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狭山闘争 2005年 9月の記事 |
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狭山第3次再審をきりひらこう
−9・26要請行動から10・31全国統一行動へ−
新署名・リーフで第3次再審闘争まきおこそう ('05/09) |
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石川一雄さんは、8・9上告棄却28カ年糾弾のメッセージで「特に現在準備中の第3次再審こそ、私自身の最後の命を張った『賭け』として闘う所存ですので、何卒支援者の皆さん方も、もう一度お力添えくださいますよう心からお願い申し上げます」と訴えています。
このよびかけにこたえ、9・26要請行動、10・31全国統一行動へ、各地で署名行動にたちあがりましょう。
全国連は、来春ともいわれる第3次再審闘争の構築へむけて、今秋総決起します。なにより新たな狭山再審論をわたしたちの手で再構築しなければなりません。
最高裁は、異議審や特別抗告審でだされた新証拠について、「再審請求審の決定の当否を事後的に審査する異議審の性格にかんがみ、不適法」と決めつけて無実の訴えをふみにじりました。
事実調べもせず、頭ごなしに新証拠の価値を否定する。
なぜ最高裁は、かたくなに真相の究明を拒否するのでしょうか。ひとつでも事実調べをすれば警察権力が部落民に対しておこなった戦後最凶悪の部落差別、権力犯罪があばかれるからです。
戦争と差別の政治に怒りたちあがる部落大衆と労働者階級の国家権力への大きな糾弾闘争となることを恐れているのです。
したがって、2度の再審闘争の敗北は、「自白」と客観的事実のくいちがいを明らかにすることにとどまらず、差別事件の真相を明らかにし糾弾するものとして再審闘争を再構築することをせまっています。全国連はこのたたかいにつきすすみます。
同時に、このたたかいは、いまわたしたち部落大衆のありとあらゆる生活のなかで強められている部落差別に対する怒り、そのたたかいの広がりとひとつのものです。
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検察はすべての証拠を開示せよ!
(5月要請行動) |
全国連は、第2次再審闘争のなかで、全国の村での差別糾弾闘争と狭山闘争をむすびつけるたたかいを開始しました。狭山中央闘争では、差別糾弾闘争にたちあがる各地のきょうだいが生き生きとたたかいを報告し、狭山差別裁判糾弾にたちあがることが勝利の道であることに確信をもってたちあがりはじめています。このたたかいをさらに全面的に展開しましょう。
今秋狭山闘争はその新たなスタートです。各地で狭山闘争委員会をねばり強く開催し、村のなかから「差別裁判やめろ」「無実の証拠をぜんぶだせ」の声をまきおこす署名運動を展開しましょう。
9月26日は、これまでの最高検糾弾のたたかいをひきつぎ、狭山事件の証拠を管理している東京高検に対する要請行動をたたかいます。全国から証拠開示要求の署名と要請文をもちより、要請行動にたちあがろう。
たたかう労働者とともに
戦争・差別の小泉改革に反撃を
衆院解散・総選挙で戦争と民営化の攻撃を強める小泉政権に対して、たたかう労働運動の反撃がはじまっています。
全国連はこのたたかいに連帯し、ともにたちあがります。
戦前、高松差別裁判糾弾闘争をはじめとした水平社のたたかいは労働運動への弾圧がふきあれると同時に解体されていきました。
労働者のたたかいがつぶされたとき、権力にたちむかうことはきわめて困難になるのです。
いま日本と世界の労働者階級が、この敗北をのりこえるたたかいにたちあがっています。その先頭で旗をふっている動労千葉、全日建関西地区生コン支部、金属機械港合同の3労組が、11・6集会をよびかけています。
この集会には、韓国・民主労総、アメリカの労働者も大挙参加しようとしています。
戦争、差別、大失業…わたしたちを苦しめる根っこ=帝国主義の政治を終わらせるたたかいに、狭山闘争をたたかう部落大衆も合流しましょう。
9〜10月狭山総決起、11月労働者集会へ各地でたたかいをまきおこしましょう。 |
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