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狭山闘争 2004年 8月〜9月 の記事
検察庁による要請行動への隠し撮り=盗聴を糾弾する

雨のなか最高検を糾弾する(9月27日)
 9月27日、全国連と解放共闘は、最高裁と最高検への要請行動を35人の参加で行いました。2桁で参加した茨城県連をはじめ、長野、埼玉、東京のきょうだいが集まりました。
 最高裁への要請行動では、最高裁が自ら事実調べを行うこと、要請行動が裁判官に伝わっているのかどうかを鋭く追及しました。しかし、最高裁の金沢書記官は、「狭山事件担当の書記官に正確に伝えています」と繰り返すのみで、担当書記官の回答も、書記官が裁判長にどう報告したかも答えません。要請団は、最高裁の不誠実な対応に怒りの糾弾をたたきつけました。
 続けて最高検への要請行動が行われました。要請が始まってすぐに、3人の事務官の右端にいた木下事務官の机の下で赤く光るものを、山田中執が発見して「それはなんだ」と追及しました。木下書記官は、あわててボイスレコーダーを取り出し、「テープです」と答えました。
 要請団は「盗聴ではないか」と追及しました。木下事務官は、「正確に上に伝えるために録音した。私の独断でやりました」と弁解しました。要請団は、「それなら事前に断るべきだ。隠し録りは盗聴、犯罪だ」とさらに追及しました。責任者の箕輪事務官は、録音することを事前に知っていたことを認め、「盗聴と誤解されるようなことがあったとすれば申し訳ない」と頭を下げ、謝罪しました。要請団は、狭山担当の伊藤鉄男検事の謝罪と見解を文書で出すよう要求しました。
 箕輪事務官らは、検事に相談に行き戻ってきて、「伊藤検事は『目的が正確にメモをとるためならいいんじゃないか。盗聴に当たらない』と言っている」と、居直りの回答をもってきました。
 要請団はさらに弾劾し、全国連中央本部で検討し、正式に文書で態度表明を行うことを通告し、要請は行わずにうち切りました。
 今まで何度も狭山担当検事の回答を要求してきましたが、一言も回答はありませんでした。それが今回初めて盗聴だと追及され、まずいとあせった狭山担当の伊藤検事が居直りの回答をしました。一度も回答してこなかった、答えないと言っていた検事が、居直るときだけ回答する、こんな理不尽な対応を許すことはできません。
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