<ご案内>


鑑定人尋問を行え!再審開け!
狭山要請行動・高裁前行動

日時:2024年3月15日(金)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前訴え行動     
    14時15分  東京高裁要請行動
  

第8回 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどい
日時:2024 年2月23日(金・休)
    13時より 
会場:西成区民センターホール
石川一雄・早智子(ビデオメッセージ)
記念講演「石川一雄さんの歩みと私たちの課題」
      黒川みどり(静岡大学教授/近現代史)
模擬裁判伊藤睦(京都女子大教授)
 IPJイノセンス・ジャパン学生ボランティア
冤罪アピール:袴田ひで子・青木恵子・西山美香ほか
終了後新今宮駅までパレード

主催:狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西実行委員会

 


部落解放同盟全国連合会第33回全国大会
日時:2024年6月16日(日)
会場:大東市民会館(大阪)


 
旗びらきのご案内
荒本支部 
 
2024年1月 7日(日)正午 荒本支部事務所
野崎支部 

 2024年1月14日(日)午前11時30分 深野園集会所

長野県連 

 2024年1月28日(日)午前11時 長野市豊野隣保館

 
第2回中央執行委員会

日時:2023年12月17日(日)
    13時 大阪・荒本にて


 
狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年11月24日(金)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前訴え行動     
    14時15分  東京高裁要請行動


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年10月31日(火)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前訴え行動     
*東京高裁要請行動はありません。


部落解放同盟全国連合第32回婦人部大会
日時:2022年10月7日(土)13時30分~
         8日(日)
会場:茨城「いこいの郷 常総」


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年9月19日(火)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前訴え行動
    14時    東京高裁要請行動

  
被爆78年 8・6ヒロシマ 福島地区のつどい
日時:2023年8月6日(日)
    12時30分開場
    13時   開始
会場:広島市西地域交流センター1階
   (いきいきプラザ・旧西りんぽ館)
主催:8・6ヒロシマのつどい実行委員会

    
狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年7月25日(火)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前訴え行動
    14時    東京高裁要請行動


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年6月23日(金)
    11時    東京高検要請行動
    12時    高裁前座り込み
    14時30分  東京高裁要請行動
   


部落解放同盟全国連合会第32回全国大会

日時:2023年6月11日(日)
     正午  開場
    13時 開会
会場:大東市民会館(大阪)


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年5月22日(月)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
 *高裁要請行動はありません。

 
狭山現地調査と集会
日時:2023 年5月21日(日)
    12時30分 
    西武新宿線「狭山市駅」西口集合

 

狭山要請行動・高裁前行動

日時:2023年4月25日(火)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    14時45分  東京高裁要請行動


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年3月23日(木)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    14時      東京高裁要請行動


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年2月21日(火)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    14時      東京高裁要請行動
 

狭山要請行動・高裁前行動
日時:2023年1月30日(月)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    13時45分  東京高裁要請行動


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2022 年12月2日(金)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    13時45分  東京高裁要請行動

 
狭山要請行動・高裁前行動
日時:2022年11月25日(金)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    14時30分  東京高裁要請行動


狭山現地調査と集会
日時:2022 年10月30日(日)
 主  催:狭山再審を実現する大運動
 集合場所:西武新宿線・狭山駅東口 午前11時集合


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2022年10月31日(月)
    11時    東京高検要請行動
    12時~13時 東京高裁前行動
    14時15分  東京高裁要請行動


部落解放同盟全国連合第32回婦人部大会
日時:2022年10月7日(土)13時30分~
         8日(日)
会場:茨城「いこいの郷 常総」
   

狭山要請行動・高裁前行動
日時:2022 年9月28日(水)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    13時45分  東京高裁要請行動


全国青年交流集会
日時:2022年8月27日(土)14時~
        28日(日)
会場:奈良市内


狭山要請行動・高裁前行動
日時:2022 年8月24日(水)
    11時    東京高検要請行動
    12時    東京高裁前行動
    13時45分  東京高裁要請行動


被爆77年 8・6ヒロシマ 福島地区のつどい
日時:2022年8月6日(土)
    12時30分開場
    13時   開始
会場:広島市西地域交流センター1階
   (いきいきプラザ・旧西りんぽ館)
参加費:一般500円 学生以下無料
主催:8・6ヒロシマのつどい実行委員会


 
部落解放同盟全国連合会第31回全国大会
日時:2022年7月17日(日)
    12時30分開場
    13時   開会
会場:大東市民会館4階 大会議室




27回大会議案書起草委員会の提案・要旨

(2018年03月17日)

 

1、今年はどんな大会にするのか

・組織の高齢化問題、青年部建設の困難を原因に組織の停滞が言われてきました。それは確かにそうだが、何回それを確認しても、何の展望も開けない。運動の問題、その魅力の問題として考え直し、高齢であろうと何であろうと、元気のでる部落解放運動をやろうではないか、その発想から昨年の方針をだしました。

・全国連は世間からどう見られているのか。そこに視点を置いて考えてみるということでもあります。これは、もう理屈ではない。立ち位置、姿、現象そのものの認識なのです。はっきり言って、これまでの枠、「色」を大胆に変えないと、それを1つからでも目に見える現象として示さないといけない。

・青年の困難も、根っこはそういう問題ではないでしょうか。

・まだ少しだが、運動の現象として、必死でもがいて、ようやく脱皮を開始しました。それは、狭山意見広告運動のスタートをきったこと、九州北部豪雨災害への地元と支援のとりくみ、茨城のネット差別事件での勝利において、変革の芽生えが顔を出した。

 逆も言える。狭山意見広告運動で、全国連の10年の踏ん張り、存在に期待をあらわしてくれた。狭山闘争―下山鑑定の登場もあいまって、ギリギリで全国連はその期待、実は全国連の存在してきた価値でもあるが、それを形にした。

・脱皮、変革は始まったばかりにすぎない。5月にも、山、試練がある。何が何でもそれは成功させなければ、全国連は見捨てられる。しかし、その成功の暁には、夢が開ける。


2、2018年、全国連は何をするのか

それはもう決まっています。昨年、決めたことです。

  1. 朝鮮侵略戦争・核戦争、憲法改悪に反対する「国民運動」の一翼を担う。全国

統一署名にとりくむ。各地のアクションに参加し、可能なら狭山意見広告運動のチラシをまく。狭山意見広告運動の旗が「国民運動」の一翼にもなる。

  1. 狭山意見広告運動を成功させ、事実調べ・再審勝利を5年のうちに実現する。

それが、糾弾闘争復権の土台だ。逆に狭山と結びつくことなしに、個別糾弾も進まない。まず狭山意見広告運動に総力をあげ、そのうえで絶対に示現舎糾弾会をやる。

  1. 家賃値上げ反対運動をこえる、要求闘争をつくりだしましょう。○○反対運動

はやってきたし、一定の経験、ノウハウはある。しかし、あえていえば、そうではなく、部落の生活実態を基礎に、そこからの「叫び」を聞き、それを一緒に何とかしようともがきながら、助け合い、団結して生活と命を守る。特別法もその制度もない、他方、地域経済の支柱となる若者・労働者層はムラを追われ、一般より何倍も深刻な地域的ハンディを課せられている。そのなかで団結して生きていくしかない。そのために必要なことをこそ、要求として組織していきましょう。自然災害はもはや想定外ではない。要求闘争の課題に。

この3つです。イメージしてみましょう。この3つの1つ1つを実現したときに、どんな全国連に変貌しているだろうか。脱皮し、輝く全国連の姿にしていこう。そうなってこそ、青年も集まってくる。これが今年の課題であり、大会のテーマです。

 

   

部落解放同盟全国連合会第27回大会に御参集ください

(2018年03月15日)

 

414日、15日 (東大阪市荒本人権文化センター)

部落解放同盟全国連合会第27回大会に御参集ください

        20183月  部落解放同盟全国連合会 委員長瀬川博


部落解放同盟全国連合会は、4月14日、15日に、第27回全国大会を開催します。同盟員、共闘の仲間の皆さんのご参集をお願い致します。

今年の大会では、次の三本柱を一層推進します。

1つは、日米による朝鮮侵略戦争・核戦争を許さず、安倍政権の憲法改悪の阻止に全力をあげます。沖縄、反原発、三里塚、労働者のたたかう人々とともに、安倍打倒に総決起します。

アメリカ・トランプ大統領は「アメリカファースト」をむき出しにしてきました。EU各国の重要選挙で極右勢力が台頭しています。世界のあちこちで、戦争の火を掻き立て、排外主義、差別主義のなかで「まさか」と思う変化が実際に進んでいます。

日本の安倍政権は、どこよりもまっさきにトランプとタッグを組み、戦争をする国づくりに躍起になっています。憲法改悪の発議・国民投票、天皇代替わり、オリンピック、辺野古新基地建設と大攻撃をしかけています。

冗談ではありません。ともに民衆行動、国民運動をおこしましょう。

2つには、狭山第3次再審に必ず勝利する、「5年間決戦」をさらに突き進みます。裁判長もかわり、いよいよ新証拠の事実調べが焦点化します。

狭山意見広告運動が、5月新聞掲載にむけ、力強く進んでいます。その実現を切り口に、万年筆・インキをめぐる新証拠の事実調べを、何が何でも実現しなければなりません。そのためなら、何だってやります。弁護団まかせや裁判長への依存主義ではなく、差別裁判糾弾で国民的な大人民運動をつくりだして実現します。

3つめには、20年間たたかいぬいた住宅家賃闘争をひきつぎ、さらに超えていく生活要求闘争をまきおこします。住宅建て替えに伴うムラの共同性の奪還、医療・介護・福祉での切り捨てを許さず高齢者を守る、子供の教育権を守る、若者の労働権を合同労組と連携して要求します。


第27回全国大会開催要項

4月14日 午前10時半開場・昼0時半開始  

    2018年度方針の提案ほか

4月15日 午前9時開始

 分散会ほか

会場 東大阪市・荒本人権文化センター

   

狭山意見広告運動を全力でたたかおう

(2018年01月22日)

 

12月14日、狭山の再審開始を訴える意見広告を新聞に掲載しようと、呼びかけ人が東京のむさん法律事務所に集まり、運動のスタートが切られました。

 全国連は、この呼びかけを全面的に支持し、総力を挙げて推進するものです。


1,多くの人士が呼びかけ人に

 これまで金聖雄監督、沖縄の安次富浩、反差別国際運動の武者小路公秀、関西生コン労組の武健一、布川事件の桜井昌司、評論家の菅孝行、弁護士の長谷川直彦、ノジマミカの各氏をはじめ、全国から37名の人士が呼びかけ人になっています。

 その呼びかけ文は次のように訴えています。「狭山事件は権力犯罪です。権力犯罪とたたかう大きな運動が必要です」「石川一雄さんは79歳。もうこれ以上は待てません。下山博士の万年筆・インキの科学的鑑定は、DNA鑑定にも匹敵します。下山鑑定ー万年筆問題での事実調べの実現、その一点で世論を喚起し、裁判を監視する国民運動が必要です。そのための一石を投じたい一念です」

 まさしくその通りです。下山鑑定は、捜査官による証拠のねつ造を証明する決定的な新証拠ですが、まだまだ多くの国民には知られていません。

 下山鑑定の事実調べを訴える意見広告運動は、東京高裁を包囲する一大国民運動です。再審実現の突破口として大々的に展開していきましょう。


2,切迫する狭山第3次再審闘争

 検察は、昨年7月に下山鑑定に対してケチつける意見書を提出しました。

 この検察意見書を徹底的に批判した下山博士の再反論書が1月にも出される予定です。

 年明け、万年筆の証拠ねつ造をめぐる弁護側と検察側の証拠が出そろうことになり、いよいよ東京高裁が事実調べを行うか否かの決定的段階を迎えます。

 昨年12月、東京高裁は新たに後藤眞理子裁判長の体制になりました。後藤裁判長が狭山の記録を読み込んだ5月、「東京高裁は下山鑑定の事実調べを行え、再審を開け!」という新聞広告を目の前につきつけてやりましょう。


3,朝鮮侵略戦争反対と一体で

 アメリカのトランプ政権は、北朝鮮に対する米韓合同軍事演習を史上最大規模に拡大し、軍事挑発を強めています。

 安倍政権はこれを全面支持し、自衛隊機を訓練に参加させました。まさに宣戦布告ともいえる軍事行動です。

 これに対して北朝鮮の金政権は、核開発やミサイル発射など武器開発に頼る政策を強め、いま朝鮮では戦争ー核戦争の危機が目の前に迫っています。朝鮮侵略戦争を絶対に許してはなりません。

 トランプの白人優先主義をはじめ、世界各国で移民への排斥など、差別排外主義が強まっています。

 安倍政権のもとで、今年は憲法改悪をめぐって国民的な大闘争がたたかわれます。自民党は、9条改悪、天皇元首化、基本的人権制限などを柱とする改憲案をすでに発表しています。

 狭山意見広告運動は、狭山事件の再審を目的としてたたかわれますが、今年の反戦・改憲阻止・反差別の大きな国民的うねりと合流していく展望を持った取り組みです。

 狭山差別裁判糾弾闘争の勝利をもぎりとることが、これらの差別主義者たちへの根底的な打撃になることは明らかです。

 今年を狭山勝利の年とるために、全国連の一人一人が責任をもって「1人1口1万円、5百万円」を集めきる、その決意でたたかいましょう。

   

大同団結して、狭山意見広告を成功させよう

          2018年新春   部落解放同盟全国連合会中央本部

(2018年01月22日)

 

明けましておめでとうございます


全国の兄弟姉妹の皆さん!共闘の皆さん!新年、明けましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。

異常ともいえる早い寒波の襲来でしたが、思いのほか、新春は好天続きです。中央役員を務めていた、3人の戦友が故人となりました。共闘においても、恩人が亡くなりました。北部九州の豪雨災害では、大勢の方が亡くなり、家や田畑を奪われました。新春にあたり、故人の叱咤激励を受け、身の引き締まる思いがします。

生き残った者には、何がしかの使命があると言われます。故人は何を望み、何を私たちに託したのか。私たちは、命ある限り、何をなすべきであり、何をしたいのか。

なんだか、坊主の説教みたいで、新春の号令としては、ふさわしくないかもしれません。でも、新春くらいは、決まり文句をくりかえすよりは、戦友の声、仲間の声、自分の声に耳をすまし、それらの声の手先となって、喧噪な世の中に立ち向かう決心をしてみるのも、許されるでしょう。


反戦争、反差別の旗印となって


今年の課題は、すでに昨年の状況のうちに、定められています。あと3年くらいは、始まった新たな状況のなかにあります。

アメリカ・トランプ政権の登場、日本の安倍政権の居座りは、朝鮮侵略戦争・核戦争の危機を瀬戸際においやり、南北朝鮮ばかりか、アジア・全世界をギロチンの下に置いています。

安倍政権は、この状況を口実に、平気でウソをつきまくり、日本を再び戦争のできる国に変えつつあります。北朝鮮、中国、ロシアに届く巡航ミサイルも「専守防衛」、最新鋭のイージズも「専守防衛」、空母を持っても「専守防衛」。これなら、憲法9条を変えても「専守防衛」!医療・介護、生活保護をバッサリ削っても、「未来につづく社会保障」!

大嘘をつきまくり国民総ダマシにして、実際に戦火を交わし、憲法を変えてしまう。この3年、改憲の発議、天皇代替わり、オリンピック・・・と、大イベントをしかけています。陶酔から目が覚めたとき、私たちを待っているものは何か。

55年前、埼玉県で狭山事件が発生した時代も、皇太子結婚・ミッチーブーム、安保改定、オリンピックと、似たような状況でした。酔いから覚め、権力犯罪の大差別事件と気づくまでに、数年かかりました。二の轍を絶対に踏んではなりません。

昨秋、37人の著名人によって、狭山意見広告運動が発足しました。「事実調べぬきの再審はありえない」「DNA鑑定に匹敵する下山鑑定の事実調べを」その一念で、

今年5月(狭山事件55年)に、新聞掲載を目標にされています。

 この運動は、石川一雄さんの再審無罪とともに、これからの3年、ウソ、ペテン、差別、弱者蹂躙、戦争に向かう状況にたいして、反差別・反戦争で大同団結し、手を組んで行進する旗印となるでしょう。

   

紹介   狭山意見広告運動・賛同の御願い

狭山事件・下山鑑定の事実調

(2018年01月22日)

 

 55年前、埼玉県狭山市で、女子高生誘拐殺人事件が発生しました。この狭山事件では、石川一雄さん家から見つかった万年筆が、被害者のものとされ、「石川=犯人の決め手の物証」とされてきました。


 DNA鑑定に匹敵する下山鑑定を事実調べさせよう

 ところが、近年の証拠開示であきらかになったインキを、「ゴッホの黒猫」でも有名な下山博士が鑑定し、インキの違いは明らか、万年筆は警察のねつ造であると結果がでました。実は、事件当時の科警研の鑑定でも、同じ結果だったことも判明。

血痕、指紋など一切ない狭山事件では、DNA鑑定にも匹敵する決定的な新証拠です。これが、ラストチャンス。東京高裁に、事実調べをさせましょう。


石川一雄さんは79歳。これ以上、待てません。

 しかし、下山鑑定はまだ全然、世に知られていません。このままでは、宝の持ち腐れ。どんなに有利な材料があっても、狭山事件では、何度も煮え湯をのんできました。石川さんは79歳。もうこれ以上待てません。裁判を監視する、大きな世論の力が必要です。新聞への意見広告は、その風を呼び起こします。


賛同金・一口1万円、計数百万円をあつめ新聞に広告を

 これを、皆さんの賛同金で全額まかないます。皆さんの御苦労を思うと、心苦しいかぎりです。しかし、日々の生活に追われるわれら民衆の叫びとして、生活費を削ってってでもお金を出し合い、石川さんの無実を晴らしたいのです。石川さんの無罪には、部落差別を無くす希望があります。それを、皆さん、一緒に実現しようではありませんか。賛同への御協力を、心からおねがいします。



             20171214

               狭山意見広告運動           

狭山意見広告運動のよびかけ

権力犯罪をうち破ろう

狭山事件は権力犯罪です。司法の舞台で、冤罪性をあばき、無実を証明することと、もう一つ、権力犯罪とたたかう大きな運動が必要です。

事件当初、身代金を取りに来た犯人を、警察官40人が張り込んでいながら、まんまと取り逃がしました。シェパード・警察犬一匹、連れていたら、済む話だったのに。

ほんの一月前、東京での吉展ちゃん事件に続く大失態でした。

 警察にたいする批難が沸騰し、警察庁長官が辞任しました。警察はおろか、政府まで吹っ飛びかねない政治問題に発展しました。

当時池田内閣の国家公安委員長が「死んだものに用はない」「生きた犯人をふんづかまえる」と号令。首相夫人の被害者宅への弔問。そこからすべてがはじまるのです。

狭山市内の被差別部落への集中した見込み捜査が行われ、マスコミをフル動員して「部落ならやりかねない」と露骨に部落差別を煽り、その国家ぐるみの謀略のなかで、犠牲にされたのが石川一雄さんです。

狭山事件は、権力犯罪であり、現代日本の差別の壁です。

部落差別解消推進法ができても、この差別の壁を無くさなくては、部落差別は無くなりません。示現舎をはじめ、各地で悪質な差別事件が増え、差別者の居直りは目に余るものがあります。やはり、狭山で勝たないと、差別し放題の状況は後を絶たないのです。権力犯罪、差別の壁を、大きな運動のうねりでうち破ろう。


「決めての物証」万年筆は警察のねつ造!下山鑑定の事実調べを

現在、狭山事件の3回目の再審が東京高裁にはかられています。

第3次再審になって、裁判官、検察、弁護士の三者による協議が始まり、そのなかで、新証拠として、「被害者のもの」とする万年筆のインキがだされました。下山博士が鑑定した結果、インキの違いは明白、万年筆は被害者のものではなく、警察のねつ造であるという結果がでました。

狭山事件では、血痕などはないとされるなかで、この万年筆・インキの科学的鑑定は、DNA鑑定にも匹敵します。

この事実調べの実現ぬきに、狭山事件の再審はありません。どんなに有利な材料があっても、裁判官に期待するのでは勝てるものも勝てない、狭山では何度も煮え湯を飲んできました。石川一雄さんは、79歳。もうこれ以上は待てません。

下山鑑定―万年筆問題での事実調べの実現、その一点で世論を喚起し、裁判を監視する国民運動が必要です。そのための一石を投じたい一念です。

よびかけ、賛同への御参加を、心よりお願いします。

2017年10月

 よびかけ人(参加順です)   

酔虎智伝(すいこ ちでん)・部落解放運動家

     森島吉美・広島修道大学名誉教授

     長谷川直彦・弁護士

     大口昭彦・弁護士

     新井滄吉・狭山事件と人権を考える茨城の会代表、利根町町会議員

     山本隆久・水戸・狭山事件と人権を考える会代表

     福岡「SAYAMA」上映実行委員会

     木幡(こわた)ますみ・福島県大熊町町会議員

     山中幸男・救援連絡センター事務局長

     ノジマミカ・フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」

     武者小路公秀・反差別国際運動(IMADR)共同代表理事

     桜井昌司・布川事件元被告・再審無罪

     知花昌一・元沖縄反戦地主・真宗大谷派僧侶

     菅 孝行・評論家

中村益行・熊本県山都町元町会議員、背梁の原生林を守る連絡協議会代表

松平要・東大阪市議会議員

     金聖雄・映画[SAYAMA見えない手錠をはずすまで]監督

趙博・歌手

青柳行信・原発止めよう!九電本店前ひろば村長

     安次富浩・

海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会共同代表

     伊藤健一・元自治労茨城県本部委員長

     杉森弘之・茨城県牛久市議会議員

     松田秀代・沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会共同代表

     玉浦勝康・沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会共同代表

     田村隆幸・沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会事務局長

     家正治・神戸市外国語大学、姫路獨協大学 名誉教授

     大橋浩治・自治労奈良市従業員労働組合委員長

     鵜飼哲・一橋大学教員

     仲里効・映画評論家

     三角忠・編集工房朔

     木村公一・牧師、大学教員

     仲村渠(なかんだかり)政彦・

高江ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会共同代表  

     金子和雄・つくば市議会議員(元議長)


     垣沼陽輔・全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部執行委員長

武建一・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部執行委員長

     広瀬英司・全日本建設運輸連帯労働組合近畿地区トラック支部執行委員長色見勝徳・全日本建設運輸連帯労働組合関西クラフト支部執行委員長


                     1221日現在 

                     

連絡先 

東日本 105-0003 東京都港区西新橋1-9-8 

南佐久間町ビル2階 むさん法律事務所内

             ℡ 070-3127-0011

              sayamajiken_higashi@yahoo.co.jp


西日本 577-0809 東大阪市永和2丁目14-11

松平要東大阪市会議員事務所内 

             ℡ 080-9752-2122

              sayamajiken.kansai@yahoo.ne.jp


 ●メールアドレス sayamajiken_koukoku@yahoo.co.jp

   

第4回中央執行委員会を開催 11/26大阪

(2018年01月22日)

 

26期第4回中央執行委員会が、1126日、大阪で開催された。1029狭山中央闘争を総括し、来春27回大会にむけた討議を開始した。


10・29狭山闘争の総括

台風のなか、集会・デモともやりきった。何より、下山鑑定の意見広告運動を、よびかけ人の提起をうけ、全国方針として確認した。「何としても事実調べを」という石川メッセージ。よびかけ人からの提起。これらを受け、主催あいさつ、基調報告、まとめ、などをはじめ、参加者の総意で全面賛同・全面推進することを確認した。

    

27回大会の位置、イメージ

27回大会は、どんな状況下でむかえ、どんな位置をもつのか。この2~3年のスパン(朝鮮戦争情勢、憲法改悪、天皇代替わり、オリンピック・・・)で、全国連が何をもって切り込んでいくのか。狭山意見広告運動は、その現実方針にほかならない。

大会の頃には、掲載のメドがつくところまで。この点が大会を決定づける。

全国連の側が、各支部の現状にふまえ、具体的にどんな取り組みにできるか、踏み込んだ論議が必要だ。長時間の論議の末、①ノルマを設定する②額については、次回の中央執行委員会で決定する、と確認した。

 示現舎はじめ、差別糾弾闘争について検討した。


大会までの大枠を決定

・議案書起草委員会は中央執行委員会を兼ね1月14日。

・拡大中央委員会は2月17~18日。

・全国大会は4月14~15日。

 さらに青対部からは、次回全青交を8月18~19日・大阪で開催と報告された。

婦人部からは、次回全婦は9月8~9日・茨城つくばで開催、3月に狭山要請行動と報告された。河内合同労組の労働裁判が公開法廷になれば、傍聴支援。奈良市の住宅民事裁判―控訴審の勝利判決が報告された(奈良市は上告)。

   

反戦の党に一票を!翼賛選挙にさせるな! 10.29から狭山半年間決戦へ!

(2017年10月12日)

 

衆議院が解散し、10月22日投票日となりました。

今度の選挙は「政権選択選挙」と宣伝され、しかも「安倍政権の継続」か「希望の党への政権交代」かと、あたかも二択の選挙のごとく言われています。

民進党は事実上解消し、小池百合子を代表とする「希望の党」に合流するといいます。これにたいして、小池は「安全保障や憲法への考え方で選別する」「考えが違えば排除する」と言い切っています。何がおこっても不思議ではない、そういう政治状況です。

この政治状況にあって、何をどう見ればいいのか、選挙ではどうすればいいのか、とまどいを感じる方も少なくないでしょう。

安倍政権は、アメリカのトランプ大統領の掲げる「北朝鮮完全壊滅も辞さない」侵略戦争・核戦争に、「完全一体で行動する」と表明しています。自分の疑惑には蓋をして、憲法を変え、戦争のできる国にしようと暴走しています。

しかし、では、小池百合子はどうなのか。小池は、自民党の役員、第1次安倍内閣の防衛大臣なども歴任し、「国際情勢によっては核武装も検討すべき」と発言した、安倍に負けず劣らずの戦争屋です。

「政権選択」とか、「安倍か小池か」とか言われても、中身はこの通りです。決してごまかされるわけにはいきません。

では、私たちの基本はどこにあるのか。戦争反対です。米日による朝鮮侵略戦争・核戦争に絶対反対です。政治の主人公は国民です。安倍や小池ではない。

重要なことは、主権者たる国民の多数が、戦争反対、9条改憲反対なのに、国会の構図では、まるっきり別の結果になろうとしていること、このことです。この、からくりを、しっかり見抜かねばなりません。翼賛国会許すな!

しかし、反戦を貫き、改憲に反対する候補も、皆無ではありません。民進党からも、立憲民主党が誕生しました。比例区は社民党、選挙区は各地の事情に違いがありますが、社民党を軸に「野党共闘」の候補に投票しましょう。

総選挙から一週間後、10月29日、私たちは、東京・日比谷で狭山事件の再審を求め、戦争に反対する集会、デモをします。共に、行動しましょう!


下山鑑定(万年筆・インキ)の事実調べを!

 10・29の集会で、全国連は狭山事件の再審を実現する、半年間決戦を宣言します。

 石川一雄さんは無実です。「部落差別解消推進法」ができても、狭山事件が解決しないかぎり、生きた部落差別は無くなりません。1974年、無期懲役を下した、東京高裁寺尾・確定判決から43年。現在、3回目の再審が東京高裁にはかられています。

そのなかで、「被害者のもの」とする万年筆のインキを下山博士が鑑定した結果、インキの違いは明白、万年筆は被害者のものではなく、警察のねつ造であるという結果がでました。これにたいし、検察はまともに科学的鑑定で反論できず、「民間人の意見書」を出してきました。今後、弁護団の再反論、さらには事実調べの要求へと、焦点化します。

今度こそ、公正な事実調べを。その実現以外にありません。

しかしながら、下山鑑定はまだまだ世に知られていません。裁判は、10月から来春にかけ、結論に向かう可能性もあります。はっきりしているのは、下山鑑定の事実調べぬきには、再審のチャンスはないと言っても過言ではありません。このままでは宝の持ち腐れです。この状況に全国連は先陣をきります。

下山鑑定の大々的キャンペーンと事実調べを求める国民的な運動へ。

 10・29を狭山「半年間決戦」宣言の日に。


10・29狭山中央集会 昼12時30分 東京・日比谷図書文化館

   

拡大中央委員会

(2014年09月04日)

 

9月20日(土)午後2時~午後5時

9月21日(日)午前9時~12時まで

■会場 荒本人権文化センターほか

   

部落解放同盟全国連合会 第23回全国大会

(2014年03月02日)

 

と き:1日め 2014年4月12日(土) 12じ30分開会
           2日め 2014年4月13日(日) 9じ開会
ところ:荒本人権文化センター(大阪府東大阪市荒本2-6-1)

   

部落解放運動の復権へ新たな挑戦 2013年の全国連のたたかい

(2014年01月19日)

 

第23回大会へのスケジュール

●議案書起草委員会          1月26日13じ~
●狭山要請行動                1月28日10じ 弁護士会館集合
●青年部、婦人部幹事会    2月2日13じ~
●拡大中央委員会             2月22日~23日 荒本人権文化センターほか
●第23回全国大会            4月12日~13日 荒本人権文化センター

部落解放運動の復権へ 新たな挑戦 2013年の全国連のたたかい

   
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