被爆69周年 8・6ヒロシマのつどい

(2014年06月21日)

  8月6日 広島市文化交流会館へ
被爆69周年 8・6ヒロシマのつどい
2014年8月6日(水)ひる12時30分~
広島市文化交流会館 3階銀河 広島市中区加古町3-3
主催 8・6ヒロシマのつどい実行委員会

お問い合わせは全国連広島支部まで
【広島支部】私たち広島支部は8・6実行委員会の一翼を担って,今年の広島原爆の日8月6日に「被爆69周年8・6ヒロシマのつどい」を広島市文化交流会館でとり行います。全国連の共同闘争の基軸の一つのとりくみとして、皆様のご参加をここに訴えます。     いよいよ来年に被爆から70年の大きな節目を迎える中で、私たちは被爆者の高齢化、被爆の継承がより顕著な課題として問いかけられています。白血病やガンなど、放射能被害は今も続いているのは確かですし,二世・三世、そして四世…と後世への影響も懸念されています。いかに被爆者の思いを発信し、後世へ伝えていくのか。また、いまの後世が被爆についてどうとらえているのか。希望ある未来を築くうえでも、この被爆問題を考え行動することの重要性を広く訴えていかなければなりません。
    そして、3・11から3年が経過した福島もまた、いまも放射能漏れや多くの仮設暮らし、被ばくの進行と、解決の様相はみじんもありません。しかし政府や安倍政権、原子力規制委員会は、福島第一原発事故がなかったかのように私たちをあざむかせ、各原発の再稼働や、トルコなど海外へ輸出しようと目論んでいるではありませんか!
    しかし,いま福島では被ばく手帳の新設を呼びかけるなど、生きるための要求を訴えています。鹿児島県川内原発、そして愛媛県伊方原発など原発立地周辺や、経済産業省前テント村では、「ぜったいに再稼働させない!」「私たちの故郷を守る!」と懸命な活動が展開されています。
    さらにいま沖縄は、米軍や自衛隊基地の増設がさらなる問題となっています。基地の強制は、あきらかな差別です。うちなーの皆さんの怒りや生活への影響ははかりしれません。沖縄はかつてあの悲惨な地上戦が行われ、多くの命が奪われました。戦争の恐ろしさ、そして「命どぅ宝」の精神から、「あの悲劇を繰り返してはならない!」という思いは、ヒロシマの思いと同じです。だから、いま国会で秘密保護法の強行採決され、さらには集団的自衛権の行使容認、憲法の解釈変更や改悪が狙われていることは絶対に許さず、阻止しないといけません! このような差別と戦争の悪政の中でも、私たちは希望をもって、人間らしく、そして後世も生きつづけることを強く願い、訴えています。それはヒロシマでも、福島でも、沖縄でも、どこでも共通した想いではないでしょうか。
    今回は福島から木幡ますみさん、沖縄から平和運動センター議長の山城博治さんにご参加いただく予定です。広島からも被爆者や二世、三世が今の思いを話します。 生きるために「伝える」、その思いとともにして連帯して「つながる」、最後まで諦めず「つづける」ことを皆で誓い合う「8・6ヒロシマ」をともにつくりあげてまいりましょう!   「今日は他人の身、明日は我が身」戦争と核兵器、原発に反対し、差別とたたかった沼田鈴子さんの思いもともに。 皆様のご参加ならびにご賛同をよろしくお願い申し上げます。
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