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 県連・支部大会が各地で成功 (04/06-07月)
370人でかちとられた茨城県連大会 (6月27日)
仕事、社会保障を中心に
-茨城県連−

 【茨城県連】6月27日、第13回定期大会を開催、会場の古河市・リバーサイド倶楽部リンクスに、支部員、共闘、行政など合わせて370名がつどい、大成功をおさめました。
 午前10時、司会の山口副委員長が開会を宣言。青年部の山田君が元気に水平社宣言を朗読し、議長団が選出されました。主催者あいさつにたった石川委員長は、「5万人建設にむかって、みんなで協力しながらたたかっていこう」と、力強くよびかけました。
 来賓あいさつの後、東京・杉並区議会議員のけしば誠一さんから、「社会保障の改悪にどう立ち向かうか」と題する記念講演をうけました。けしば議員は、「戦争も差別も福祉の切捨ても、根はひとつ。年金法の撤回をもとめる新しい運動と力を生み出し、国にすべての高齢者に年金を無条件に保障させよう」と呼びかけました。
 議案にはいり経過報告では、5月に全支部員を対象に実施された生活アンケート調査の結果が報告され、仕事保障を中心としてあらゆる生活の分野での取りくみを本格的にはじめていくことが示されました。
 運動方針では高橋書記長が、「仕事問題と社会保障を日常活動の柱としていこう。また今年は、県が同和対策の最終年度としているが、差別の実態を放置したままの全面打ち切りを許さず、三大闘争をたたかおう」とよびかけました。
 質疑と自由討論、本部答弁ののち、すべての議案が満場の拍手で承認され、原口副委員長の閉会の言葉と団結ガンバローで大会は締めくくられました。
 また、この日の夕方、中田支部も県連事務所で大会を開き、今年度の運動方針を討議、決定しました。

東京での要求闘争へ 江戸川支部大会 (7月4日)
東京の「生きる寄る辺」へ
-東京・江戸川支部−

 【江戸川支部】7月4日、船堀タワーホールで開催した支部大会は、50人の参加で成功しました。
 来賓あいさつは、茨城県連の山口副委員長、江戸川区総務部長、東日本解放共闘の山川事務局長からいただきました。
 司会や経過報告など多くを婦人が担い、青年は全員が登壇し、差別への怒りと埼玉での全国青年交流集会への決意を熱くかたり、支部員全員でつくった大会となりました。
 大会で、江戸川での地域活動の基準として労働現場と全地域にノートとペンを持ち込む、三大闘争を実践し、区全域を対象に支部の影響力を強める、差別・抑圧とたたかう人民との共同闘争の強化、区外の部落への工作、大衆を主人公にした支部運営、としてうち出しました。
 介護、医療、借金など多くの生活相談が支部に寄せられています。劣悪な労働条件での仕事、生活破壊に直結する公務員現業の切り捨て・民営化問題は緊急の課題となっています。支部は部落大衆の「生きる寄る辺」となるべく、全力でとりくんでいきます。
 また、在日朝鮮人民への差別落書きに対して、支部と在日、「障害者」、そして労働者の差別とたたかう統一的な取り組みがはじまりました。
 自由討論は狭山闘争や改憲阻止について活発におこなわれました。このあと議案が採択され、役員は続投することに決めました。
 (東京では7月10日、杉並支部でも支部大会が行われました)

就労・住宅・教育を柱に
-奈良・西之阪支部−

 【西之阪支部】6月29日、西之阪町集会所に50名の参加者のもと「部落差別とたたかい、生活と権利を守り抜く西之阪100人支部を実現しよう!」というメインスローガンを掲げて支部大会を開催しました。
 この間の取り組みの中で、多くの初参加者が支部大会に参加しました。大橋昌広支部長の主催者あいさつの後、中央本部から中田書記長のあいさつを受け、奈良の各支部からと共闘からの連帯のあいさつを受けました。
 そして、島田道信書記長から活動報告と運動方針の提起がありました。「執行委員会の定期開催」「ペンとノート聞き取りをもとにした日常活動」など、昨年に支部として何ができて何ができなかったのか検証し、今年は昨年の課題を克服していくと共に、新たな活動の柱を「就労問題・住宅問題・教育問題」の3点に絞り、全国連の三大闘争路線で100人支部を目指すことが提起されました。
 新役員として大橋昌広支部長、島田道信書記長をはじめとした執行委員を満場一致で選任しました。最後に大会宣言を採択し、三大闘争路線で100人支部の早期実現を参加者で確認して大会を終えました。

村の強い団結つくるため
-奈良・古市支部−

 【古市支部】6月30日、第10回支部大会をかちとりました。今大会は、直前の6月8日に病気で長期療養中であった前支部執行委員で壮年部の北浦嘉昇さんが亡くなられるという悲しい出来事があったばかりの中での開催でした。しかし、榧木・国岡両副支部長、西藤会計をはじめ、婦人部、青年部が一致団結し、事前のキャンペーンや準備作業等をやりぬき、活動報告や方針書づくりについては執行委員、教育対策部、狭山闘争委員会、「日の丸・君が代」糾弾闘争委員会がそれぞれ執筆分担をおこない、立派な議案書を作成しました。そして当日を迎えました。
 大会は青年部の進行で、北浦嘉昇さんの遺影をかかげ、まず黙祷し、解放歌の斉唱で開会しました。南畑支部長の主催者あいさつ、来賓のあいさつのあと、年間活動報告、情勢の基調、そしてそれぞれ執筆した各部会・委員会の代表が具体的な方針の提案をおこないました。とくに今年度は「ムラのあたたかいつながりをよみがえらす」「ムラの強い団結をつくる」をメインのスローガンに、ムラの中に入り、実態をしっかりつかみ、古市のための古市支部をつくる、大衆に「全国連とは何をめざしていて、何をしているのか」を具体的にしめす、組織と運動を強くするために執行部を中心にきっちりと学習会をつみかさねる、ということをあらためて確認しました。

新たな支部建設めざし長野県連大会 (6月20日)
生活要求にとりくみ新たな支部の建設へ
-長野県連−

 【長野県連】6月20日、長野市社会福祉総合センターで、県連大会を開催し、県下のきょうだい、たたかう労働者の仲間が93名参加しました。
 議長団には青年部の女性もはじめて選出されました。大会のはじめに、中村副委員長が開会を宣言、小森委員長は「年金改悪や有事法制を強行採決した小泉政権を打倒しよう」と主催者あいさつを行いました。 
 来賓あいさつのあと、活動報告を高橋事務局長がおこないました。高橋事務局長は、「『村のなかへ』の本格的な実践が開始され、27部落・350軒をまわってきた。そのなかですさまじい部落差別の実態が明らかにされ、全国連が何をすべきかをつかみとりつつある」と報告しました。
 続いて、運動方針を小林書記長が提案しました。小林書記長は「生活要求闘争を全力で取り組んでいこう。解同本部派は糾弾闘争、狭山闘争を放棄して、侵略翼賛団体になった。本部派を打倒し、村の団結をとりもどそう」「同盟員の2倍化を実現し、3支部につづく新たな支部を建設しよう」と提案しました。
 休憩のあと、篠ノ井支部の山口支部長と子ども会による「大正琴」の演奏が披露され大きな拍手を受けました。
 自由討論では、初参加の婦人から「保育園から、息子が『障害』があるからといって排除されそうになった。篠ノ井支部に相談したら、これは部落差別であり、保育園と交渉することになりました。息子に対する差別を謝罪させ、これまでどおり通わせることができるようになりました」との発言がありました。青年部からも次々と狭山、反戦、組織づくりの発言がありました。また、共闘の千曲ユニオンからは「狭山23デーに取り組む」決意が語られました。
 提案された全議案が採択され、16人の新執行体制が確立されました。

弾圧はねかえし寝屋川支部大会 (6月27日)
不当弾圧はねのけ、住宅改修で総決起へ
−大阪・寝屋川支部−

 【寝屋川支部】6月25日、いきいき文化センター(旧解放会館)で第6回支部大会を開催し、来賓を含め65人の参加のもと大成功しました。
 解放運動つぶしを狙ったでっち上げ弾圧は、かえって村人の怒りを呼び起こしました。実に7ヶ月の長期に及んだ瀧口支部長ら4人の獄中闘争に応えての裁判傍聴闘争、保釈要望署名、団地改修要求署名の取り組みを軸に、村の団結がよみがえってきました。
 大会には、団地改修を切実に要望する住民やでっち上げ弾圧に怒る村人が多数、雨天をついてつめかけました。瀧口支部長からの主催者挨拶に続き、来賓の挨拶に立った中央本部の中田書記長は、「寝屋川支部は弾圧をはねかえして、みごと支部大会を実現できた」と参加者と喜びを共にしました。
 大会では、住宅改修要求委員会代表の田中さんから、「全戸の改修要求署名を集め、要求書をもって役所へ行こう!団地の改修要求を実現しよう!」との熱烈な呼びかけが発せられ、同時に250戸のアンケートに基づく「要求書」が提案・採択されました。
 役員選出では、これまでの役員は継続とし、新たに、団地改修要求委員会から、代表の田中さんが副支部長に、婦人1名が執行委員に選出されました。
 最後に、でっち上げ弾圧粉砕と団地改修要求の実現を誓って、伊地知副支部長の音頭による団結ガンバローで大会を締めくくりました。

住宅闘争を水路にして村の団結を取り戻す
−山口・陶支部−

 【山口・陶支部】6月27日、「差別があるのに、みんなバラバラ。これでいいのか?取り戻そう村の団結を!」をテーマに支部大会を開催しました。特別企画として「長州藩の部落の歴史」の寸劇を上演しました。
 私たちの村では同和対策事業の全面うちきりのなかで、いろんな重大な問題がおきています。住宅家賃は値上げ、また市は「村の集会所を維持できないので、住民で買い取れ」といってきています。隣保館の廃止も現実化しています。さらに、私たちの村は農村部落ですが、営農を破壊する攻撃もかけられています。
 私たちは、同和住宅家賃値上げ反対闘争を水路に、村の団結を取り戻していきます。支部大会にむけ住宅の全戸にビラを入れました。その結果、住宅の過半の人たちが参加しました。同盟員も増えました。
 支部大会がおわって、いよいよ婦人部大会です。「村の団結」へ一歩一歩頑張っていきます。

住宅・教育・福祉で要求を掘り起こす
−広島支部−

 【広島支部】7月4日、支部大会にむけて支部員の拡大に大胆にとりくみました。広島支部は、これまで福祉、税申告などのさまざまな相談で実績を積み上げてきました。しかし、なかなか支部が拡大しない現状がありました。
 大会を前にして、このことを真剣に論議し、相談にきた大衆こそが主人公のあり方への転換をかちとることで、支部の拡大につながりました。
 第2に、住宅のとりくみ、学力促進・教育のとりくみ、原爆手帳申請のとりくみなどで、前進をかちとりました。
 神戸、西宮とつづいた住宅裁判の勝利判決をうけて、「住民の会」でも「広島も続け」という勢い、主体的な決起がはじまりました。
 さらに、学力促進学級でも、いまでは20人の子どもたちが参加しています。そこからいろいろな課題が支部にだされ、支部としても真剣な取り組みがもとめられました。ここでも、学校の差別教育の現状にガマンならないという婦人の決起が、たたかいを引っ張っています。ここに結集した婦人たちを中心に、支部婦人部の結成準備会もできました。
 支部大会では「差別撤廃とたたかう全国連」の姿を地区全体のなかに浸透させていきます。年内判決をむかえる住宅裁判に勝利し、さらに教育・福祉をめぐって地域の要求をとことん掘り起こしていきます。
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