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 小泉政権の戦争政治、生活破壊に 差別徹底糾弾闘争でたちむかおう
-各地で座談会はじまる-  
■大阪 荒本・家賃値上げ反対で、全体集会と座談会
これ以上の値上げは許さない! 役所とは徹底的にたたかおう!
小泉政権の戦争政治によってもたらされた生活不安をだしあい、大会成功にむけて話し合う (荒本支部の班別集会)
【荒本支部】 荒本では、座談会に先立って2月4日、住宅家賃問題を中心テーマに支部全体集会を行いました。多くの支部員があつまり、「払えない家賃にしておいて、どこに出ていけというのか。おかしい」と家賃値上げへの激しい怒りの声が挙がりました。
 この集会で支部は、支部員全員、団地住民からさらに意見を聞いて、値上げ阻止のたたかいを練り上げていくこと、値上げ反対の団結署名を集め役所にたたきつけることを決定しました。7日からは、いよいよ班別集会がはじまりました。
 「10万ほどの年金やのに。ほとんど家賃にもっていかれる。医者や目医者にもかからなあかんのに…」「年金もらうようになってからでも、かえって出費がおおい。つめに火をともすような生活やのに、その火も消されてしまう」とのお年寄りの声。また、子どもをもつ若い婦人らは、「こどもが診療所に月に5〜8回ぐらい行く。今は、幼児補助があるけど、もう少しおおきくなってお金がかかるようになるとゾッとする」「何とか食費をきりつめようと、親の家に食べにいったり、米やおかずをもらってきている」と、生活の苦しい実態があかされました。
 家賃問題では、「根本は差別やろ! よその団地とはわけがちがう。これ以上、家賃が上がらんように要求できへんのか!」「改修費やいうても、値上げせんでも、元がとれてるやないか!」「市ともう一回、たたかわなあかん。これ以上の値上げは絶対にさせない。裁判でも供託でも、もう一回やったらええやないか」と、役所にたいする怒りであり、同時にたたかいにむけての支部執行部への叱咤激励の発言をいただきました。
 支部は、「小泉の戦争政治が一切の原因。たたかっていく」「そのためにも支部が村を統一して、力をつけないといけない。全国大会に参加しよう」と訴え論議をふかめています。全国大会への大動員をかちとり、村まるごとの団結署名をあつめて、値上げ阻止の大衆闘争にうってでます。

■神戸番町・青年が座談会
労働基準法の学習会や、狭山や反戦、世の中のしくみについて勉強したい
【番町支部準備会】 番町では、「医療・介護要求」をテーマにした座談会、そして「失業労働者を対象にした座談会」、「青年をあつめた座談会」を、それぞれ数回づつひらくことを計画しています。まず、1月23日に震災10年目の集会が番町で行われ、そこで出会った青年との座談会をもちました。
 この座談会では、「おまえみたいな悪い奴が部活に入ると、悪い仲間をつくって部がつぶれる」と担任に言われた中学生の訴えや、「2年も働いているのに有給休暇がでない。労働基準法の学習会をやってほしい」との働くムラの青年の切実な要求がもちこまれました。座談会では、狭山や反戦についても話し合い、今の世の中の仕組みについて勉強していくことを決めました。
 さらに、番町の青年と接点を拡大していくために聞き取りや映画会のとりくみを行うことも決めました。全国大会では、全国のたたかう青年と交歓することを楽しみにしています。

■兵庫 芦原支部・全国の先陣きって座談会
地域を代表する芦原支部の建設へ 座談会を日常活動にしていこう!
連続的に座談会を成功させる。住民から積極的な大会参加の声もあがる。
【芦原支部】 芦原地区でも、座談会を開催しています。当初、支部では「本当に意見は出るのか」、「困っているからといって、すべて取り組むということにしたら、大変」などの意見もでました。しかし、「ムラを代表する支部に芦原支部を大きくしていきたい」「あれやこれや言わず、あとはやるだけ」と、はじめていきました。
 実際はじめてみて、出た最初の意見は、「全国連言うても、もっと家賃問題に取り組んでもらわな困る。大会に行けるかどうかわからない」という意見でした。しばらく、シーンとしていたのですが、口火を切ったのは参加した住民でした。「そりゃ、おかしい。裁判に勝ったのも全国連のおかげやと言ってもいい。私は大会に参加します」「またこの季節になったのかと思う。わしも参加します」と次々と大会参加の表明から論議がはじまりました。
 出た意見は、どれもこれも、まさに「生き地獄」といっていいものです。 「年金から数万円のお金が天引きされている、何かと思ったら介護保険や」「年金は月に1万しかない。2月に2万と日雇いの仕事にでて食いつないでいる」 「なんで国は、何でもかんでもとりあげるのか。ついつい医者に行くにも足が遠のいてしまう」 「家賃も3000円から絶対あげへんと言っていた。今の役所は絶対おかしい」 「一生懸命働いても月に残るのは3万円弱。これでメシを食っていけと言うのか」 「子どもと話をしたら、ネットの差別落書きなんかなんぼでもある、なくすことはでけへんと言うけれど、納得できへん」…。
 これらは、まさに「小泉政権の戦争と大資本家救済の政治によって人為的に引き起こされたもの」に他なりません。座談会は、大会組織戦のみならず、日常的な全国連の組織戦の中核にすわる活動です。座談会は参加した人全員が主人公になり、自分の想いを語り、参加者全員で思いを共有していける取り組みです。困ったときには拡中委基調報告を何回も見直してみて、座談会を日常的な組織化の軸にしていきます。3月全国大会でお会いしましょう。

■奈良 古市支部・座談会にむけ支部で討論
いつも以上に頑張ろう! 村の中まわり、座談会へ
【古市支部】 3月の大会にむかって、年初から論議をはじめてきました。拡大中央委員会を経て、座談会方針をめぐって論議が巻き起こっています。まず全国大会の動員目標について論議が起こりました。
 「とにかくがんばろうではいつもと同じになる。目標数をきっちり設定しないと」「関西生コン支部への不当逮捕弾圧。権力はやりたいほうだい。時代が変わってしまった。こんなことが部落民をねらいうちにしてもっともっと起こる。ほんとうに全国連が強くなって部落民を立ち上がらせないと全滅させられる。今回は過去最高をめざすぐらいでないとアカン」と、意見がでています。
 座談会をめぐっては、「ムラの人のためにという前に、まず自分はどうだろう? 悩んでいること、苦しんでいること、ハラ立っていること、こまっていること、いっぱいあるはず」「まず誰よりも全国連という運動団体が声を上げること。私たち自身もムラの住民だし、生活者、要求者のひとり。こまっている同じ思いの人と話す、語る、それで力を合わせる…。そこからしかムラの中の共有とか団結は始まらないし、運動も組織づくりもありえない」
 「では、どうするのか? 『とにかくみんなあつまって〜』とよびかけるだけでは、また失敗するような気がする」「ああいうよびかけはダメ。ちゃんとテーマを設定しよう。教育とか仕事とか住宅とか…。だれがあつまるのか、なんのことであつまるのか、対象を決めて、その人たちによびかける」「名簿をいろいろ手に入れて集めて、対象とテーマをきめる。目標50人というばあい、やっぱり100人か200人の名簿は必要。みんなでもちよろう!」と、実践にむけて討論がすすんでいます。
 討論をもとに支部員みんなでいろいろな「名簿」をあげる、 同じテーマで話しあえる「座談会」(現時点では仕事、住宅、教育)をたくさん開催する、全国大会に古市から50人動員を実現する、ことを決定しました。

■広島支部・学力促進にあつまる青年
夏の全国青年交流集会の成功へ、大会で全国の青年たちに訴えたい
【広島支部】 広島支部が主催して1月30日と2月6日に、青年の座談会をおこないました。1回目には4人、2回目には11人の高校生、青年が参加しました。この青年たちは学力促進のとりくみに来ているが、そこだけでは物足りなくて、連日、支部事務所にも集まってくる若者たちです。1回目は質問形式で、話をすすめていきました。
▼いま、何を望んでいるのか? 「集まるところがほしい」「輪を広げたい」
▼不安に思っていることは? 「仕事が一番、不安におもっている」「将来の結婚のこと」
▼福島町について思っていること、また人からいわれたこと、また差別について… 「くさい。治安がわるい。自分もそう思うし、人からも言われる」「何年か前に、差別事件があったことを親から聞いた」 …などの話が聞けました。
▼では、全国連や大会参加についての質問では、「町内でよく動いている感じ。しかし事務所に出入りしている人が少ない」「夏の全国青年交流集会をぜひ、成功させたい。大会に参加して、全国の青年に参加を訴えたい」「大型バスでいくのなら、半分の30人は青年で乗せていきたい」「次回の座談会では、もっと人をあつめるようにしたい」など、大会参加への意志が明らかにされました。
 2回目の座談会では、できたての全国連のビデオ「第14回大会に参加しよう」を上映しました。青年たちも「あんなに集まるのか。○○(青年の名前)もいる」、「メールで大会に行こうとうったら、参加する人がでてきた」と喜んでいました。座談会をとおして、全国大会や全国青年交流集会が青年の思いと一つになりつつあります。さらに座談会を重ねていきます。

■寝屋川支部・住宅改修要求をめぐって
このままでは「村がつぶされる」 住宅改修要求で役所とたたかう
【寝屋川支部】 1月23日、支部・住宅改修要求委員会の主催で「住宅改修要求」をテーマに座談会を行いました。はじめに、改修要求委員会の田中守顕代表(副支部長)より「昨年、3つの棟に手すりをつけさせました。今年は、全部の団地につけさせる。総会を開いて、要求書をつくって役所に交渉にいこう」との提起がありました。
 参加者からも、「手すりが無かったら、階段が怖くてあがれない。今年中に手すりがほしい」という声があがれば、すぐまた別の人が「手すりほしい」という声をあげます。高齢者にとって、手すりの要求が、どれだけ切実かがわかります。
 これまで、誘っても参加してこなかった人も、「うちの団地、建て方が欠陥だらけだ。たたみが腐っている」「昔から、本部派の役員はむちゃくちゃや。何もしてくれない。年寄りがふえているのに、診療所をつぶした。年寄りに死ねというのか」と怒りの声をあげました。
 話は、「村がつぶされる!」という話題になっていきました。「廃プラスチック工場の建設。村を寸断する道路の建設。むちゃくちゃや」「保育所もつぶされた」「団地がつぶされたら、40年前の村にもどる」と、参加者の危機感はいっぱいです。
 座談会の結果、「月に1度、話し合いをもとう」ということになりました。支部は、住民とむすびつき、住民の決起をつくりだして、その先頭でたたかいます。次には、「医療問題相談会」が決まりました。座談会をつみかさね、14回大会の組織化に突き進みます。
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