8月29日~30日 全国連青年部大会 全国の部落青年は奈良に結集を! 

(2015年08月10日)

      来る8月29日(土)・30日(日)、第7回全国青年部大会を奈良で開催します。今年、日本は戦後70周年を迎えます。そして、差別と戦争と闘ってきた部落解放運動にとっても戦後70周年は大きな節目になります。
    今の情勢は、平和に向かうどころか戦争へと舵をきろうとしています。安倍内閣は、過去の加害の歴史から目をそむけて、原発再稼働や戦争をする為に憲法改悪にのりだし、また過ちを繰り返そうとしています。インターネットの部落差別書き込みや在特会による排外主義が強まり、人間を人間として尊重しない世の中になっています。差別、原発再稼働、日本を戦争国家にすることは、絶対に許すことはできません。
    全国連青年部は、狭山闘争をはじめ、住宅闘争、反原発のたたかい、国会前抗議、沖縄反戦平和行動、8・6ヒロシマなど、幅広い分野において自主解放をかけた取り組みに挑戦してきました。その意味は大きく戦争情勢や差別が厳しくなる中で重要な位置を占めているのではないでしょうか。青年にとっては、就職、結婚という現実において、日常生活が差別と隣り合わせです。部落差別という攻撃をはねのけるには、青年同士が結びつき、団結を固めていくしかありません。これが、最大の武器になります。
    開催地奈良では、オール関西実行委員会として、関西ブロックが主体となって集まり、準備に取り組んでいます。同時に住宅闘争では、差別市長の仲川による追い出し攻撃、役所交渉など闘い抜き頑張っています。
    1日目は椅子を囲みテーマを決めて話し合い、その後交流会ではカラオケの企画を考えています。2日目は、対談方式で活動報告、運動方針(案)をしていくという新たな方式を取り入れていきます。
    この貴重な青年部大会には一人でも多くの参加をして、濃い議論ができ、団結を深める場になればと考えています。全国各地からのきょうだいの参加を訴えます。大会は年に1度全国から青年たちが集まり、日々の出来事、差別や闘いのこと、悩みなど、ひざをまじえて語り合う日です。
    全国のきょうだいの皆さん、奈良で会いましょう。いざスクラム。             
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