2013年10月の記事

狭山中央集会のお知らせ

(2013年10月08日)

寺尾判決39カ年糾弾! 再審実現!
10・27狭山中央集会
銀座キレイが丘中央区銀座6-16-12丸高ビル
と き:10月27日(日)
開場:ごご0じ半
開会:ごご1じ
ところ:東京・銀座キレイが丘
(中央区銀座6-16-12)
(最寄り地下鉄丸ノ内線「銀座」駅)

*集会後、デモ行進あります。
主催:部落解放同盟全国連合会

10・28狭山要請行動
 午前10じ 弁護士会館(予定)集合
  午前11じ 検察要請行動
  午後1じ15分 東京高裁要請行動

10・20 三里塚現地集会
   正午 三里塚現地

11・10 婦人部・青年部幹事会
   午後1じ 荒本会館

11・17 芦原支部大会
   午後3じ 芦原地区内

10・27狭山中央闘争に全力結集を

(2013年10月08日)

寺尾判決39カ年糾弾! 今こそ再審実現を! 安倍政権の生活破壊に全国住民の総反撃を!
拡大中央委員会(9月14日~15日)で秋の方針を確認
    9月14日~15日、部落解放同盟全国連合会は、大阪で第22期第1回拡大中央委員会をひらきました。会議では、まず4月の第22回大会から半年間の実践を総括のうえに、後半のたたかいが中央本部より報告されました。
「新たな挑戦」はじまる
    前半戦の総括では、大会でうちだされた「新たな挑戦」、「もう一度、ゼロから全国連の手で団結をとりもどす」という実践が、狭山の波状的要請行動のとりくみ 10・27総決起を誓い合う(拡大中央委員会9月15日) のなかで、また奈良、西宮での住宅明け渡し攻撃との苦闘のなかで、8・6ヒロシマ集会、北摂支部の結成のなかで、試行錯誤をともないつつも始まっていることがあきらかにされました。とりわけ、奈良での攻防では、この20年間の住宅家賃闘争では出会うことのなかった層との新たな出会いがかちとられていることが報告されました。
狭山中央闘争へ
    後半戦の最大の課題は、10・27狭山中央闘争の大成功をかちとることです。10月27日、全国連は全国結集で、東京・銀座(銀座キレイが丘)での総決起集会と高裁・検察にむけたデモ行進をたたかいぬきます。翌日の28日には、東京高裁、検察にたいする要請行動をおこないます。

全文を読む

10・27狭山中央闘争、 28要請行動にたちあがろう!

(2013年10月08日)

    狭山第三次再審闘争の山場を迎え、全国連は波状的要請行動の方針もと、2月婦人部、3月青年部、5月奈良、6月大阪と連続的、波状的要請行動を取り組んできました。
    9月の拡大中央委員会では、この間行われた要請行動の総括報告が行われ、今後の要請行動と10・27 狭山中央闘争に向けたたたかいの教訓となる提起が行われました。
    第3次再審闘争の連続した山場を、さらなる波状的要請行動と全国各地のたたかいで東京高裁、高検を追いつめていきましょう。 どの要請行動も全国連を代表して自ら準備し、自分たちが主人公となって高裁や高検を相手に糾弾するという、初めての経験でした。
【婦人部】全国婦人部の要請行動では、婦人部幹事会での討論を通して日程調整と費用の問題を決めて、「婦人の言葉で要請文をつくろう、一言メッセージを集めたり、部落の婦人の声を裁判所や検察にとどろかせよう」と各地の婦人部によってそれぞれの地域で準備が始められました。
    婦人による高裁・高検への単独の要請行動は、各地の婦人に緊張とともに、自らが石川さんと一緒になって無実を訴え再審を開かせる主人公という意識を強めていきました。
    要請行動の緊張から体調を悪くする婦人もいる中、高裁、高検では、ひとりひとりが要請文を読み上げ 今にも机を乗り越えて行かんばかりの迫力ある要請行動となりました。みんなが主人公となった要請行動でした。ある婦人からは「独自でやれるとは思わなかった、しかしやり通すことができた、有言実行の婦人部だ」という感想が寄せられました。
    全国婦人部の新たな1ページを開いた取り組みに、また婦人単独の要請行動と現地調査をやろうという意見も出てきています。
全文を読む

10・27狭山中央闘争の成功のためにー住宅追い出し攻撃とたたかう奈良、西宮のきょうだいを守ろう!

(2013年10月08日)

裁判官は証拠開示命令を出せ!
三者協議の争点と再審実現の課題 狭山闘争本部事務局長 小森勝重
    7月26日の第14回三者協議の内容を、かいつまんで、重要な点 拡大中央委員会で報告する小森狭山闘争本部事務局長 をとりあげることを中心にします。
    御存知のように、三者協議は2009年の9月から開始されました。三者協議は、裁判所に大きな幻想を生み出すものです。弁護団、検察官がいて、まんなかで裁判官が見ている。両者のやりとりがあって、裁判官が判断する。裁判官の心証を良くするためにと、暴言を吐かない、お願い運動になっていく。三者協議の毒は、こうした裁判所への幻想を生み出す点にあります。
    全国連は、このまやかしを徹底糾弾しつつ、三者協議を武器としながらも、再審をたたかいとっていかねばなりません。三者協議に少しでも幻想を持つ人がいるとすれば、今まで石川さんを犯人にしてきたのは、警察、検察もそうだが、裁判所でもある。そこを糾弾して、差別裁判糾弾闘争でたたかってきました。三者協議も含めて、差別裁判糾弾でたたかう、とりわけ、裁判官は証拠開示の勧告を出せ、命令を出せ、それをやらないことが差別裁判だと強く迫っていかねばなりません。
3つの争点
    14回にわたる三者協議の間に、開示された証拠は計130点を越えています。そのなかで、3つの争点がでてきました。 ①  ひとつは、証拠物の番号が抜けているものがある。そこには何があるのか? 明らかにせよ。そのために、全部の証拠リストを出せ、という点です。しかし、検察は「できない」と言いはっています。
    ② ふたつめは、中田善枝の両手を後ろに縛っていた手ぬぐいについてです。これは、市内の米屋が1963年(事件の年)の正月に得意先に配った165本のうちの1本でした。石川さんの家からも1本提出されています。それでも警察は、石川さんはほかにも入手できたというストーリーをでっち上げ、有罪証拠としました。 弁護団は、手ぬぐいの捜査にかかわる証拠開示を求め、初期の捜査書類などは、若 検察を糾弾する狭山要請団(7月23日) 干開示されました。しかし、かんじんの証拠については、「見当たらない」と応じません。
    ③ みっつめに「秘密の暴露」(これは犯人にしかわからない。だからそれを知っている石川さんは犯人)とされている問題です。
    警察が石川さんに強いた「自白」によると―事件当夜、中田家に脅迫状を届けに行った。そのさい、隣の家に小型貨物のトラックが止まっているのを見た。それは、夜7時半から20~30分の間とされていた。しかし、実はそれは4時半から20~30分の間ということがわかってきた。そこが証明されれば、石川さんはウソの自白を強制されたことが明らかになり、警察のストーリーは大きく崩れます。しかし、検察はその点の証拠すべてを「見当たらない」と応じようとしません。
全文を読む

9・24茨城県連が要請行動をたたかう

(2013年10月08日)

寺尾差別判決39ヵ年糾弾!
再審開始せよ! 10・27狭山中央闘争に総結集しよう!

    9月24日、全国連は茨城県連を中心に、共闘の「障がい者」の仲間など16名で狭山要請行動にとりくみました。
    正午に東京高裁前に集まると、石川一雄さんがマイクを持ち「何としても事実調べをしてほしい。事実調べをすれば私の無実はかならず明らかになります」と、高裁に向かって訴えを行っていました。
    早智子さんは道行く人ひとりひとりに声をかけて、署名を集めています。
    私たちは、石川さんに「これから要請行動をやります。がんばりましょう」とみんなで激励しました。
    9.24茨城の要請団(東京高検) 最初は東京高検への要請です。狭山担当の白木検事が対応しました。まず片岡本部副委員長が要請団を代表して、「検察官は証拠を隠すのでなく開示すべきだ」とあいさつ。
    各支部から要請文と狭山への思い、検察への怒りが次々と出されました。「検察は部落差別しておいて何だ」「俺たちの税金を使って集めた証拠を何で出さないんだ」「この前の三者協議で、見あたらない、開示しないと連発したらしいが、自分の保身や出世が大事なのか」「子どもに恥ずかしくないか」等々、白木検事につきつけました。
   
全文を読む

狭山の再審を勝ち取ろう! 布施(ふせ)駅頭の宣伝と野外狭山映画会(荒本支部)

(2013年10月08日)

【荒本支部】全国連荒本支部は、狭山の事実調べ、再審を求める行動を取り組んでいます。9月11日は、荒本住宅14棟前での野外の狭山上映会。29日には、近鉄布施駅前での狭山街宣をおこないました。
    狭山の村内行動として、8月に計画されていた野外上映会の 布施駅前での街宣 取り組みでしたが、台風などの関係でのびのびになっていた上映会です。宣伝活動も、十分におこなえず始まるまで心配でした。風呂帰りの人、音を聞きつけてのぞきに来てくれる人などもありました。次につながる上映会となりました。
    29日の近鉄布施駅前の狭山街宣は、5月の若江岩田駅につづく取り組みです。石川さんの無実を訴え、再審を実現するための署名行動もおこないました。「えっ、まだ狭山は続いているんですか」と40代の男性。署名の呼びかけに、「50年間も無実を訴えている。だから」と応じてくれる 60代のハイキング帰りの人たちと反応はさまざまです。
    狭山の街宣を取り組んで、やはり『継続』することの大切さを強く感じました。
    荒本支部は、10月27日の寺尾差別判決カ年糾弾!  狭山中央闘争の成功に向かって全力で取り組みます。

オリンピックを利用した放射能汚染隠しを許すな!

(2013年10月08日)

7年後の2020年オリンピックの開催地が東京に決定しました。マスコミはお祝いムードで大騒ぎしています。 私たちは、安倍政権がオリンピックを利用して福島原発事故の現実を覆い隠し、ゼネコンの巨大な利権を優先させようとすることには、絶対に反対です。
安倍首相がIOC総会で大ウソ
    安倍首相はIOC総会に自ら乗り込み、福島原発事故と放射能汚染について次のように言い切りました。「まったく問題ありません。状況はコントロールされております」「汚染水の影響は、港湾内の0・3平方キロの範囲内に完全にブロックされています」「健康問題については、今までも、現在も、そして将来もまったく問題ないことを約束します」
全文を読む

第22回婦人部大会報告 9・7~8 広島

(2013年10月08日)

たたかいの方向示す運動方針と4つの特別企画
   
部落解放同盟全国連合会婦人部第22回大会が、9月7日~8日、広島市福島町の「いきいき文化センター(旧・西隣保館)で行われました。大会には、全国各地から90人の婦人が集まりました。また福島町をはじめ近隣の県から部落の婦人が初参 10・27狭山中央闘争へ総決起しよう! 全国の部落に婦人部を! 加してきました。
    北浦寿恵子婦人部長は主催者あいさつで、安倍政権による憲法改悪を阻止すること、福島原発事故への弾劾と現地の人々の支援を訴えるとともに、「無実お石川一雄さんが不当逮捕されてから50年。あらためて国家権力にはげしい怒りを燃やさなければなりません」と狭山再審闘争への婦人の総決起の檄を発しました。
    婦人部の新たな1年間の運動方針を岩崎嘉子・婦人部事務局長が提案。岩崎さんは、① 10・27狭山中央闘争に婦人部をあげてとりくむ、② 安倍政権の戦争のできる国づくりを許 「私の生き方」を語る金平玲さん さず、生活要求闘争にとりくむ、③ 婦人部の組織建設、の3つの柱で提案しました。とくに要求闘争では、社会保障の切り捨てで村の生活がいっそう破壊されるとして、これとのたたかいを強く訴えました。
    大会では議案を具体的におぎなう4本の特別企画がありました。
    山口・陶支部は、10・27狭山中央闘争にむけて、石川一雄さんが「自白」を強要され、「犯人」に仕立て上げらえていく場面を劇で再現しました。支部の総出でとりくまれた迫真の演技で、石川さんの悔しさ、警察権力の差別犯罪の卑劣さがあきらかにされました。
    広島支部は、朗 迫真の演技で「自白の強要」を再現する 読劇で「福島町のあゆみ」。福島町の町名の由来から、太田川の改修工事による立ち退きとのたたかい、原爆と差別のなかで必死に生きてきた住民の姿、そして住宅家賃値上げ反対闘争と、たたかいの歴史が語られました。
    広島支部の金平玲さんが「私の生き方」と題して、発表をしました。革共同による広島差別事件にあい、それに対する糾弾闘争に立ちあがっていくなかで、自分の生き方を問い直し、部落解放運動の先頭でたたかっていくことを決意したことをあきらかにしました。
    特別企画の4本目は、住宅の行政による取り上げとたたかう「西之阪のたたかい」です。奈良市行政の西之阪の住宅2軒にたいする明け渡しの強制執行にたいして地域住民が反撃に立ちあがった姿が、大橋利香さんの報告と同時に大型スクリーンに映し出されました。
    運動方針と、この4本の特別企画をうけて2日目には分散会で討論がおこなわれました。そして、運動方針が提案通り採択され、また北浦婦人部長(再任)を先頭とする役員を選任しました。
全文を読む
▲このページのトップにもどる