裁判所は証拠のインク瓶の科学鑑定をおこなえ! 狭山再審実現へ! 全国連婦人部が要請行動(4月25日)

(2014年06月21日)

      第23回全国大会の成功をうけ、全国連は狭山再審実現にむけたたたかいに全力で立ちあがっています。4月25日、全国連は婦人部が東京高裁、 狭山要請行動・検察糾弾に立ちあがった全国連婦人部の代表団(2014年4月25日) 東京高検への要請行動をおこないました。
    はじめに婦人部は東京高裁にたいして、「袴田事件では裁判所の積極的な証拠開示勧告がなされた。事実調べもおこなわれた。そして、警察による証拠のねつ造があきらかにされた。これを教訓にして、狭山事件でも検察が隠し持つ証拠を開示させるべきだ」と強く申し入れました。次に、準備してきた<万人筆のインクの違い>を一目であきらかにするパネルをしめして裁判所を追及しました。「証拠の万年筆はニセモノ。成分を比べればはっきりする。事実調べをおこなえ!」とせまりました。さらに婦人部は、「検察の証拠ねつ造はいっぱいある。裁判所もグルではないのかと疑われている。裁判所は、どうするのか!」とたたみかけました。訟廷管理官らは、まったく答えることはできません。このあと、各地からの要請文を読み上げ提出し、裁判所への要請を終えました。
    午後からは検察に要請しました。この日は検事が不在のため事務官らに、裁判所同様、パネルを示し、証拠のねつ造を徹底弾劾しました。
    この婦人部の要請行動に引き続いて、全国連は5・23全国一斉行動に決起しています。
▲このページのトップにもどる