7月23日狭山要請行動・国会行動報告   

(2015年08月10日)

      第24回三者協議を控えた7月23日、全国連は山口・陶支部、兵庫・芦原支部、大阪・荒本、野崎支部、東京・江戸川支部、茨城県連各支部・共闘団体、計18人の要請団で東京高裁、東京高検にたいして狭山要請行動をたたかいました。
    午前中は東京高検への要請で、証拠リスト開 要請行動終了後、安保法案反対国会行動に参加 示でわかった4点の未開示証拠の全面開示、さらに浦和地検(当時)や埼玉県警にある狭山事件の捜査資料や証拠のリスト開示を求めました。特に不見当とされる重要証拠の殺害現場を撮影した8ミリフィルムやルミノール検査報告書などは高検手持ちの証拠一覧表には見当たりません。存在が明記された証拠であるにもかかわらず高検にないとすれば、高検以外の捜査機関などに放置されているにちがいありません。 証拠の全面開示とともに、不見当・不存在とされている証拠について、検察自身が全関係機関を調査して証拠を提出するよう要請しました。
    お昼には石川さんの高裁前の訴えが行われており、それと連帯して午後の高裁要請行動をたたかいました。
    高裁第4刑事部の植村新裁判長のもとで行われる初めての三者協議が数日後に控えており、要請団はなんとしても証拠開示、事実調べを実現すべく、要請文、署名を提出しました。「現場に裁判長が足を運んでほしい、事実調べを実施し、石川さん本人から話を聞いてほしい」。「証拠開示について検察が独占的に扱うのはおかしい。証拠開示命令を出すべき。裁判所の前で石川さんが訴えをやっているのを知っているだろう。石川さんになぜ裁判所は応えないのか」と追求しました。 要請行動終了後、安保法案の強行採決を弾劾する国会行動に参加しました。
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