10・26狭山中央闘争をたたかう

(2014年11月12日)

  寺尾判決40カ年を徹底糾弾する!
全証拠の開示ー事実調べ・再審をかちとろう!

寺尾判決を絶対に許さない!
    無実の石川一雄さんに無期懲役判決をくだした憎むべき寺尾判決から40ヶ年を目前にひかえた10月26日、全国連は東京・日比谷に結集し、狭山中央闘争をたたかいました。全国連は寺尾 寺尾判決を許さない! 事実調べ・再審を開始せよ! 東京高裁を糾弾するデモ 判決を絶対に許さず、差別判決を徹底糾弾し、再審実現のための最大の決戦として、この10・26をたたかいました。
    日比谷図書文化館での総決起集会の主催者あいさつで、村上久義副委員長は「寺尾判決から40年、本当にきびしいたたかいを続けてきた。今、最大の山場を迎えている。必ずや、事実調べをかちとり、再審をひらかせるまでたたかおう」と訴えました。
    石川一雄さんの「私の狭山再審闘争の完全勝利は、より多くの新証拠の発掘如何にかかっており、私も今後とも粘り強く全証拠開示や、証拠リスト開示を求めて参る所存です」と不退転に証拠開示のたたかいを訴える10・31メッセージが読み上げられました。     このあと、三里塚決戦勝利全関西実行委員会の松原康彦さん、杉並区議会議員のけしば誠一さん、国鉄西日本動力車労働組合の金沢俊二さんから連帯のあいさつをうけました。
戦争と反動の安倍政権打倒へ!
    また、この10・26狭山中央闘争を、安倍政権による戦争と差別、生活破壊の攻撃への反撃のたたかいとしてもかちとりました。集会の特別報告では、奈良・西宮のきょうだいが登壇し住宅追い出し攻撃を打ち破っていく決意を語りました。
    広島支部の金平玲さんは、集団的自衛権行使容認や原発再稼働の動きを弾劾して、来年の「被爆70年」の8・6集会への結集を訴えました。
    木邨秀幸中執は、11月沖縄知事選挙に連帯し、来春・寝屋川市議会議員選挙に勝利する決意をかたりました。
原発再稼働反対!
    特別講演として、「川内原発再稼働反対」の訴えを、たんぽぽ舎の山崎久隆さんにしていただきました。山崎さんは、政府や推進派のウソを批判し、原発の安全などありえないこと、とりわけ断層が真下をはしり、噴火が近いと報じられる火山の直近にある川内原発(鹿児島県)の危険性、事故が起こったときの被害の大きさをわかりやすく語り、再稼働を許さないたたかいを訴えました。
検察、裁判所を揺るがす大運動を!
    全国連の狭山再審決戦の方針にかんして、まず、井橋昌夫中執が「狭山再審・現在の焦点」として、証拠開示を拒む検察を許さず、証拠リストはじめ全証拠を開示させること、インクをはじめ裁判所に事実調べをおこなわせるたたかいを訴えました。
    小森勝重狭山闘争本部事務局長は基調のなかで具体的な方針として、波状的な要請行動、要請ハガキ運動、23デーなど創意あふれる取り組みを提案しました。
    各ブロック、青年部、婦人部の決意表明のあと中田潔書記長が「今日のたたかいと、明日の要請行動から、さらに狭山闘争の広がりをつくりだそう」と集会をまとめ、団結ガンバローの音頭をとりました。
    集会のあと、青年部を先頭にして、東京高裁を糾弾、経産省前の反原発のテントを激励、東京電力を弾劾するデモ行進をうちぬきました(詳しい報告は次号で)
▲このページのトップにもどる