第25回大会のご案内

(2016年02月29日)

 

全国の同盟員、共闘の皆さん。部落解放同盟全国連合会(以下、全国連)は来る49日(土)~10日(日)、大阪・荒本人権文化センターで第25回全国大会を開催します。この大会に是非ともご参加をお願いいたします。

全国連は1992年、解放同盟・本部派にかわる部落解放運動の新たな全国組織として歩みをはじめました。以来、国家権力総ぐるみの差別糾弾闘争つぶし、同和対策事業の全廃、同和住宅家賃の値上げなど、ありとあらゆる「部落解放運動の根絶」の攻撃に全国連は一人仁王立ちしてたたかってきました。それは、度重なる権力による弾圧、また共闘者であった革共同の差別者集団への転落・敵対を打ち破る激しいたたかいでした。

そして、この勝利のうえにたって2013年の第25回大会いらい、「新たな挑戦」をはじめてきました。これこそ、法のない時代、戦争の時代、時代の暴風が吹き荒れようとも、「こうやって団結し、こうやってたたかうんだ」「もともと何もないところから始まったのが部落解放運動だ。何もなくても、自分らで団結して生活をかちとり、差別とたたかう。これが本来の運動なんだ」という、部落解放運動そのものを一から、原点にかえって再生するための偉大な挑戦です。この3年間の実践で、私たちは確かな手応えをつかみました。

25回大会で全国連は、「新たな挑戦」をさらに豊かに発展させていきます。まず第1に、安倍政権とたたかう、根性をすえて戦争・差別とたたかいます。全国連は<戦争と差別とたたかう部落解放運動><狭山、安保、沖縄を三位一体でたたかう部落解放運動>をはっきりとさせます。そのために、狭い「糾弾主義」を克服し、権力や解同本部派の糾弾闘争の否定を打ち破って、差別糾弾闘争の全面的な発展をかちとっていきます。狭山第3次再審闘争の勝利を何が何でも勝ち取ります。安倍政権の戦争政治、集団的自衛権の行使、憲法改悪は絶対に許しません。沖縄、三里塚、福島の住民と連帯したたかいぬきます。住宅家賃闘争を継続・発展させ、これからの生活要求闘争の柱になるものを具体化させていきます。

激動の時代にかちぬく運動を共につくりあげていきましょう。

 

2016年2月

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