第7回青年部大会 奈良・西之阪で成功

(2015年09月10日)

      今大会は、関西ブロックの開催地ということで、奈良県にて行ないました。現地実行委員会を立ち上げてから、高校友の会に声かけやムラへのビラまき活動、バーベキューなどをして大会へ向けてのオルグ戦に取り組みました。
フィールドワーク
    1日目のはじめにフィールドワークで奈良の西之阪のムラを大橋中央執行委員に案内していただきました。
    今の改良住宅からすでに250軒中50軒が追い 大橋中執の案内で西之阪地域をフィールドワーク 出されたとポストにはテープが張られていたのが印象的でした。そして、あまりに住環境が劣悪なため改良住宅が建てられた経緯、西之阪の歴史まで説明してくれました。昔は、雨が降る度にバラックの家に汚水が流れてきていた事もあったそうです。
青年こそ反戦・反差別の先頭に

    主催者のあいさつは小林青年部長、本部のあいさつを北浦青年対策部長、地元歓迎のあいさつを大橋中執からしていただきました。 北浦青対部長からは、「青年を信頼しなければならない。青年の成長を実感した。戦争法案で10~20代が必ず動員される。何のための青年部か一緒に考えていきたい。」と話していただきました。 大橋 第7回青年部大会 奈良・西之阪に集まった青年(8月29日~30日) 中執からは、「16歳の時から解放運動を始めた。この村のために何ができるのか考えていた。苦しくても頑張っていたらちょっとは村の人と話ができるようになった。みんなもがんばったらできる」と話していただきました。
    婦人部を代表して、連帯のあいさつを岩崎さんからしていただきました。「戦争はほとんど知らない。もっと聞いとけばよかった。戦後、70年、語る人を亡くしてきた。全国連にとって狭山や戦争の問題は大事な事。発信してつながって取り組むのが重要になってきている。」と思いを聞く事ができました。
    そして、自己紹介をかねて「Good and News」(グッド アンド ニュース)」(討論しやすい雰囲気作りの為)48時間以内に良かった事をみんなで話しました。 全国連青年部で取り組んだ沖縄の共同闘争の活 青年らしい新しい試みで報告、討論が行われる 動をビデオで報告。県民大会の様子が印象的でした。 自由討論では、テーマが安保法案について話し合われました。
    「戦争がはじまるんならあかん」「戦争させない為に他国から日本を守るための法案」という一部の意見がある事について聞くと、「自分は行っても子どもには戦争は行かせたくない。」という子を思う親の意見もでました。反対意見が出されてさらに意見が飛び交いました。
    労働問題では青年からパワハラをうけているという報告がありました。障がいがあってうつ病を発症した後に会社のひどい対応に河内合同労組が相談を受けて、今一緒に交渉しているとのことでした。調べれば調べる程、会社の対応がおかしいとわかると話してもらいました。
    交流会では創意工夫がされた青年のダンス、方言クイズやおいしくない物を誰が食べたか当てる、リアクションクイズでみんな盛り上がりました。
    二日目は活動報告、会計報告、運動方針がだされました。 活動報告では、皆に伝わりやすいようにと二人一組で質問形式をとって話すという新しい形式にしました。
    運動方針では、ラジオ風に二人かけ合いながらのトークで真剣に提起されるところとパロディーの部分もあって、新しい手法で展開されて、とてもよかったです。 さいごに今大会のまとめを小林青年部長にしていただき、団結ガンバローでしめくくりました。 新しい企画や良い討論ができ大成功できました。(報告・全国連青年部副部長 金平 玲)
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