2014年05月の記事

狭山統一ビラ2014年5月

(2014年05月26日)

2014年5月の狭山統一ビラです。ご活用下さい。

狭山統一ビラ2014年5月

第23回全国大会が成功! 全国で<新たな挑戦>の実践を!

(2014年05月26日)

    4月12日(土)13日(日)、大阪・東大阪において私たち部落解放同盟全国連合会は第23回全国大会を開催し、2014年度をスタートさせました。と 4月12日~13日全国大会が成功! 第23期のたたかいがスタート りわけ、狭山第三次再審闘争、若い層・新しい層の組織化、地元支部の独自課題の練り上げ――。こうした取り組みをあらためて強めることを確認。来年の統一地方選挙闘争勝利にむけた決意も打ち固めました。また、兵庫と奈良のきょうだいへの住宅追い出し攻撃に対する闘いをさらに支援する特別決議も提案され、人事案も含めてすべての議案を採択しました。
三大闘争と組織建設の強化発展へ!
    初日、午後12時半。司会の九州ブロック・寺垣大会運営委員の発声で全員が起立して解放歌を斉唱。同時に各地からの荊冠旗が入場し、大会の幕が開いた。大会運営委員会の関東ブロック・山口運営委員長が開会宣言。続いて中四国ブロックから広島の山根さん、関西ブロックから大阪の阪口さんがそれぞれ議長団に選出された。
    主催者を代表して中央本部より瀬川委員長があいさつ。「何よりも狭山再審闘争の勝利で石川さんの無罪をかちとること、三里塚・沖縄と連帯して憲法改悪に突き進む自民党・安倍政権と対決すること、各地・支部大衆の生活を守るためにさらに団結すること、こうした課題を二日間の熱心な討論で互いに確認し、深めてほしい」と訴えた。
全文を読む

辻岡豊先生を偲ぶ 部落解放同盟全国連合会中央本部 2014年3月

(2014年05月26日)

広島差別事件・真相報告集会(大阪)で発言する辻岡豊先生 辻岡豊先生。あなたが亡くなられてから、はや2年が過ぎました。私たちの力不足もあって、追悼の言葉も今日の日になってしまいました。天国の先生にも、全国各地の生前の友人、知人の方々にも申し訳なく思っております。
    辻岡豊先生。あなたは、私たちが知る限り、教師としてこの世に二人と居ないであろう存在でした。「こんな教師がいるのか」!先生に接した誰もが、そのような第一印象をもったことと思います。私たちの知る先生は、教師というよりは、闘士であり、すばらしいアジテイターでした。
    そのお姿は、生涯変わることはありませんでした。最後の最後まで、一本筋の通った人。荒本、全国連との出会い、そのなかで育まれた絆を、何があろうと決して裏切らず、生涯の魂として貫かれた人。私たちにとって辻岡先生とは、そういう存在であり、真に尊敬に値する先輩であり、無二の戦友でした。
全文を読む

奈良・芦原のきょうだいを守ろう!

(2014年05月26日)

「住宅明け渡し攻撃とたたかうための闘争カンパ」にとりくむ決議を採択!
(要項)

名 称:「住宅明け渡し攻撃とたたかうための闘争カンパ」
送金先:ゆうちょ銀行
(口座番号)記号14190 番号45773491
(口座名)瀧岡廣治(タキオカコウジ)
目 的:奈良の住宅追い出し裁判闘争の支援費用
        西宮の強制執行に備えた、生活困窮者への引越し支援費用
        差し押さえの一時的なつなぎ資金
目標額:500万円
呼びかけ:同和住宅家賃値上げ反対全国連絡協議会
          部落解放同盟全国連合会   
    改良住宅・同和住宅からの追い出しに反対し、「住宅明け渡し攻撃とたたかうための闘争カンパ」を訴えます。
    改良住宅・同和住宅は自分たちの土地と家の上に建設された、私たちのふるさとそのものです。
    国は、1996年の公営住宅法の大改悪をもって応能応益家賃制度を導入し、大幅な家賃値上げと入居要件に所得制限を設け、地域の中堅層や若者が住めない住宅にかえてきました。それは解放運動の基盤となってきた住民の団結を破壊する狙いをこめた解放運動解体の攻撃でもありました。
    全国の改良住宅・同和住宅住民は「応能応益家賃反対」「家賃値上げ反対」を掲げ、家賃供託と裁判闘争をたたかい続けてきました。
    いまその闘いを中心的にたたかい抜いてきた、奈良と西宮の住民に対して、凶暴な牙を剥き出しにしています。
    奈良市では市営住宅の3分の1にあたる400戸の住民に、さまざまな難癖をつけて住宅からの追いだしを策しています。すでに100世帯の人々が充分に裁判で争うこともできず追い出されています。しかし西之阪住民はこの市当局の提訴の脅しに屈することなく受けて立ち、いま争っているところです。
    西宮市では18世帯への住宅追い出しの強制執行を行おうとしています。この18世帯の中には、寝たきりで自分では食事をとれない人、夫婦ともに障害を持つ家庭、細々と暮らす独居の高齢者もいます。
    しかしこうした攻撃は住宅をめぐる、より深く広い住民決起をめざす、あらたなたたかいを呼び起こさずにはいきません。
    この攻撃は自分達に向けられた攻撃であり、根元的な人間の生きる権利に向けられた攻撃です。
    ともにたたかい、支えあう全国のひとびとに、心よりこの闘争カンパへのご協力を訴えます。

5・23全国統一行動から6月要請行動へ! 東京高裁に事実調べを迫る要請ハガキ運動に取り組もう

(2014年05月26日)

    51年前の5月23日、部落青年・石川一雄(当時24歳)さんは、埼玉県警によって不当にも別件逮捕され、以来石川さんは女子高生殺害という殺人犯の汚名を着せられたままになっている。
    狭山事件は、数々の証拠のねつ造がうた 4.25婦人部の高裁要請行動(詳報次号) がわれ、誰が見ても明らかな筆跡の違いがあり、「自白」によって発見された「証拠」からは石川さんの指紋が一切なく、重要な証拠物はいつの間にかなくなり、証拠改ざんさえ行われている。
    こうした事実から、一刻も早く事実調べ・再審が開始されなくてはならない。にもかかわらず、検察は証拠開示を渋り、裁判所は事実調べさえ行おうとはしていない。警察、検察、裁判所が一体となってでっち上げた差別裁判であり、権力犯罪であるからだ。
    部落に生まれたが故に、不当な扱いを受け、犯人にまで仕立て上げられる、こんな理不尽な部落差別がまかり通って良いはずがない。
    「石川さんは無実だ、再審を行え!」という声は全国の部落、こころある労働者・市民の力ある叫びとならなくてはならない。
    いま第3次再審闘争がたたかわれ、徐々に証拠開示が勝ちとられつつある中で、2審寺尾確定判決はその根拠が崩壊し、石川さんの無実は新証拠とともに明らかとなりつつある。
    第3次再審闘争は検察に対する全面証拠開示を迫るたたかいとともに、東京高裁・河合裁判長への事実調べ・再審開始を迫るたたかいが焦点化してきた。
    この5月狭山全国統一行動から6月要請行動と続くたたかいを裁判所や検察への要請ハガキ運動と組み合わせ、全国各地で狭山闘争を一から掘り起こし、創意工夫のある闘争の日常化を勝ちとろう。
    石川さんの5月アピールでの思いを共有し、何としてもこの第3次再審で無罪勝利をかちとろう。

怒りのシュプレヒコール、弾劾の矢となれ! 青年部狭山要請行動の報告 全国連青年部 小林拓也

(2014年05月26日)

    3月24日(月)正午前。横断幕をひろげ、掛け声とともに拳を空へ突き出した。全国連シュプレヒコール。検察庁正面玄関前である。両手を後ろに組むガードマンとマスクで顔を隠した複数の公安警察に対するは、全国から集まった青年部要請団だ。「狭山差別裁判糾弾!石川さんは、無実だ!」糾弾の怒号が霞が関に響きわたる。パフォーマンスではないのだ。私 東京高検へ要請行動(2014年3月24日) たちの心が声となり、弾劾の矢となって検察庁へ飛んでいく。痛快な気持ちの一方で、「なぜ、当たり前のことを叫ばなければならないのか」と思った。答えは、簡単だった。当たり前のことをしない人間がいるからだ。平然と差別をする人間が世の中に、いや目の前にいるから、いま私たちはシュプレヒコールをしているのだった。
証拠開示の義務がある!改ざんの釈明をしろ!-東京高検-
    ゼッケンを後ろポケットに無造作に入れ、いつもの部屋に入った。待つことなく、目の前に現れた三人の男。怯えと苛立ちを抑え、気取っている真ん中の奴が狭山担当検事の白木だった。はじめてみる顔。両脇の男たちは、以前に見たことがあった。その経緯があってか、担当検事が誰であるのか、即座に認識できた。
全文を読む

5・23不当逮捕51カ年糾弾! 2014/5/23石川一雄さんのアピール

(2014年05月26日)

    冤罪が晴れないまま51年を迎えてしまい、然も昨年中には必ず再審が開始される筈と確信的な思いをメッセージに込めたのに、勝利処か再審開始の目処も立てられず、支援者各位を裏切ってしまったように思われ、大変申し訳ない気持ちで一杯です。
全文を読む

辺野古に基地はつくらせない 山城博治さんの講演

(2014年05月26日)

沖縄戦の歴史をくり返させない!
    今日は、皆さんと連帯して戦争と差別、搾取と収奪のない世の中を願いながら、沖縄の現状を報告してまいります。
    辺野古に象徴されるように沖縄は今、安倍内閣が進める戦争政策の最前線に立たされている。前の野田内閣によって尖閣諸島が国有化されたことによって、日中関係は1972年の国交回復以前の状態に戻ってしまった。尖閣の近海は、まさに一触即発の状態におちいろう 全国連第23回全国大会で講演する山城博治・沖縄平和運動センター議長 としている。政府はそれを良しとして南西諸島全域に基地をはりめぐらせる島しょ防衛を進めようとしている。とりわけ台湾に近い先島諸島に自衛隊基地が作られようとし、日中戦争の最前線にされようとしている。同時に、戦後69年におよぶ米軍基地がさらに強化されようとしている。その象徴が辺野古です。 1945年4月にはじまった沖縄戦で、沖縄の住民が一人残らず地獄の戦場に投げ出されたのは日本政府の命令によるものです。その戦争が再びやってくるという恐怖が、私たちにはあります。安倍内閣はもう一度沖縄を盾に戦争をやりかねない。もう一度沖縄戦を強制されかねない。権力者の意のままにさせないためには、今、声をあげなければならない。それが沖縄のおかれている現実です。腹をくくって闘わなければなりません。
全文を読む

第23回全国大会 解放運動の再生かけた新たな挑戦の実践へ!

(2014年05月25日)

万年筆のインクの科学鑑定を! 要請ハガキ運動をとりくもう
狭山再審勝利へのアピール

▼小森勝重・狭山闘争本部事務局長
    3月27日、袴田事件の再審開始が決定され、 小森勝重・狭山闘争本部事務局長 袴田さんが釈放されました。狭山事件と似ている事件です。袴田さんは一家4人の殺害事件の犯人とされて逮捕されました。証拠とされた「犯人の衣類」が捜査当局のねつ造であったことが明らかになりました。しかも、その証拠のDNA鑑定で、袴田さんとは違っていました。
    布川事件、足利事件でも再審、無罪がつづいています。厚生労働省の村木事件でも証拠の改ざんが明らかとなり無罪となりました。
    カギを握るのは証拠の開示です。狭山事件でも、万年筆のインクの鑑定が重要です。石川さん宅にしかけられた万年筆のインク、手紙のインク、郵便局のインク、これらの鑑定をすれば無実ははっきりとします。今年も、波状的なたたかいをお願いします。検察・高裁へのはがき運動を再び広げていきましょう。
全文を読む
▲このページのトップにもどる