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狭山闘争 2005年 3月の記事
狭山第2次再審請求(特別抗告審)棄却決定を
徹底糾弾する!
■抗議声明 狭山第2次再審・特別抗告棄却決定を徹底糾弾する (主張)
■狭山第2次再審・特別抗告棄却決定(要旨)について

狭山第2次再審 棄却決定糾弾行動
「こんなのは裁判じゃない!」 全国のきょうだいが怒りの声
(05/03/20)
 イラク開戦から2年めの3月20日、日比谷野音で開催された「いまこそ平和を守るとき国際共同行動3・20集会」に結集した全国連のきょうだいは、このたたかいを狭山再審棄却決定への抗議総決起闘争としてうちぬきました。
 「狭山再審棄却を糾弾するぞ」「石川さんとともに勝利までたたかうぞ」…。デモでは、全国連の独自の棄却糾弾のシュプレヒコールを首都・東京にとどろかせた。
 全国連と解放共闘の労働者、学生、300名が、3月20日、日比谷公園で最高裁の棄却決定を糾弾する緊急抗議集会に決起。各地のきょうだい、共闘からつぎつぎに怒りの抗議がたたきつけられた。 

「最高裁に抗議しよう」 有楽町で都民に訴え
(05/03/19)
 3月19日夕方、杉並、江戸川をはじめとした全国連のきょうだいと、解放共闘の学生、労働者は有楽町駅前で都民に最高裁への抗議を訴えるビラまき街宣をおこなった。
 棄却決定を知った人は、「こんな裁判はおかしい!」と怒りをあらわにした。

最高裁に怒りの糾弾たたきつける
(05/03/18)
 「石川一雄さんの無念、怒りを思うと、いてもたってもいられなかった!」…首都圏はじめ、九州、山口、広島、関西、茨城、長野…全国から仕事、学校を休み、部落のきょうだい、労働者、学生…50人がかけつけ、厳戒態勢の最高裁に怒りをたたきつけた。(3月18日午後2じすぎ最高裁・西門)
最高裁はなにを審理していたんだ!

「わたしたち教育を奪われたものに絶対あんな脅迫状は書けないと、要請行動で訴えてきただろ! 島田! お前たちは事実調べもせず、部落のものはだまって殺人犯のまま死ねというのか! 絶対に許さない! 石川さんとともに、差別犯罪の責任をとらせるまでたたかう!」
(声をふるわせながら最高裁に抗議文をよみあげる茨城県連・中田支部婦人部)
 最高裁は朝から、機動隊バスと武装警官によって厳戒態勢におかれていた。自分たちがどれほど部落民の怒りを買う差別決定をだしたか、承知していたのだ。わたしたちが抗議の請願文を受け取るよう要請すると、「狭山事件はもう最高裁の管轄ではない」と拒否しようとした。「憲法に書かれている請願権すら、部落民にはないというのか!」「なにが最高裁だ!」「島田裁判長、出てきて請願を受け取れ!」 警視庁の警官隊と対峙して、1時間の請願行動を貫徹し、10通の抗議・請願文を受け取らせた。
島田裁判長! でてきてビラをうけとれ!
 昼休み、最高裁前でのビラまき行動に決起。さんじゅ阿佐ヶ谷差別事件糾弾闘争をたたかう杉並支部のきょうだいは、力のかぎり、全員が交代でマイクをにぎり、あふれんばかりの声で島田決定を糾弾した。多くの職員が、緊張した面もちでビラをうけとり、くいいるように見ながら、最高裁の門をくぐっていった。

狭山第2次再審請求(特別抗告審)棄却決定糾弾!
最高裁・第1小法廷
島田仁郎裁判長
最高裁へ抗議の集中を!
102-8651
東京都千代田区隼町4-2

Tel. 03−3264−8111(大代表)
Fax 03−3264−0851
事実調べなき差別決定を許さない!

 3月17日、最高裁・第1小法廷(島田仁郎裁判長)は、無実の部落のきょうだい石川一雄さんの狭山再審の訴え(特別抗告)をふみにじり、石川さんに棄却決定通知を送付してきた。
 全国連は、この特別抗告審にいっさいをかけてたたかってきた石川一雄さんのくやしさ、無念、怒りをわがものとし、最高裁を徹底糾弾する。
 石川さんは、同日、記者会見し、「冤罪(えんざい)が晴れるまで闘う」と不屈の闘志を明らかにした。全国連は石川一雄さんとどこまでも連帯して、狭山再審勝利までたたかう。
 この特別抗告審では、被害者宅に届けられた「脅迫状」の宛名が、警察が石川さんにおしつけた「自白」とはまったくちがう手順で書かれていることが新鑑定で明らかにされた。しかし、またしても裁判所は、ただの1度も事実調べをおこなうことなく、「弁護人が提出した脅迫文の筆跡などに関する新証拠は、いずれも証拠価値に乏しく、総合的に評価しても有罪認定を左右しない」(島田裁判長)といい放ち、棄却決定文をだしたのだ。石川一雄さんと部落大衆、労働者人民の「事実調べをおこなわない裁判は差別だ」「ただちに事実調べを行え」という訴えをふみにじったのだ。
全国の部落のきょうだいは、最高裁の棄却決定を許さない! (最高裁を糾弾する部落のきょうだい 昨年10月31日)
 しかも、裁判所は今月末に弁護団から追加補充書が出されることを了承しながら、それをもふみにじって、だまし討ち、抜き打ちの決定をおこなったのだ。最高裁じしんが、自らの決定には一片の公平さも正義性もないことを認めていることの証左だ。すべての部落大衆から徹底糾弾される差別決定そのものであることを自覚しているのだ。断固糾弾あるのみだ。
 同時に、今回の決定こそは、イラク侵略戦争にのめりこむなかで、戦争と差別の政治をいっそう強める小泉政権の大反動決断であり、徹底弾劾する。小泉政権は、解同本部派が求める糾弾つぶしの人権擁護法案とひきかえに、狭山での棄却決定をおこなったのだ。解同本部派の大裏切りを弾劾し、最高裁への糾弾にたちあがろう。石川一雄さんの無実を晴らし、国家的差別犯罪を謝罪させるまでたたかおう。
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