。




  茨城県連総出演の

「劇

子どもと孫の未来のために」




  

大会議案の提案









交流会は

いつも楽しくハジけます






二日め

福田村事件の慰霊碑へ











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