スケジュール 全国連とは 創立宣言 全国大会 県連・支部 出版案内 連絡先
トップ 主張 狭山闘争 差別糾弾闘争 生活要求闘争 共同闘争 弾圧とのたたかい
以前の記事
2004年 8月〜9月
2004年 3月〜 7月
要求闘争 2004年11月の記事
西宮・住宅裁判 いよいよ控訴審 (04/11/22)
【芦原支部】11月2日、5月に見事に勝利をもぎりとった西宮の住宅裁判の控訴審がいよいよ大阪高裁ではじまりました。裁判長は寝屋川の住宅裁判を担当している裁判官と同じ。並んだ訟務検事は、番町で出廷している3人とまったく一緒。冒頭から「国の意志」を十分に感じる幕開けとなりました。
 東口会長の意見陳述は、部落差別と同和対策が、値上げとまったく無関係な問題であるとした西宮市の控訴理由書を冒頭で、コナゴナに打ち砕く、すばらしい内容でした。裁判長も一生懸命聞かざるを得ない、迫力のある陳述となりました。
 裁判終了後には、「これまでの家賃は安すぎた(から控訴した)」という控訴理由書の謝罪・撤回を求めてただちに行政に押しかけました。「改良住宅とは何や、言うてみい」、「一般住宅と同じ扱いをするのは差別ちゃうんか!」ー行政交渉の参加者全員が、自分の怒りをぶつける交渉としてたたかいぬかれました。

保育所をめぐり荒本支部が交渉 (04/11/20)
【荒本支部】11月20日、保育守る会と婦人部は、阪口市議(支部書記長)とともに、保育所をめぐる問題について、市児童部に申し入れを行いました。
 市は同和事業全廃のもと、同和保育所としてかちとった「荒本保育所」をつぶし、「荒本子育て支援センター」のなかに再編してきました。これ以後、さまざまな問題がふきだしています。
 「以前より保母(保育士)の子供や保護者に対する態度が悪くなっている」との声があちこちからあがっています。7月には園児約150人の半数以上が、給食で食中毒に感染、おおくの子供が入院する事態までひきおこされました。
 交渉では保護者の声を直接ぶつけました。なかでも、「おうちで子供さん虐待されていませんかと保育士から暴言をはかれ、苦しんだ」という母親の声に参加者の怒りはいっそう強まりました。
 「現場の保育士に部落差別のこと、同和保育の理念や実践について、指導しているのか?」という質問にも、行政はまったく回答できませんでした。
 支部は、村の子供と保護者が安心して過ごせる保育所を実現するためにたたかいます。

山口・陶でも住宅裁判始まる (04/11/16)
【陶支部】11月16日、山口地裁で住宅裁判の第1回公判をたたかいました。行政から不当な「明け渡し」を提訴されたきょうだいと、20人の傍聴団が参加しました。
 この公判にむかう13日には、同住連の大橋事務局長を招いての講演会をもちました。大橋さんからの「被告の後ろには全国1000人の供託者がついている。明け渡しなど絶対にできない」とのはげましをうけ、住民は意気軒高とこの日をむかえました。
 一方、山口市がだしてくる「証拠」は入居契約書がなかったり、入居の4年後に作成されていたり、家賃額や年収がまちがっていたりとデタラメです。裁判長からも指摘され、市の弁護士はあたふたしていました。
 次回1月18日の公判には傍聴席に入りきれないほどのとりくみをします。

国は違法な応能応益制家賃の撤回を指導せよ!
同住連が国土交通省と交渉 (04/11/02)
国を相手にたたかう交渉団(国土交通省で)
 11月1日、同和住宅家賃値上げ反対全国連絡協議会(同住連)は、国土交通省との交渉をおこないました。 今回の交渉は、糸数慶子議員の紹介で実現しました。同住連からは全国の代表40人が参加しました。全国連もともに参加しました。
 交渉団は、神戸、西宮の住宅裁判での住民勝訴のもとに、「神戸判決で改良住宅への応能応益制の適用は違法である」「値上げができるとした国の『1・21通知』は違法・無効であると判決している。国は『1・21通知』を取り消し、全国の自治体に応能応益制をやめるよう通知せよ」「全国の自治体に住民提訴を取り下げるよう指導せよ」と追及しました。
 国は、みずからの破綻においつめれながらも「係争中だから」などと苦しい言い逃れに終始しました。許せません。
 交渉団はさらに、「応能応益制のごり押しのもと、行政によって住民の離婚歴までふくめた家系図や、生活保護を受けていることなどを記した住宅名簿が、裁判所資料だとしてばらまかれている。どう責任をとるのか」と、違法な値上げが新たな差別事件を引き起こしていることを弾劾しました。これにたいして国は「知らなかった」「事実を確認し、次回に回答します」と約束しました。
 このほか交渉団は、経過措置がなくなる来年度からの大幅値上げと住民の追い出し問題、いわゆる「平成17年度問題」や、茨城から「貸付資金の返済問題(高い利息の見直し要求)」など追及し、1時間の交渉をやりぬきました。
▲このページのトップにもどる
トップ 主張 狭山闘争 差別糾弾闘争 生活要求闘争 共同闘争 弾圧とのたたかい
スケジュール 全国連とは 創立宣言 全国大会 県連・支部 出版案内 連絡先