10・27狭山要請行動の報告

(2014年11月18日)

  検察の証拠隠しは許さんぞ、証拠リストを開示せよ! 高裁は開示命令を出せ、事実調べを行え!
    寺尾差別判決糾弾、再審勝利の10・26狭山中央闘争をたたかった全国連は、翌27日、東京高検、高裁に対する要請行動をたたかいました。
    福岡、広島、 証拠開示命令を出せ,事実調べを行え!(東京高裁2014年10月27日) 兵庫、大阪、奈良、茨城、それに共闘の仲間を加え計14人の要請団が証拠開示と事実調べを求めて集まりました。
    東京高検に対しては、まず村上副委員長から「現在まで187点の証拠開示があった。まだ多くの証拠がある。法制審議会の論議に沿って,全証拠の開示、証拠リストの開示をおこなえ」と要請の趣旨が述べられた。
    続いて各地からの要請文、署名を提出。

    その後証拠開示について質問するも担当検事はだんまり。「検事は証拠開示された録音テープは聞いたことがあるか、反訳を読んだがとうてい真犯人の自白とは思えないが」との質問に検事が激烈に反応。「反訳を読んだんですか?」と証拠の目的外使用の口実になると早とちりして反応したものらしい。そんなことは全証拠を開示してから言え。
    午後には東京高裁へ要請行動。いつもの訟廷管理官の苦虫を噛みつぶしたような顔を相手に、「前回要請行動で主任書記官に要請を伝え、書記官の回答を求めていることについて、なんと答えたのか聞かせてほしい」と言うと「確かに伝えた、書記官は何も言わなかった」と。何も言えないなら「何も言えない」と回答しろ。訟廷管理官ではまったくお話にならない。主任書記官、私たちの前で要請を受けろ。河合裁判長は全証拠の開示命令を出せ、事実調べを行え。私たちの要請に真摯に向き合え。
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