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県連・支部 2005年 7月 の記事 @
部落差別に怒りたちあがる
大衆が主人公の支部運営に

−大阪・荒本支部大会− ('05/07/03)
7月3日 荒本会館
 【荒本支部】7月3日、支部第26回定期大会を開催しました。大会は、委任状を含め支部員273名が参加し、来賓・共闘を合わせて300名をこえる結集で成功しました。
 今大会は、小泉政権や奥田など資本家による戦争と民営化、大増税と社会保障のきりすてなど、やりたい放題の資本攻勢とのたたかいのさなかで勝ち取られました。
 そして、戦時下での部落差別とたたかい、部落大衆の生活と権利、命を守るたたかいを荒本の村をあげてつくりだしていくことが、大会の課題でした。
 まさに、支配者の側は、従来通りではやっていけなくなっています。平和や人権、福祉などを根底からひっくり返して、部落解放運動や労働運動を暴力的にたたきつぶす攻撃をかけてきています。
 これにたいして、支部の側も、これまでのような改良主義や議会的ななれ合い、ボス交的あり方では、太刀打ちできません。大会で、差別に怒り、生活苦のなかからたちあがる大衆のたたかいを促進し、援助し、ともにたたかうための組織改革に断固とし踏み出すことを宣言しました。
 厳しい処分闘争をくぐり抜け、解同本部派に取って代わる部落民の新しい全国組織としての全国連を結成し14年間、その最大の拠点として全力でたたかってきた荒本の村の団結と底力を今こそ解き放ちます。この戦時下で、差別糾弾闘争を復権させ、荒々しい大衆的実力闘争をたたかいます。

4人の完全無罪をひきつぎ
差別行政とのたたかいへ!

−大阪・寝屋川支部大会− ('05/07/15)
寝屋川支部大会 7月15日
 【寝屋川支部】7月15日、いきいき文化センターにおいて第7回支部大会を開催しました。
 前半の司会を婦人が担当しました。
 解放歌斉唱のあと、主催者を代表して瀧口支部長は、「5月25日の無罪判決の勝利。この間、差別行政許さない闘いの中で、団地の階段の手すりを3年以内につけさせると市に約束させた。村をつぶされないよう死ぬ覚悟でトコトンたたかう!」と、力強く開会宣言しました。
 来賓の挨拶として、中央本部の中田書記長が「4人の闘いと、支部の必死の闘いが勝利に結びついた。しかし、闘いはこれから。村に入り、意見、要求、課題を聞き取り、差別行政との闘いをやろう。」と発言しました。続いて、荒本支部の村上支部長からも挨拶をうけました。
 祝電紹介の後、飛山書記長が、寝屋川弾圧に勝利、住宅改修の取り組み、学促の取り組みなど活動を報告しました。会計報告と運動方針を木邨事務局長が提案しました。
 大会のハイライトとして、寝屋川デッチ上げ弾圧の元4被告よりの発言。瀧口支部長は「逮捕されたとき、20年30年出られないと言われた。裁判で無罪と言われたとき『やったー!』と、うれしかった」。伊地知副支部長は「無実の者をデッチ上げた。村つぶしを許さない。差別と闘うのは全国連しかない!」。島田青年部長は「無実が認めらて胸はって生きていける」。4人は、それぞれ発言しました。
 つぎに国守団地改修要求委員会代表が、団地入居闘争の勝利を堂々と報告しました。
 このあと討議では、「かつて、団地の入居要求を勝ち取ろうと、東京、八尾へと夜明かしで行った。しかし、(途中で解同)役員の態度が違ってきた。貧乏人の要求にはしらん顔に。もう腐っている。これからは、村のために一致団結していきたい」(50代男性)。「2週間前階段でケガをした。一日も早く手すりをつけてほしい」(70代女性)。「みんなの力で団地に入れたが、ふすま、畳はボロボロ。これは交換してほしい」(50代女性)…等々と、発言がありました。
 新役員を代表して瀧口支部長は、「住民の声を受けて、全力で闘います!」と力強く決意表明。大会決議につづいて、最後に伊地知副支部長の「みんな心を一つにして村のために闘おう!」との団結ガンバローでしめくくりました。

全国青年交流集会にむけ、
「差別と闘う村」に変革へ

−広島支部大会− ('05/07/03)
広島支部大会 7月3日
 【広島支部】7月3日、50人の参加のもと第9回支部大会を成功させました。
 広島支部にとって、今大会は全国連第14回大会路線の実践をかけて、住宅、学力促進・教育のとりくみの発展、全国青年交流集会の成功、新事務所建設をテーマに、200戸の支部の実現にむけて支部一丸となった体制をつくることが課題でした。
 とくに福島町では、「差別はもうないのではないか」「差別といわれても、よくわからない」「差別、差別といわないほうがよい」という住民意識が根強くあります。青年交流集会にむけたオルグの中で、差別について激論となり、村の青年が強く反発してきたこと、これに全国連の青年が説得できなかったという現実もあります。
 このカベを対象化し、戦時下で差別糾弾闘争の復権に挑戦していく支部執行部、活動家の主体の強化が問われていました。支部では、大会に向け、幹部学校、研修会、青年の研修会をはじめてきました。
 青年交流集会にむけ、青年部の組織化を展望した、青年の核づくりが決定的です。とくに「差別は関係ない」と反発する青年を相手に勝負できる青年活動家に成長させられるかどうかにいっさいがかかっています。青年は、被爆者の聞き取り、学区自由化による差別教育糾弾のたたかいにたちあがっています。
 これらの成果のうえに、支部大会では、子どもと保護者、教育現場が一体となった教育闘争をまきおこすことを確認しました。また、3月2日の「不法占拠」「住宅を明け渡せ」という極悪の反動判決への怒りをバネに、差別判決を糾弾する新たな大衆決起をつくりだすことを大会の場で誓いました。さらに大会では、これらのたたかいを支え、組織建設のたたかいそのものとして新事務所を建設することをあきらかにしました。

住宅闘争で支部員を増やす
地域の隣保館を守りぬく

−山口・陶支部大会− ('05/07/03)
陶支部大会 7月3日
 【陶支部】7月3日、陶支部大会を開催しました。
 今年の大会のテーマはなんといっても住宅闘争です。大会を、翌々日の第5回公判に向かっての住民総決起集会としてかちとりました。
 これまでの裁判では、同和むけ公営住宅について、行政は「同和対策としての措置はない。低家賃は裁量によるもの」、つまり「恩恵」と言い、「法がかわったので、どこに問題があるか」と、値上げを居直りつづけています。私たちは、公判闘争に支部員だけでなく、住民にも訴えかけて、20人近くで毎回傍聴席を埋めてきました。この中で、新たな同盟員を増やしつづけてきました。
 大会に本部を代表して参加していただいた滝岡統制委員長から、大東市でのたたかいの報告をうけ、これからも共に元気いっぱいたたかっていくことを誓いました。
 宇部の仲間もかけつけ、産廃業者への攻撃の報告をおこないました。
 また、山口市は、10月からの広域合併を理由に、村の隣保館を一般地域に対応する機構改革を提案してきました。審議会の場で、全国連は絶対反対の意志を表明し、出席した委員の賛同をえて、白紙撤回させました。
 村の中には、つもりつもった怒りが充満しています。大会をうけて、村の総団結へ陶支部はたたかいます。 
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