第23回全国大会が成功! 全国で<新たな挑戦>の実践を!

(2014年05月26日)

      4月12日(土)13日(日)、大阪・東大阪において私たち部落解放同盟全国連合会は第23回全国大会を開催し、2014年度をスタートさせました。と 4月12日~13日全国大会が成功! 第23期のたたかいがスタート りわけ、狭山第三次再審闘争、若い層・新しい層の組織化、地元支部の独自課題の練り上げ――。こうした取り組みをあらためて強めることを確認。来年の統一地方選挙闘争勝利にむけた決意も打ち固めました。また、兵庫と奈良のきょうだいへの住宅追い出し攻撃に対する闘いをさらに支援する特別決議も提案され、人事案も含めてすべての議案を採択しました。
三大闘争と組織建設の強化発展へ!
    初日、午後12時半。司会の九州ブロック・寺垣大会運営委員の発声で全員が起立して解放歌を斉唱。同時に各地からの荊冠旗が入場し、大会の幕が開いた。大会運営委員会の関東ブロック・山口運営委員長が開会宣言。続いて中四国ブロックから広島の山根さん、関西ブロックから大阪の阪口さんがそれぞれ議長団に選出された。
    主催者を代表して中央本部より瀬川委員長があいさつ。「何よりも狭山再審闘争の勝利で石川さんの無罪をかちとること、三里塚・沖縄と連帯して憲法改悪に突き進む自民党・安倍政権と対決すること、各地・支部大衆の生活を守るためにさらに団結すること、こうした課題を二日間の熱心な討論で互いに確認し、深めてほしい」と訴えた。
    来賓、連帯あいさつ、メッセージのあと、楠木事務局長が年間の活動報告。中田書記長が新年度の運動方針・基調を提案。狭山中央闘争本部・小森事務局長より第三次再審闘争についての特別報告、大橋中執を中心に差別行政と対決して同和住宅からの追い出し攻撃と闘う 主催者あいさつにたった瀬川委員長 住民からのアピール、2015統一地方選必勝へ組織内候補予定者の決意表明があり、みんなからひときわ大きな拍手を送られた。
沖縄と連帯して反戦、反核闘争にたとう!
    特別講演として、辺野古における米軍新基地建設や高江のヘリパッド建設阻止闘争の先頭でたたかっておられる沖縄平和運動センター議長・山城博治さんを招き、学習を深めた。山城さんの訴えは現地の生々しい現状と怒れる島オキナワの民衆の叫びを全身で感じるものだった。あらためて反戦・反基地と反核闘争への連帯とたたかう決意を固めるものとなった。
    特別アピールでは青年部と婦人部が立った。小林青年部長と金平副部長を先頭に5月の『沖縄合宿』への支援と8月に広島での『全青大会』への若者の大結集を呼びかけた。さらに北浦婦人部長を先頭に9月に住宅闘争が燃え上がる奈良で行う『全婦大会』への参加を熱烈に訴えた。
決戦の2014年。総力で闘い抜こう!
    二日目は朝から「糾弾闘争」「要求闘争」「組織建設」という3つの課題を軸にした分散会を開催。本部提起の方針案をめぐって熱い議論を交わした。
    特に今年は<新たな挑戦>の3年目ということで、各地での本格的な実践が求められている。中でも5年後10年後の運動と地元部落を考えるとき、若い層・新しい層の組織化は待ったなしの問題となっている。狭山闘争、生活防衛闘争、共同闘争を強め、広め、発展させるためにも<新たな挑戦>を全国例外なく展開しなければならない。そのことをより鮮明に確認しあう討論となった。
    総括集会ではすべての議案と狭山・住宅・反原発の大会決議、闘争スローガンを採択。「差別裁判打ち砕こう」の大合唱と団結ガンバローでしめくくり、二日間の幕を閉じた。
    決戦の2014年。全国連は役員・同盟員の総力をあげてたたかいぬく!
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