住宅奪還! 生活防衛! 西宮市糾弾! の旗を打ち立てる
(2014年11月18日)
芦原支部が第11回定期大会を開催(兵庫・西宮)
【芦原支部】わたしたちはまったく許せない住宅追い出し攻撃とたたかいぬき、11月9日(日)、芦原地区内において第11回支部定期大会をかちとりました。
司会の梶野副支部長が開会を宣言。全国連中央本部から瀧岡統制委員長、関西新空港反対東灘
住民の会から松原さん、関西合同労働組合の石田委員長からそれぞれあいさつをいただきました。
寺下書記長から、この一年を振り返り、「芦原地区自治会連合の供託者20世帯にかけられた住宅追い出しという前例を見ない大攻撃に対して、『住宅奪還! 生活防衛! 西宮市糾弾!』をかかげて、これまで以上の『差別とたたかう団結』をしっかりと固めよう!」と活動報告が提案されました。
芦原の同和(改良)住宅から退去された供託者のみなさんは、みんな激しく怒っています。そして、これまでの4倍~10倍となる家賃を支払い、なんとか生活を維持するために必死にたたかっています。「仕事を増やした。妻もパートにではじめた。子どもの学校の卒業までは今の場所でなんとかがんばる」、「夫婦とも仕事を増やし、帰宅が22じ頃になる。外食はまったくやめざるを得なくなった」、「もともと交通費がない契約で働いていたので、一気に毎月の交通費が4倍になり、どうしようもなく苦しい」などの相談をお聞きする度に胸が痛み、西宮市行政と裁判所に腹の底からの怒りがわいてきます。
会計報告、青年からのアピールのあと東口支部長から運動方針を提案。運動方針では、秘密保護法、集団的自衛権、日米防衛協力指針の改悪など情勢を確認した上で、狭山再審情勢にしっかりとかみ合って、コツコツと署名・学習を積み上げていくこと、反原発のたたかいをますます推し進めていくこと、きむら秀幸さんの寝屋川市議選の勝利のためにたたかうこと、そして、「住宅奪還! 生活防衛! 西宮市糾弾!」のたたかいをおしすすめ、「この怒りを絶対に晴らす」ことを宣言しました。
討論では、参加された住民から、「とりあえず引越したけどまだ落ち着かない。しかし、17年間運動をやりぬいた充実感はある。これからもこの運動に協力してやっていきたい」、「生活支援もたしかに大事。しかし、それよりもみんなの力で事務所を守らなければ」というあたたかい意見もいただきました。
役員人事はじめ、すべての議案を提案通り確認し、芦原のムラ中で堂々と大会はかちとられました。芦原支部の団結は健在です。石川さんは無実だ! の声を芦原地区内にひびかせるたたかい、来たる「滞納」金との攻防をはじめとする生活防衛! 住宅奪還! 西宮市糾弾! のたたかいをみなさんのご支援に応え、全力で推進します。