寺尾差別判決41カ年糾弾!全証拠開示、事実調べ、再審開始を勝ちとろう!10.25狭山中央闘争 26要請行動に立ち上がろう!

(2015年09月10日)

  寺尾差別判決41カ年糾弾! 10・25狭山中央闘争、26要請行動
日時:10月25日(日)午後1時開場 午後1時半開始
場所:東京・星陵会館(千代田区永田町2―16―2)

たたかいは前進している
    10・25寺尾判決41ヶ年糾弾・狭山中央集会に向かって訴える第1は、第三次再審請求から9年余り、25回の三者協議が開かれ、検察に181点の証拠を開示させ、弁護団は176点の新証拠を提出し、私たちも波状的な要請行動を中心にたたかいを展開してきたという、再審闘争の前進です。 開示された証拠には、石川一雄さんが逮捕当日に 2014年10・26狭山中央闘争 書かされた上申書、数字が改ざんされた手拭い配布メモ、お勝手カモイの改ざんされた略図など、警察による証拠のねつ造を明確に示す重大な証拠が含まれています。 この先頭には、東京高裁の前でマイクを握って訴える石川一雄さんのたたかいがあります。
早期協議打ち切りを許すな
    第2に、だからこそ追いつめられた検察や東京高裁が、これからむき出しの反動に出てくることをしっかりと見すえるということです。 何といっても、現在、安倍政権の戦争と差別排外主義の下で狭山闘争がたたかわれています。袴田事件でも、東京高裁でDNA鑑定の再検証が検察の主張に沿って行われることになるなど、逆風は始まっています。 狭山事件でも、元最高裁刑事局長や検事を歴任してきた植村裁判長が新しく担当になりました。 私たちは、早期の三者協議打ち切り―早期決定攻撃を絶対に許さない声を大きくしていかねばなりません。
    第3に、今もって四十年以上も事実調べがまったく行われていないことを徹底的に糾弾しましょう。 ここに狭山差別裁判の差別性がはっきり示されています。「事実調べなくして、再審なし」の鉄則をもう一度しっかり確認し、事実調べなき求意見―決定を何としても打ち砕き事実調べをかちとりましょう。
10・25へ全国から
    私たちは5月の全国統一行動でも、『SAYAMA 見えない手錠をはずすまで上映会』(福岡)、狭山座り込み(兵庫)、街宣署名活動(大阪、奈良)、狭山学習会(広島、長野)をはじめとした取り組みを展開してきました。 有罪の根拠とされた寺尾確定判決は、この41ヶ年のたたかいによって、もうボロボロです。この間の地域での取り組みと新証拠を武器に、「寺尾判決の破産を認めろ」という声を、東京に響かせましょう。10・25狭山中央集会に結集しましょう。
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