番町住民の「虫ケラ」扱いを徹底糾弾!
「特殊地区」差別記載を謝罪させる
(04/06/17) |
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神戸市糾弾にたちあがった住民 (04/06/17) |
「同和住宅への応能応益制家賃は違法だ」「国・行政は値上げを撤回せよ。部落差別をやめろ!」住宅家賃値上げ反対をたたかう神戸・番町住民は、神戸、西宮の勝利判決をかちとり、ますます意気軒昂とたたかっています。
6月13日、番町で、神戸市に対する申し入れ行動にむけた住民集会が、30名の番町住民を集めてひらかれました。
知り合いにたのんで、「武州鼻緒騒動」の講談をやってもらいましたが、とてもすばらしいものでした。「おれは人間や」と言ってたちあがった辰五郎らのきもちがよくわかりました。また、住民の会世話人会のみんなで、大山住宅部長の差別暴言を暴くコントをやりました。
集会後には「『まちづくり協議会への公開申し入れ』を読んで、感動した。住民の会に入会したい」という住民が現れ、大成功しました。
6月17日、被災地総行動がおこなわれ、番町住民の会は、長田の労働者のなかまとともに、神戸市に対して、裁判での「特殊地区」差別記載の謝罪などを求める署名と要求書を提出しました。
市職員が謝罪
でてきた職員は、番町住民を侮辱し、差別をあおる発言をしたことを謝罪。私たちの要求を市長に伝え、「必ず回答します」と約束しました。
番町住民を虫ケラあつかいしてきた神戸市に、はじめて、人間らしい態度をとらせました。神戸市のぶあつい壁の一角を、ついにつきくずしたのです。
みんなが、これまでの悔しいきもちを言葉にして、役所にぶつけました。住民ひとりひとりが権利に目覚め、法律も無視して権利を奪う市を許さないという気持ちを示したのです。これが、神戸市をつきうごかしたのです。
さらに、6月28日の市議会では、番町住民の会は意見陳述をおこない、市長と大山部長を徹底追及しました。
神戸・番町のたたかいは、たたかえば勝てる! 自分たちにかけられた部落差別を許さず、団結して立ちむかえば勝てるということを示しました。全国のきょうだいは、番町につづこう! |
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