くらしを守り住宅を取りもどす7・5集会 

(2015年06月08日)

  7月5日(日)ごご3じ 若竹生活文化会館
    西宮市は5月に入っていっせいに家賃滞納回収を民間業者に委託した上で、「滞納」家賃の支払いを請求する文書を送りつけてきました。住宅を奪いとった上で、払えるはずのないことを百も承知でなにがなんでも「債権」を回収しようというのです。生活保護を受給している人にまで送りつけています。その心根が本当に許せません。     「滞納」家賃など払う必要もないし、払えるお金もありません。ただちに「5年間は再入居できない」という内規を撤廃し、希望者全員を芦原地区内にもう一度 住宅追い出しへの怒りが充満(2014年7月6日) 住めるようにするべきです。
    住宅追い出し阻止の激闘のさなかに開かれた昨年の7・6集会から一年。わたしたちは、くらしを守り住宅を取りもどすたたかいに踏み出すために集会を開催することを決めました。ご参加をぜひともお願いします。
    年月がたつにつれ、入退院をくり返す人、労災事故に会う人、国の福祉切り捨て・年金切り下げなど、ますます生活が苦しくなってくる中で、供託者のみなさんは、住宅を退去して以来、必死になって生活を維持し、事務所を維持し、団結を守りぬいています。
    集会では、まず第一に、西宮市のまったく許せない「家賃」請求をどう迎え撃つかということをしっかりと話しあいたいと思います。
    第二に、奪われた改良住宅を取りもどすためのたたかいに踏み出していくことを確認したいと思います。西宮市の「5年間は再入居できない」「家賃滞納があれば再入居できない」は基本的には内規でしかありません。家族の数の変動や介護や世帯分離の都合で、地元への入居の希望は年がたつごとに強くなっています。
    西宮市のように同和住宅を完全に一般公募することによる弊害は、近年ますます目立ってきています。西宮市は、つべこべ言わずにただちに再入居を認めるべきです。
住めるところがなくなる!
    そして第三に、安倍政権による2013(平成25)年12月の「独立行政法人改革等に関する基本的な方針」(閣議決定)によって「最後のよりどころ」とも言えるUR(旧公団)住宅が、家賃値上げの期間の見直し(基本的に2年ごとの値上げ)、値上げ幅の拡大、団地の統廃合(当然古い(から家賃も安い)団地がなくなるということ)、修繕費用の1割削減など、住めない家賃へと変えられようとしています。
    改良住宅も、民間住宅も、URもダメとなればいよいよ住むところがありません。
    7・5集会は、集まった人々でしっかりと討議し、少なくとも今後、どのように団結を維持・拡大していくのかというヒントをつかめるような集会にしたいと思います。ムチャクチャな「滞納」家賃請求とたたかい、住宅を取りもどすために、みなさんの知恵と力が必要です。7・5集会にぜひともご参加ください。
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