10・27狭山中央闘争に全力結集を

(2013年10月08日)

  寺尾判決39カ年糾弾! 今こそ再審実現を! 安倍政権の生活破壊に全国住民の総反撃を!
拡大中央委員会(9月14日~15日)で秋の方針を確認
    9月14日~15日、部落解放同盟全国連合会は、大阪で第22期第1回拡大中央委員会をひらきました。会議では、まず4月の第22回大会から半年間の実践を総括のうえに、後半のたたかいが中央本部より報告されました。
「新たな挑戦」はじまる
    前半戦の総括では、大会でうちだされた「新たな挑戦」、「もう一度、ゼロから全国連の手で団結をとりもどす」という実践が、狭山の波状的要請行動のとりくみ 10・27総決起を誓い合う(拡大中央委員会9月15日) のなかで、また奈良、西宮での住宅明け渡し攻撃との苦闘のなかで、8・6ヒロシマ集会、北摂支部の結成のなかで、試行錯誤をともないつつも始まっていることがあきらかにされました。とりわけ、奈良での攻防では、この20年間の住宅家賃闘争では出会うことのなかった層との新たな出会いがかちとられていることが報告されました。
狭山中央闘争へ
    後半戦の最大の課題は、10・27狭山中央闘争の大成功をかちとることです。10月27日、全国連は全国結集で、東京・銀座(銀座キレイが丘)での総決起集会と高裁・検察にむけたデモ行進をたたかいぬきます。翌日の28日には、東京高裁、検察にたいする要請行動をおこないます。

    全国連は、10・27中央集会を、第3次再審闘争の最大の決戦期における総決起のたたかいとすると同時に、住宅追い出し攻撃とたたかう奈良・西宮のきょうだいを守る生活防衛ー安倍政権への全国住民の糾弾集会とします。さらに安倍のオリンピックを利用した原発汚染かくしへの弾劾集会としてもたたかいとります。
    この本部提案をさらに具体化して、小森狭山闘争本部事務局長が「三者協議の争点と再審実現への課題」を提案しました。
住宅追い出し阻止!
    住宅追い出し阻止のたたかいについて、奈良・西之阪支部、兵庫・芦原支部から報告がありました。奈良市における市内の400戸にもおよぶ住宅への明け渡し、西宮市の住宅家賃裁判をたたかってきた20世帯50人にたいする明け渡しというすさまじい規模の攻撃です。全国連は総力で反撃していくことを決定しました。
原発再稼働阻止!
    安倍政権の原発推進・放射能汚染拡大を弾劾する報告を井橋中執がおこないました。井橋中執は、安倍首相のオリンピック誘致の場でおこなった「汚染水は完全にブロックされている」「これまでも、今も、これからも(放射能の)影響はない」などの大ウソを徹底弾劾し、原発再稼働阻止へたたかっていくことを訴えました。
    2日目の討論のもと、これらの方針を全会一致で採択しました。全国連は10・27狭山中央闘争の大成功から、10・28要請行動、そして再審実現へ全力疾走しています。すべての部落のきょうだい、労働者に10・27狭山中央闘争にともに参加されんことを呼びかけます。 
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