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事実調べ・証拠開示を!
最高裁決戦勝利へ 緊急署名の集中を
検察あて署名(ダウンロード)
 最高裁での狭山特別抗告審をめぐるたたかいは、いよいよ正念場です。
 02年の石川一雄さんの最高裁への特別抗告申し立てから、わたしたちは石川さんと連帯して、狭山闘争でもかつてなかった最高裁、最高検を糾弾する中央闘争、要請行動などを果敢にたたかってきました。
 最高裁への糾弾と、齋藤鑑定による新事実によって、最高裁の棄却決定はおしとどめられてきました。
 いよいよ10月29日の弁護団の最後と思われる新鑑定書、補充書、石川さんの上申書の提出をもって、完全に決戦段階にはいっています。
 全国連は石川さんと連帯して、棄却情勢との緊張感をもちながら、最高裁に対しては事実調べ、証拠開示命令をせまり、再審開始を要求します。
 同時に、狭山要請団への盗聴にまでふみきった最高検に対する糾弾闘争をも展開し、「無実の証拠を開示せよ」「さもなくば、公訴を取り消せ」と要求するたたかいにたちあがりましょう。
 なによりも、検事総長と狭山担当検事あての緊急署名を全力でとりくみ、集中してください。
 11月30日、日野町事件(下参照)の再審請求審(大津地裁)で、注目すべき進展がありました。
 この裁判で、弁護団は狭山と同じ齋藤指紋鑑定士に依頼し、丸鏡への指紋の付き方が「2本の指で同時につまむのが不可能な位置にある」として、物色行為を否定する新鑑定を6月に提出していました。
 この日、「物色の際に元被告が触れた」とされる丸鏡をめぐる証人尋問(非公開)で、1審で証人になった県警の指紋鑑定官と齋藤鑑定人が証言にたちました。
 齋藤鑑定においつめられた県警の指紋鑑定官は、「当時の判断は誤りだった」と証言したのです。
 この「誤りだった」鑑定を唯一の物証とした1審有罪判決をゆるがす証言です。
 なぜ、狭山裁判ではこのような事実調べをしないのか! 最高裁は齋藤鑑定人や石川一雄さん本人を最高裁によんで、証言をきけ! 狭山要請団への盗聴までおこなう検察にただちに証拠開示を命令せよ!
 最高裁と検察への署名運動を各地でまきおこそう。全国でわきおこる差別事件や差別行政に対し、住民総ぐるみの糾弾闘争をたたかおう。
 来春3月6日の全国連第14回全国大会を、差別糾弾の部落民総決起大会としてかちとりましょう。差別裁判徹底糾弾の特別抗告審総決起大会としましょう。

●日野町事件とは…
84年滋賀県の日野町で、酒店の女主人が殺され、手提げ金庫が奪われた事件。店に出入りしていた男性が逮捕され警察での拷問のすえ、「自白」を強要され、強盗殺人罪に問われ、最高裁で無期懲役が確定。丸鏡についた指紋が「物色の痕跡」だとされたが、男性はえん罪を訴えたたかっている。
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