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 寝屋川弾圧とは?
4人をかえせ! 警察への抗議にたちあがったきょうだい
(昨年5月大阪府警・寝屋川署前)
 2003年3月、アルバイトで生活していた寝屋川支部の島田青年部長が、職安でかつてやったことのある印刷の仕事で「正社員」の募集をみつけ、メタルカラーという会社に就職しました。島田君は就職できたことを喜び、仕事に励んでいましたが、仕事中に段差でつまづき、はずみで腰を痛めてしまいました。痛みをがまんして働いていましたが、痛みがひどくなり2日間、仕事を休みました。
 すると、会社の課長がわざわざ島田君宅を訪問し、「明日からこなくていい」とクビを通告、さらに労災を訴える島田君にたいして「誰も見ていないから労災は認めない」というとんでもない不当労働行為をおこないました。
 島田君は労基署に相談し、「会社と話をして、事情を聞いてきてください」との指導をうけ、さらに寝屋川支部に相談。瀧口支部長、伊地知副支部長、木邨事務局長とともに4人で会社と交渉しました。会社は労災を認め、保障をだすことで円満に解決しました。
 ところが、この円満解決から1ヶ月以上たってから、大阪府警公安3課の刑事が会社に押しかけ、会社にウソの「被害届」をださせ、「4人に恐喝された」などという話をデッチあげて5月22日に4人を不当逮捕しました。
 警察や検察は、寝屋川国守地区で同和住宅の改修要求をめぐって住民のたたかいがはじまったこと、差別行政を糾弾するたたかいが大きく発展していたこと、その中心に4人と全国連寝屋川支部がいたことに憎しみをあらわにして、弾圧してきたのです。部落解放運動つぶしのデッチあげ弾圧です。
 獄内外をつらぬくたたかいで、12月に7ヵ月ぶりに4人を奪還しました。4人を先頭に寝屋川のきょうだい、全国連、ともにたたかう労組が、裁判闘争にも決起し、2005年5月25日、大阪地裁で無罪判決をかちとりました。6月9日、検察は控訴を断念。全員の無罪が確定しました。