みんなのおもいをこめて全国連婦人部狭山要請行動に立つ

(2015年05月17日)

  こたえぬ担当官を一喝 証拠開示―事実調べをおこなえ
全国連婦人部長 北浦寿恵子
    私はこの5月1日、狭山要請行動に出席しようと奈良から一人で出かけました。 全証拠を開示せよ!と東京高検に要請行動(2015年5月1日) 京都で荒本の婦人部事務局員と合流して東京に行きました。
    東京の弁護士会館に午前10時には着きました。奈良、大阪、広島、山口、茨城、長野、全国連婦人部の代表総勢17人が集まって、まず東京高検に乗り込みました。
    それぞれに自分たちの思いを検察庁の白木検事に聞いていただこうと乗り込みましたが、あいにく休暇を取って、いませんでした。
でもかわりの担当の者が二人、私たちの前に座って私たちの訴えたことをメモしていました。それ以上に何も言わず、ただ伝えておきますの一点張りでした。私はそれに腹がたって、「もし自分の親と立場が変わっていたらどうしますか」と、いっても何も答えがありませんでした。私たち部落民を見下しているとしか思えませんでした。
    「全国連婦人部の代表者がみんな遠いところからこの日のために仕事を休んで来ているのですから一日もはたく証拠開示をしてください、お願いします」と訴えてきました。
    午後は「狭山事件と人権を考える茨城の会」代表の沼尻さん夫妻も合流し、東京高等裁判所へ行って、石川一雄さんは私と同じ年でもう75歳になられます。このまま犯してもいない罪を背負ったままで死ねというのですかと訴えてきました。
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