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10・31寺尾判決31ヵ年糾弾! 第3次再審闘争勝利へ!
 狭山全国統一行動うちぬく
 ('05/10)
 全国連は、寺尾判決31ヵ年糾弾の10・31を、来春第3次再審勝利へむけた全国統一行動としてうちぬきました。

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青年の紙芝居キャラバンが無実・差別をあばく (兵庫・赤穂で)
■青年が紙芝居キャラバン −兵庫−

 10月30日、狭山兵庫県集会を開催し、兵庫一円の部落のきょうだい、闘う労働組合の仲間の参加を得て、大成功しました。
 集会は、かつてない活発な討議でもりあがり、狭山第3次再審闘争にたちあがること、11月労働者集会に総決起することを決議しました。
 尼崎から参加した婦人は「私の後にはみんながついていると思うと、とても勇気づけられた」と話していました。
 それに先立ち、10月23日には、全国連兵庫の青年によるキャラバン隊が、播州赤穂を訪れ、狭山紙芝居を熱演し、子どもたちと交流しました。青年キャラバン隊は、これからも兵庫各地をまわっていきます。

今年も紙芝居に熱がこもる
■団結まつりで労働者と交流 −東京・江戸川−

 10月16日、東京の亀戸中央公園で「国鉄労働者1047名の解雇撤回! ノーモア尼崎事故!」をスローガンに団結まつりが開かれました。
 東京と埼玉の全国連の支部員は、今年もテントでの出店を軸に、狭山第3次再審闘争への決起を訴えました。そして団結まつりに参加した6200人とともに、国鉄闘争勝利へ新たな決意を固めました。
 全国連のテントでは、狭山パネル展示を行い、質問に応えたり、参加者の取り組んでいる運動を聞いたり、交流を深めました。
 会場で集めた証拠開示要求署名は100名をこえ、小雨がふる中で2回上演した狭山紙芝居は、熱心に見入る人が多数いました。
 今年は初めての取り組みとして、もつ(牛すじ)の煮込みを販売し、おいしいと大評判でした。
 また、江戸川支部では、10月30日午後、区内の集会所で狭山学習集会を行い、江戸川の支部員、狭山の支部員、大学の解放研が参加しました。 第3次再審に向かっての提起や、狭山現地の情勢が話されました。石川さんの決意に応え、何としても再審を勝ち取ろう、国家権力の差別を糾弾してたたかおう、と熱心に討論しました。狭山現地調査の予定も決めました。
 11月労働者集会の討論では、公務員現業の民営化、賃下げ攻撃について、現業の支部員から怒りの訴えがありました。
 実家が自営の支部員は、昔家族全員で働いていた部落産業がつぶされ、差別によって会社に入ることもできず、苦心の末に自営の仕事を作り、始めたことが語られました。
 自営の部落大衆も、本質的に労働者階級の一員であり、差別によって権利を奪われてきたことが明らかにされました。
 そして、小泉を倒すため、11・6労働者集会への参加を全員で確認しました。

街宣で署名訴える
■2時間で署名100 −福岡−

 10月30日の日曜日、福岡では西鉄久留米駅前繁華街への街頭宣伝にうってでました。石川さんの似顔絵入りの横断幕と狭山ののぼりをたて、マイクでも訴えて大きな注目をあつめました。
 ショッピングセンターの郊外化などで人の流れがすくなくなっていましたが、学校で狭山をおそわったという中・高生、また狭山を知らないという人も説明を聞いて「警察のでっち上げ」や「部落差別」にたいして「それは許せない」と反応してくる人、そして「石川さんは今、どうされてますか?」と聞いてきたり、昔狭山を取り組んでいたと言う人など、「無実の証拠を全部出せ!」と言う訴えに約2時間で100筆の署名があつまりました。
 狭山共闘がとりくんでいる毎月「23デー」福岡天神での街頭宣伝・署名活動と共に来春第3次再審の申立にむけて、地域・職場での狭山のとりくみをさらに広げていきたいとおもいます。

差別への怒りで体験談も
■水平社のたたかいに学ぶ −山口−

 10月29日に陶りんぽで狭山学習会をひらきました。山口では、いま住宅闘争をとおして徐々に支部員が増え続けています。そうしたなかで、これまでのとりくみとは大胆に視点をかえて、「狭山事件って何?」「そもそも部落って何?」を題材にした学習会にしました。
 今回のテキストは「水平社宣言」と理論センターの「水平社創立前史」を参考にして、400年にもわたる部落差別に対して、わたしたちの先輩やきょうだいたちが、差別に対して徹底糾弾のたたかいを連綿としてたたかってきたことを学びました。
 1963年に狭山事件がおきて、69年に浦和地裁占拠闘争にいたる6年間は何であったのか。石川さんの孤立無援のたたかいに始まり、権力への怒り、部落民としての自覚にいたる過程は、今日の部落解放運動にとっても大切な問題です。
 討論のなかで、1973年当時、陶のとなり部落でおきた殺人事件で、丸尾地区の見込み捜査で「自分も疑われた」とか、「刑務所のなかで、『お前も部落か』ということで解放歌や狭山のことを学んだ(青年)」などの意見が出され、討論も深まりました。
 最後に、差別の元凶は小泉政権であり、「改革」の中身は労働組合つぶしであることを確認しました。差別されている労働者の一員の自分たちが労働者の先頭にたって11・6労働者集会に大型バスで行こうと、全員で「エイエイオー」とこぶしをつきあげ団結をかためました。

無実の訴えに聞き入る
■行政研修で訴え −茨城−

 茨城県連は10月30,31の両日、つくば市で05年度人権確立・部落解放行政研修会を開催。行政職員、教師および支部員合わせて180名あまりが参加しました。
 2日目の10・31当日には、行政職員に対する狭山のうったえが行なわれました。今年2月にテレビ朝日系列で放送された「ザ・スクープスペシャル」の狭山事件についてのビデオを上映し、狭山闘争への理解をうったえ、署名が多数よせられました。

第3次再審勝利へ、狭山の現状と原点を再学習した長野県連
■学習集会で無実に確信 −長野−

 10月30日、長野県連は井上地域公民館において、10・30狭山学習集会を開催しました。35名が参加し、狭山第3次再審闘争勝利にむけて、学習を行いました。集会の基調報告を、小森県連委員長が行いました。
 権力の差別犯罪を弾劾し、狭山第3次再審闘争に勝利しよう。労働者階級の一員として11・6労働者集会に決起しようと熱烈に訴えられました。
 つづいて、学習会に入り、第2次再審・特別抗告棄却決定批判と題して、@筆跡について A「自白」についての学習が行われました。
 「筆跡について」の提起を小林書記長が行いました。筆跡での決定文の開き直りを弾劾して、「狭山第三次再審闘争は、これまでのように『自白』が信用できないという論を軸にするのではなく、この「自白」をつくっていった驚くべき権力犯罪こそ暴き、裁いていくことが勝利のカギである」と訴えました。
 「自白について」の提起を、高見沢事務局次長が行いました。警察が密室で、石川さんに対して暴行、脅迫、強要を行い、ウソの「自白」を認めさせていった露骨な部落差別を明らかにしていきました。そして、このようなデッチあげの「自白」こそ権力の最大の弱点であり、差別犯罪を暴いて「自白」を粉砕して、第3次再審闘争に勝利しようと訴えました。参加者は、全員真剣に提起をうけて、あらためて狭山差別裁判の、非道な権力犯罪に怒りを持ち、石川さんとともに第3次再審闘争をかちぬく決意をかためました。

村のなかでの狭山闘争再出発を宣言した荒本支部狭山集会
■全村決起へ狭山闘争委 −大阪・荒本−

 10月24日に狭山闘争委員会をひらき、あらためて村のなかで狭山闘争をとりくんでいく推進機関として確立していくことを確認しました。
 今回の統一行動をその第一歩としてとりくみました。29日の支部狭山集会の宣伝、企画、運営のすべてを狭山闘争委員会でおこなっていきました。
 まず、狭山闘争委のメンバーみずから、手書きのタテカンをつくり、村のなかに出しました。当日には街宣車にのりこみ、村のなかを宣伝。
 集会当日は、これまで支部の執行委がやってきた司会、基調報告も闘争委員会のメンバーでおこないました。最後に闘争委として、「これからも村のなかで23デー、学習会などをつみかさね、第3次再審勝利へ決起していこう」と決意表明しました。

清掃のきょうだいも参加し、総決起誓う
■ビラいれ、街宣、集会 やりぬく −奈良−

 奈良の10・31闘争はまず、奈良狭山闘争委員会としてとりくんでいる定例の『23デー行動』を9月23日に「市内部落ビラ入れキャラバン」として、市内の10部落にビラ入れをし、開始しました。10月の『23デー行動』はJR奈良駅前で市民に広く訴える街頭宣伝活動をおこないました。
 古市では小学生・中学生が10月25日に『狭山子ども集会』を開催。26日には『狭山早朝集会』『集団登校』を校区ぐるみでおこない、学校では『狭山全校集会』でムラでの活動報告や決意表明などをやりぬきました。支部としては古市や西之阪で11・6労働者集会へのキャンペーンもあわせてムラ全戸へのビラ入れを貫徹。31日には古市人権文化センターで全国連・奈良狭山闘争委員会主催による『10・31奈良−狭山集会』を開催しました。
 集会では「再学習」として狭山ビデオの上映、基調提案、11・6ビデオも見て気合いを入れました。また、奈良市従労組からは「狭山第3次再審闘争と労働運動つぶしを粉砕する闘いは小泉政権と対決するもので一体。ぜひ大挙して11・6日比谷に結集しよう」という緊急アピールもありました。最後に狭山−11・6と、11・20西之阪、11・25古市の支部大会の成功を誓い合う集会決議を採択し、気勢をあげました。

石川さんと同じ体験を聞き、怒りをよびさます
■体験語り、怒り新たに −狭山−

10月28日から31日にかけて、狭山支部は学習会、都内各支部への訴えと交流、座談会をやりぬきました。
 10月28日夜、市内公民館での学習会には、法大解放研の仲間とともに、3月の最高裁棄却決定の意義と今後どのようにたたかうべきか、水平社の歴史、高松差別裁判糾弾闘争の教訓を、支部書記長の提起をたたき台にして、討論しました。
 この学習の成果を都内のきょうだい支部に訴えるべく、29日は品川支部、30日には江戸川支部と学習、交流を深めました。31日には支部座談会をおこない、狭山の歴史、狭山事件当時、支部長自身も受けた取り調べの体験談などを話してもらい、新たな狭山闘争への決意をかためました。

■要請行動に行かにゃあ −広島−

 10月30日に新事務所の落成式を催したこともあり、青年の決起のもと10月31日より狭山行動をとりくみました。学習会では狭山ニュースをよみあわせて、権力による「自白」強要の差別性を暴き、前回(9・26)の東京高検への要請行動の報告をしました。権力側の差別を居直り続ける姿勢に、「(権力は)以前よりも増して許せん態度をしとる。むかつく。」「こりゃあ要請行動に行かにゃあいけん。」青年たちは怒りをあらわし、狭山の勝利をたたかいとる意志を新たにしました。
 その意気込みで町内へ署名行動に出向きました。署名に応じてくれた人のなかには、「私は生まれながらここにいるが、小さい頃から差別を受けてきた経験がある。また朝鮮人への差別もあって…今でも根強くあるよね」と言うご婦人や、「今は悪いことをせんでもリストラされたりして…物騒な世の中になったねえ」と話されるお年寄りの方などがいらっしゃいました。戦争と差別の時代のなかで、住民はムラへの攻撃が強まっていることをひしひしと感じているのです。私たちはここに確信を持ち、もっと町内に宣伝して、支部の拡大、青年部の旗あげをめざしてたたかうこと、11・6全国労働者集会へ大結集することを確認しました。

はじめて狭山の話を聞く人も
■狭山のこと、他人事ではない −東京・品川−

 10月29日、品川支部準備会は、品川区内の会館で、狭山学習集会をおこない、支部員や、郵政労働者をはじめ、地元の労働者が参加しました。
 学習集会は、青年の司会で進められ、支部準備会の代表のあいさつの後、狭山支部の井田書記長から、狭山第3次再審闘争について講演を受けました。
 また労働者階級との共同闘争でしか狭山は勝利できない、部落民は労働者階級の一員と自覚しようと訴えられました。
 初めて狭山の話を聞く参加者もいて、活発に討論がされました。
 一人の支部員は、「もし品川で狭山事件がおこっていたら、私が犯人にされそうだ」と石川さんと同じ差別の現実に、怒りの声が上がりました。
 学習集会で、第3次再審闘争への決意を全員が固めました。そして小泉改革を労働者1万人の集会でたたきつぶそう、と11月労働者集会にたちあがることが確認されました。

行政の差別発言とのたたかいにも勝利しよう
■行政の差別発言糾弾 −大阪・寝屋川−

 10月30日午後1時より国守団地旧集会所において、「狭山、市行政差別事件真相報告集会」を開催しました。
 まず始めに、寝屋川市行政差別事件真相報告に先立って3・24住宅管理事務所での交渉現場における南課長らの差別発言ビデオ上映を行い、直接現場にいた報告者として滝口支部長から、「行政になめられたらアカン。徹底的に糾弾しましょう」との決意がかたられ、「行政の差別発言を許さず手すり設置等要求実現にむけて村が団結して頑張ろう」と集会決議がなされました。
 続いて、9・26狭山要請行動報告と第3次再審闘争勝利にむけた提起が行われ、要請行動における差別に満ちた検察を徹底糾弾して、来春の事実調べ・証拠開示と再審を実現するため、東京で開催される11・6全国労働者集会に、全国の部落のきょうだいと共に闘う労働者の大結集を勝ちとることが、勝利の道であると満場一致で確認されて、3時間におよぶ集会は大成功しました。

紙芝居で怒り新たに
■ビラ入れで怒りほりおこす −東京・杉並−

 10月29日、区内の児童館で狭山紙芝居上演会をおこないました。狭山支部の井田書記長から、現地の話と、第3次再審の勝利へむけての話をしてもらいました。
 支部としては、いちから<無実・差別>を訴え、第3次再審闘争へむけての出発点にする決意で行動にとりくみました。あいにくの、雨の日でしたが、地元の住民、労働者、15人があつまりました。都政を革新する会のけしば区議も参加。ともに狭山勝利までたたかう決意をのべられました。
 支部は、この会合を呼びかける1500枚のビラを配布しました。「国家権力とたたかう」という石川一雄さんのアピールをのせたビラをみて「この姿に、戦前、戦争に反対して何度も投獄された近所の人を思い出した」「自分は小学生だっだが、心の中で尊敬していた」「権力の非道は許せない」と参加された人がいました。
 ビラの作成、配布の計画、オルグの担当、ひとつひとつを支部全体で話し合って決定し、みんなで行動を貫徹しました。一丸となった気持ちが集会を成功させました。
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