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差別徹底糾弾! 3大闘争の実践で
たたかう青年部つくろう

-部落解放第14回全国青年交流集会- ('05/08/27-28)
地元、広島の実行委の大奮闘で成功した第14回全青交
(8月27日広島市西隣保館) 
 8月27日から28日、「部落解放第14回全国青年交流集会」が広島市でおこなわれ、地元実行委の広島の若い青年たちの奮闘のもと、成功をおさめました。
 今回の交流集会では、寝屋川から弾圧粉砕の報告、はじめて参加した大阪・西郡地区からも市議会での「エッタ」発言を糾弾するたたかいの報告、地元・広島からは中学校の学区自由化反対のたたかい、長野、兵庫から狭山闘争の地域でのとりくみなど、部落差別とたたかう重要なとりくみの報告がありました。また、地元実行委は、「原爆の子の像」と千羽鶴の由来をしめす朗読劇をおこない、広島の思いを伝えました。
 広島支部の三浦支部長は「被爆と部落差別、青年への檄」と題した記念講演をおこない、みずからがうけた被爆と部落差別、戦後の労働運動をはじめ生きるためのたたかいの経験をかたりました。
 そして三浦支部長は、「解放運動には若い力が必要だ。全国連青年部の若い力に期待します。がんばろう」と、青年にたいして火を吐くような檄を飛ばしました。

第14回全青交 1日めの主な発言

▼基調報告・大阪荒本支部から
実態調査で村の青年とつながろう!
 自分の地域ではどんなとりくみができるのか、考えてほしい。そのためにアンケートや「ペンとノート」で、村の青年と結びついてほしい。自分がおかしいと思うことを、どんどん話してほしい。たとえ考え方がすこし違っていても、部落差別は絶対に許さないという怒りをもつことで一致できれば、あとはたたかいのなかで学習し、一致していけばいい。とにかく村の青年とつながり、青年が何に悩んでいるかをつかみ、共にたたかうことを真剣に考えよう。  仕事の問題が重要だという話があります。部落に住む青年は圧倒的に零細なところにつとめている。労働実態のアンケートでも、月に5万から10万円前後、生活費が不足している。一般との賃金格差がある。この労働実態のなかに差別がある。地元で、労働問題、社会の問題について学習会もしていきたい。
 寝屋川弾圧粉砕の勝利をうけて提起したい。第1に、労働者としての当たり前の権利を主張していこう。2つめに、青年の労働問題を支部全体、村全体のとりくみにしよう。そして第3に、戦時下の弾圧をうちやぶる村の青年の団結をつくりだそう。村の青年とつながる作業をしてください。

▼大阪・西郡の青年から
・学力促進のとりくみの報告
差別糾弾闘争報告を聞く参加者(8月27日 広島市西隣保館で)
全国からもちよった手作りの千羽鶴 終了後、「原爆の子」の像に捧げられた
地元実行委員会による朗読劇(8月27日)
労働実態について話し合った分散会(8月28日)
 私たちは、普段、地域で学力促進にとりくんでいます。当初は順風満帆ではありませんでした。最初、説明会をしようとしたとき、解同本部派につぶされてしまいましたが、1年以上かけて、やっと再スタートにこぎつけました。議会での差別暴言を糾弾するたたかいで、本部派と対決する力をつけました。
・市議会での差別暴言糾弾の報告
 八尾北医療センターの自主運営にたいして、議会の傍聴席で共産党員と思われる男が西郡の住民に「エッタ」と差別暴言を吐いた。私たちは糾弾闘争委員会を結成し運動を立ち上げてたたかい、市にも事実調査をおこなわせた。これからも、おかしいことはおかしいと行動します。奪われたものは自分たちの手で奪い返します。  

▼大阪・寝屋川支部から
 弾圧とのたたかいに勝利し、差別糾弾闘争をたたかう全国連に確信がもてた。部落差別への怒りを解き放つのが、全国連の使命です。島田君はいま「正義を曲げず、団結してたたかえば、国家権力といえど打ち負かすことができる。警察や行政に謝罪を求めよう!」とたたかっています。このたたかいは、同じ境遇にある部落の青年労働者の希望の星です。寝屋川の勝利を、ここにいる全員の勝利として確認しましょう。

▼広島支部から
 学区自由化で、村の子が通う中学校への入学者が32人も減っている。村の中学校にたいして、「あそこは被差別部落、朝鮮人がかようところだから、別の学校に行こう」という差別を助長するものだ。このままでは村の子どもの団結の場である中学校が廃校にされる。市役所への抗議行動や、地区での署名・アンケートにとりくんできた。また「つくる会」教科書採択を阻止し、被爆者の聞き取りをおこなってきた。

■狭山闘争・糾弾闘争のとりくみ報告
▼長野県連青年部
 青年はまず狭山闘争にたちあがるべきだ。10・16県連青年部大会は、狭山闘争への連帯とたたかう仲間への訴えをこめて、参加と檄をお願いします。

▼兵庫・守部の青年
 全国連がつくった狭山紙芝居を、神戸・番町のスーパー前で上演し、署名・カンパを集めています。一人でも多くの仲間をあつめ、全国連のもとで狭山闘争に勝利しましょう。

▼神戸・番町から初参加の青年
 石川さんの無実をかちとり、国家権力を打ち倒そう。これはわれわれの義務だ。そのために、権力がだした証拠が、いかにデッチあげにまみれているか暴いていこう。

▼西宮・芦原
 インターネットの掲示板、「芦原を語ろう」での差別的な書き込みを糾弾し、プロバイダーに発信者情報の公開をもとめてたたかいっています。


2日め分散会

 2日目には前日のの報告、基調提案をうけて、「高校・大学生」「20代前半の労働青年」「20代後半〜労働者」にわかれて分散会がおこなわれました。
 学生の分散会では、とくに大学での解放研のとりくみや仲間づくりにおける苦闘、労働青年の2つの分散会では事前にとりくんだ労働実態アンケートの分析や、それぞれの労働条件をめぐって討論がおこなわれました。
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