2022年1月の記事
勝負の1年!

5月狭山意見広告を実現し、

鑑定人尋問をかちとろう!


             部落解放同盟全国連合会
             中央執行委員長 村上久義

 吹雪舞う日もあるなか、勝負の年の新春を迎えました。身の引き締まる思いです。
 同盟員の皆さんには、今年もまた御骨折りをおかけしますが、一致団結して進むことをお願い致します。

7月参議院選挙では大阪で維新と決戦

 昨年の衆議院選挙は立憲民主党が敗北し、憲法改悪への道を開ける結果となりました。今年の夏の参議院選挙では、憲法を変える国民投票となるかもしれません。これまではどの政党、どの候補を支持するのか、全国連としては苦心することもありましたが、今度の参議院選挙は、大阪でれいわ新選組が立つとのこと。憲法改悪の急先鋒・維新と大阪で決戦を構え、全国焦点にして思い切りたたかいましょう。
 私たちには、日々の要求闘争をはじめ、たくさんの課題があります。コロナ禍で医療を要求し、仕事と労働者の権利を守るとりくみ。長野の災害復興のとりくみ。住宅問題も様々な課題があります。たくさんのテーマをとりくみつつ、それらを繋げ、何に焦点をおいて、全体がレベルアップするように進むのか。

83才になられた石川一雄さんに勝利を誓う

 それは、とりわけ、5月の第2次狭山意見広告の掲載と、1000人市民委員会の立ち上げにあると思います。広告掲載を5月に延期したことは正解でした。時間の余裕ができ、豊かなとりくみで準備することができます。5月を焦点に、今春は狭山の決戦です。事実調べ=鑑定人尋問は、いよいよ弁護団も含め請求が出され、裁判所に採用を迫ることになります。何としても勝利しましょう。
 石川一雄さんは、この1月で83歳になられます。全国連は、お誓いします。今年は、鑑定人尋問を実現し、再審開始元年とします。
 示現舎・宮部をはじめ、差別主義を徹底糾弾で圧倒しましょう。
 全国の同盟員の皆さん、仲間の皆さん、ともにがんばりましょう。