荒本支部 第34回大会
【荒本支部】6月29日全国連荒本支部定期大会は、来賓と支部員(委任状を含め)169人の参加で成功を勝ち取りました。
支部大会には、8・6ヒロシマ実行員会から金平さんが参加、特別アピールをいただきました。被爆69周年になるヒロシマのつどいを成功させるため、荒本支部もともに取り組みます。
来賓として、東大阪国健会の代表、診療所守る会の代表、全国連中央本部の中田書記長から連帯のあいさつをいただきました。
支部役員の改選では、立候補者が定数内となり信任投票の結果、全員が信任されました。
議事にしたがい、活動報告、運動方針案、会計、監査報告と続きました。
運動方針では、憲法違反である「集団的自衛権」を、憲法の解釈だけで認める安倍政権に反対する。反戦反核、反差別のたたかいを担っていくこと。住宅追い出し攻撃とたたかう、西宮や奈良のきょうだいを支える「500万円カンパ」闘争を取り組むことが提案されました。
質疑では、青年の組織化の課題として「応能応益家賃によって、青年層が住み続けることができにくくなっている。青年の組織化をどのように考えているのか」。支部運動の組織化について、「支部の運動から離れていく人たち、仕事保障をした人たちが活動を離れていくのが我慢ならない。支部の組織化をどのように考えていくのか」などの意見が出されました。
荒本の高齢化の問題は、村だけの問題でなく荒本支部の問題でもあること。支部や青年の組織化の課題は、部落差別を許さないという運動、狭山再審闘争のたたかいなどで支部が寄る辺となって存在すること。この支部の運動と組織を、支部員に財政的にも支えてもらうよう働きかけていくことが重要と答弁。
「10・26狭山中央闘争をたたかう決議」、「団結の力で要求闘争の発展をかちとる決議」、「原発をなくそう! 反戦反核、反原発でたたかう決議」の3つの決議を採択。「同和住宅からの追い出し反対、奈良や西宮のきょうだいを守ろう!」、「沖縄、三里塚、福島と連帯し、反戦反核、反原発をたたかおう」などの4本のスローガンも採択しました。
茨城県連 第23回大会
【茨城県連】茨城県連第23回定期大会を、7月6日、常総市で開催し、支部員ら80名が参加しました。
大会では来賓として常総市長、県、県教育委員会、茨城青い芝の会、江戸川支部からあいさつをいただ
きました。
特別報告として、① 福島原発被害地の視察報告、② 65才になると「障がい者」福祉から介護保険に切り替えられる問題へのとりくみ報告、③ 関西の同和住宅からの追い出し問題と支援カンパの訴え、を行いました。
運動方針案では、安倍内閣の集団的自衛権による実質改憲と戦争への道を許さないとりくみの重要さが訴えられました。そして若い層を運動に獲得することを中心に、狭山・差別糾弾、生活要求、反戦平和・共同闘争をすすめていくことを確認しました。
部落差別の課題では、第2次となる差別戒名のとりくみを決めました。今年の役員体制をすべて再選し、片岡委員長が「みんなで団結してたたかっていこう」と訴え、団結ガンバローで閉会しました。
野崎支部 第14回大会
【野崎支部】全国連野崎支部は6月29日、第14回支部定期大会を20人の支部員、地元支援者、新しい青年も交えて開催しました。
大会では狭山闘争の日常化で地域からもう一度大きな再審開始の運動を作ること、住宅追い出しに反対する500万カンパ運動を広げて支援の陣形を作ること、さらに地域での課題として、老朽化した住宅の建て替えを福祉と住宅の自治を守りながらまちづくりを進めること、青年の組織化の第一歩として青年一人一人の聞き取りから始めることを支部のあらたな挑戦として取り組むことを決めました。
その実践の第一歩を青年をはじめとした支部員一人ひとりからの聞き取りから始めることをこの1年の重要な取り組みとして行うことを提起しました。
青年の組織化、解放運動の再生は住宅建て替えとともに長期の粘り強い取り組みが必要です。まさに一から土を耕し、種をまく気概でこれからの取り組みを行うことが確認されました。
また大会では今回初めて8.6ヒロシマ実行委からの訴えも行われました。今年の8.6ヒロシマの集いへの結集を訴えるとともに、来年には被爆70年を迎えるヒロシマの新たな取り組みの抱負が語られました。
大会後の懇親会では婦人、壮年、青年が世代を超えて交流するとともに、これからの解放運動、地域の将来についてそれぞれの夢を語り合い、大会を終えました。
長野県連 第13回大会
【長野県連】6月8日、第13回長野県連定期大会を開催しました。県内の部落大衆、共闘の仲間が43名結集し、熱気あふれる大会となりました。また、小林運送で働いている部落の労働者2名が、家族連れで初め
て大会に参加をしてきました。
主催者あいさつに立った小森委員長は、現在の国際的な情勢と安倍政権の戦争政策を明らかにしました。そして、狭山闘争の現状、部落解放運動の必要性と方向性をわかりやすく説明しました。
特別企画として、青年部から5月に行われた沖縄合宿が報告されました。小林青年部長と青年部役員2名、合計3名が長野県連青年部から参加しています。報告として、ひめゆりの塔や、シムクガマとチビチリガマを知花昌一さんのガイドで見学したこと。県民集会に参加し、実行委員長の山城さんと合流を果たせたことなどが報告されました。そして、戦争の現実を沖縄で感じ、二度と戦争をくりかえしてはならないと、感想と決意を語りました。
運動方針案の提案では、高見沢書記長が県連の中心課題の四本柱をさらに推進するため、解放ボランティアのさらなるとり組みと、『しょうり』の定期購読の拡大を基軸にして推進していくこと。そのために支部活動を強化し、日常活動を行うことが提案されました。
そして、51年目を迎えた狭山闘争に勝利するため、要請ハガキ運動を日常闘争にしようと提起され、参加者の満場一致で確認されました。
また、生きる権利をかけて関西で戦闘的にたたかわれている住宅闘争に連帯し、「500万円基金運動」のとり組みをはじめていくことも提案され、了承されました。
議案の提案を受けた自由討論では、婦人部から次々と発言がされました。若い婦人から高齢の婦人まで、婦人部の日常活動の幅広さが示されました。
小林副委員長の「団結ガンバロー」で大会を締めくくりました。