支部・県連大会が成功
(2015年08月10日)
茨城県連第24回大会
【茨城県連】7月5日、守谷市で第24回県連定期大会を開催し
昨年より多くの支部員ら90名が参加しました。また地元の守谷市長、県行政、青い芝の会、狭山事件と人権を考える茨城の会をはじめ市民団体や議員から来賓の挨拶をいただきました。
大会では2つの特別報告が行われました。第1は、全国連江戸川支部長の内本さんから「福島現地訪問の報告」。先月、福島県富岡町を訪問した時の状況を、写真を使いながら説明してもらいました。
第2は、テレビで放映された、元アメリカ海兵隊委員の反戦活動をえがいた「9条を抱きしめて」を鑑賞しました。
次に運動方針案では、① ムラの高齢化に対応した生活要求や相談活動、② 安倍政権の戦争政治とのたたかい、③ 狭山再審闘争、などを柱とした方針案が提起されました。
自由討論では、差別戒名の取り組み、各支部での放射能測定を再度やってほしいなどの意見が出されました。
県連答弁の後、すべての議案が拍手で採択され、役員は全員が再任されました。
片岡委員長が新役員を代表してあいさつした後、大会宣言がを読み上げられ、最後に山口副委員長の団結ガンバローで、大会は成功のうちに閉会しました。
荒本支部第35回大会
7月19日全国連荒本支部は、第35回定期大会を開催し、48人の参加を得て成功しました。
東大阪「国健会」、全国連中央本部の中田書記長をはじめ寝屋川支部、野崎支部、西之阪支部から挨拶をいただ
きました。
次に3つの運動方針が提案されました。
一つめは、憲法違反である安保関連法の7月16日の衆議院強行可決を許さず、戦争法案絶対反対のたたかいです。
二つめは、あいつぐ差別文書事件について、差別者に対して、差別糾弾でたたかうこと。荒本地域で、差別文書事件の内容を階層別の集まりや座談会をとおして訴え、あらためて部落解放運動や差別、糾弾闘争について学習することを提案しました。
三つめは、狭山第三次再審闘争について。三者協議に、植村裁判長がどのようにのぞむのか注意が必要です。10月25日の狭山中央闘争に向けて、荒本地域をまきこんで「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」の上映実行員会を呼びかけ、「狭山上映運動」に取り組みます。
質疑では、「若い世代が村の団地に入居できない。夫婦共働きだと、収入制限で入居申請が認められない。」「差別文書事件をきっかけに、家族で差別事件について話そうとしてもうまくいかい。若い世代が部落差別についてどう考えているのか。話し合える場、座談会を開くことが必要」などの意見がでました。
答弁として、「応能応益家賃によって、政令月収による入居基準が設けられている。荒本支部の大きな課題です。村の人が村で住み続けたいという願いを実現していこう」と住宅闘争の方針が補強されました。
最後に全提案を全員の拍手で採択し大会を終えました。