安倍極右政権を打倒しよう!

(2015年02月12日)

 

弱者切り捨てと大企業優遇、集団的自衛権行使ー憲法改悪に反対しよう
    2014年末の総選挙で自民党が大勝し、安倍政権の続投が決まった。だ イスラエルのネタニヤフと握手、中東人民に敵対する安倍 が投票の中味を見ると多くの国民は安倍を支持せず、野党の不甲斐なさに助けられたことが明らかになります。52.66%の戦後最低の投票率、比例区での自民党への投票率は33%で全有権者の17%の支持しかないのです。わたし達は選挙の結果に失望することなく勝利の確信を持って安倍極右政権と対決せねばなりません。

                                                           (1)
    アベノミクスは完全に破綻しました。1%の金持ちや大企業が減税や円安政策などで、さらに優遇され、年金暮らしの高齢者や社会的に弱い人たちは消費税増税や物価高で、生活が、ますます苦しくなっています。
     消費税の増税は福祉のためだと言いながら福祉は、どんどん切り捨てられています。大企業や1%の金持ちが潤えば、それが末端の労働者や地方にも回って豊かになるという、いわゆるトリクルダウンは幻想です。また、雇用が増えたと言っても非正規労働者が増えただけで正社員は減少し、賃金も、ますます減少しています。まさに、アベノミクスは弱者を痛めつけ格差社会を拡大する、まやかしの経済政策です。絶対に許せません。
                                                           (2)
    このように弱者を痛めつけ格差を拡大する安倍政権の政治は大資本家の利益を守るための戦争政治です。あれだけの惨事をひこ起こし、何十万人もの命や財産を奪い、今なお避難生活をしている人が数十万名もいるにもかかわらず原発再稼働を急ぐのは大企業の利益と核武装のためです。
    さらに、集団的自衛権行使の閣議決定は実質的な憲法改悪です。日本が世界中のどこにでも自衛隊を派遣し、殺し殺される関係に入ったということを意味しているのです。この度の「イスラム国」による日本人の人質問題も、このような中で惹き起こされたのです。安倍が、事もあろうに、イスラム人民の怒りの的であるイスラエルでイスラエル国旗(六芒星)を背景に「イスラム国」とたたかうアメリカ主導の有志連合を支持、2億ドルを拠出することの発表の直後に、それを理由にインターネットで発表されたのです。まさに集団的自衛権の行使とは、アメリカの主導する侵略戦争に協力し、日本がイスラム人民の民族解放・革命戦争に武力を持って真っ向から敵対することです。そして自衛隊だけではなく日本人の誰もが殺し殺される関係に入るということです。集団的自衛権の行使絶対反対!
                                                           (3)

    沖縄では知事選に続き、全選挙区で辺野古への新基地建設反対の候補が、自民党候補を大差で打ち破りました。わたし達は沖縄県民の闘いに学びつくし、真っ向から応えて沖縄の基地撤去、どこにも基地は造らせないの闘いを大きく盛り上げていかなければなりません。また、この沖縄の闘いの中に安倍との闘い方が示されています。基地反対、集団的自衛権行使反対、反原発などで一本化し、オール日本、オール県民、オール地域でたたかうことが核心です。この道を進みましょう。
                                                            (4)

    そもそも安倍政権は、安倍を先頭に19人の閣僚中15人が日本最大の右翼団体・日本会議に所属しています。高市早苗総務大臣や稲田朋美自民党政調会長は、日本の現代のナチス「社会主義日本労働者党」の幹部と写真に収まっています。右翼排外主義差別主義団体「在特会」との関係が疑われている閣僚もいます。従軍慰安婦の存在を否定し、明治憲法と見間違うばかりの自主憲法制定を目指し、「お国のために死ぬことを強要するために首相は靖国神社に参拝せよ」と稲田朋美は叫んでいます。
    沖縄県民を始めとする労働者市民とともに安倍政権打倒まで、とことん闘いましょう。その闘いと結合し部落解放運動の大きな発展を実現しましょう。

 

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