9月5日~6日 長野・浅間温泉 全国連婦人部大会にあつまろう!

(2015年08月10日)

      全国の部落の婦人のみなさん。労働者、市民のみなさん。来る9月5日、6日の二日間、長野・松本浅間温泉の地において第24回全国連婦人部大会を開催いたします。長野県下の婦人は、昨年秋より、集まるのが困難ななか実行委員会をたちあげ、大会の成功にむかって準備をすすめています。全国から長野へ、合流し、おおいに話し合い、交流を深めましょう。
    西宮、奈良・西之阪の同和住宅の明け渡しとのたたかいは、それぞれの支部での苦闘があります。法や行政による仕打ちが、どのようなものであっても負けないで生きてやろうという婦人の強さをひきだし闘われています。かつて差別に苦しめられた、むらの先輩たちの生きざまをいま、わたしたちが体現し、全国連が仁王立ちしていることの歴史的意義ははかりしれません。
    部落の生活は、若者の流出、高齢化、低所得化が進行し、生活の基本である衣(医)、食、住がおびやかされています。荒本をはじめ関西では、「おい、こら部落民・・」からはじまる差別文書の投げ込み、郵送による差別事件があいついでいます。部落差別を糾弾し、たたかい抜くことがどれほど重要か、今一度、話し合いのなかで明らかにしていきましょう。
    安倍政権は、7月16日、集団的自衛権を行使する安全保障関連法案を衆議院で強行採決しました。全国連婦人部は、自衛隊員が海外に出て殺し殺される関係にはいるこの戦争法案を絶対許しません。戦後70年、戦争を語り継いできた人々も年々いなくなり、わたしたちには、次の世代につなげる役割があります。
    狭山第3次再審をめぐって、全国連婦人部は、5月に東京高裁、高検に要請行動をおこない、「事実しらべをおこなえ」「隠し持つ証拠を全部だせ」とせまりました。6月末には、植村裁判長に交替しています。狭山要請行動はじめ、日常的な狭山のとりくみを強めていきましょう。これまで、一度も事実調べを行っていない裁判所と全証拠の開示をしない検察にハガキをはじめ、創意あるとりくみを婦人の手でつくりだしましょう。10月25日、狭山中央闘争に全国から結集したたかいましょう。
    9月全国婦人部大会を成功させるため、全国から長野へ参加をお願いします。
第23期第4回全国連婦人部幹事会ひらかれる
    7月26日午後1時より、荒本会館において 第23期第4回全婦幹事会が行われました。
    9月5~6日に開催される第24回全国連婦人部大会前の最後の幹事会ということもあり、主に第24回全婦で何を目指すのか、企画内容や役割分担などを話し合いました。
    第24回全婦の課題について具体的な話し合いの前に、まず① 8・6ヒロシマへの全婦としての取り組み方、② 荒本をはじめ全関西にわたる差別ビラまきちらし事件の経過報告、③ 奈良・西之阪の大橋さんにたいする奈良市の執拗な攻撃の報告が行われました。
    今回の全婦は、開催地・長野の地元の取り組みを始め、7月16日の「安保法案」強行採決・戦争へと突き進む時代に全婦としてやれること、全婦としてもこの課題に向き合っていくことが確認されました。
    次回24期第1回幹事会は、11月8日を予定 しています。
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