支部・県連大会が成功

(2015年07月10日)

  【野崎支部】野崎支部は6月28日、第15回定期大会を開催し、運動のさらなる発展と組織建設・拡大に向けた支部の方針を決定しました。
まず活動報告・総括では、支部は全国の仲間とともに、全国連の運動の先頭に立ってたたかってきたことをふり返りながら、しかし一方で地域におい あらたな挑戦へー確かな足がかりをつかむ一年に(野崎支部) て運動を拡大し、組織建設・拡大に結びつけることが出来なかったことを厳しく総括しました。
    そのうえで、あらためて私たちがめざすのは、差別とたたかい、生活をまもり、戦争に反対する解放運動を部落にうち立てること、そのためには部落が抱える様々な問題を解放運動の課題にすえながら、部落解放運動を地域の「寄る辺」、たたかいの方向を示す「灯台」としてつくりあげることが求められていることを明らかにしました。
    方針では、安倍政権のすすめる安保法制制定の動きが、憲法を踏みにじって侵略戦争に踏み出す重大な攻撃であるとの認識をあらたにし、このたたかいを強化するとともに、狭山再審闘争の裁判長の交替という緊迫した情勢にたいして、地域から要請行動、署名や要請ハガキ運動を取り組み、大衆的な糾弾闘争をつくり出すこと。差別ビラの大量配布という前代未聞の差別事件を徹底的に糾弾することが確認されました。
    また、地域においては住宅の建て替え―まちづくりを、住宅の自治組織の先頭に立ってたたかうこと。それとともに高齢者の介護や子どもたちの教育問題という地域の課題にしっかりと取り組む、実りある確かな1年にすることを誓い合い、大会を成功のうちに終えました。
長野県連第14回大会
【長野県連】6月7日、須坂市井上地域公民館において、第14回長野県連大会を開催し、41名の参加で成功しました。
    小林副委員長の開会宣言で大会が開始され、主催者あいさつを小森委員長がおこないました。小森委員長は、この一年間のとり組みについて、「もう一回部落解放運動を見つめ直して、いろいろな思想信条はあるけれども、差別という問題では皆がたち上がっていく部落解放運動を、全国連運動の中でぜひつくっていこう」と訴えました。
    大会特別企画として、5月に行われた青年部から沖縄行動の報告をうけました。「米軍の普天間基地の辺野古移設に対して、5月17日に基地反対の沖縄県民集会が、35000人もの人々が結集して開かれました。このたたかいに自分たちも合流でき、本当に感動しました。手製のプラカードをつくり、連帯してたたかってきました。」と、三日間の沖縄のたたかいを生き生きと報告しました。
    議案の提案に入り、一年間の活動報告を中村事務局長が行いました。
    次に、運動方針案を高見沢書記長が提起しました。 「労働アンケートをもとにした仕事保障をとり組みをすすめよう。狭山闘争では、秋に県連独自の要請行動をたたかいとろう。九月に行われる全国連婦人部大会の開催地として、大会の成功を実現しよう。」と訴えられました。
    自由討論では、各支部、専門部から発言がされました。青年部のRさんは「結婚して、夫の仕事で他県に行っていたが、この春、長野に帰ってきました。私自身も小林運送で働くようになり、また、長野で運動に参加できることがとても嬉しいです。がんばりります。」と決意を述べました。
    議案が一括採択され、全役員が再任されました。
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