第23回全国大会に参加しよう

(2014年03月02日)

  「新たな挑戦」勝負の1年!
    今年こそ狭山闘争に勝利しよう!
    住宅取り上げ反対、奈良・西宮のきょうだいを守ろう!
    安倍政権と対決し選挙闘争の前進へ!

   4月12日~13日 東大阪市荒本人権文化センター
    部落解放運動の再生をめざす「新たな挑戦」は、その勝負をかけた3年めです。待ったなしに「新たな挑戦」の具体的な実践に突入します。2014年の 本年、第1回めの狭山要請行動にたちあがる(1月28日 検察庁前) 重要課題―狭山、生活防衛、選挙準備のいずれにおいても、その点をぬきにはありません。そのため、全国連は4月12日~13日、第23回全国大会を開催します。また、そこにむけて、1月26日には議案書起草委員会を開催。2月22日~23日には、拡大中央委員会を開催します。全国一丸となった大会へのとりくみを訴えます。
20戸50人に住宅明け渡し判決!
    新年早々の1月16日付、最高裁は兵庫・西宮芦原地区の住宅裁判において、住民の上告を棄却し、明け渡しを支持する決定を下しました。絶対に認めることはできません。そもそも元々の我が家を提供して建設された改良住宅です。長年そこに住む20戸50人もの住民から、行政としてのまともな話し合いの一度もなく、裁判にかけ、住宅を取り上げるというのです。改良住宅にたいしては、戦後かってなかった攻撃です。
    芦原支部は、住民集会、市への申し入れ行動、議会への請願署名など、必死の抗議にたちあがっています。「西宮のきょうだいを守れ」と関西、全国からも声を集中しています。
    芦原のきょうだいの口惜しさ、怒りはいかばかりでしょうか。しかし、勝負はここからです。ここからこそ、「新たな挑戦」にうってでて、大きな陣形で西宮市の強行を許さない状況をつくりだしましょう。
狭山勝利をきりひらく年に
    狭山差別裁判では、今年中には、裁判官の何らかの判断があるという観測です。全国連は裁判官頼みの楽観主義を断固排除します。また、だからこそ、自分たちの手で、石川さんと心 2年連続で開催した狭山中央闘争(10・27東京) 深く連帯し、「全証拠開示」「事実調べ・再審開始」の要求を今まで以上に大きな声にしなくてはなりません。1月28日、全国連は本年最初の要請行動を開始しました。昨年の波状的要請行動を活かしきって、狭山闘争の日常化に本格的にうってでましょう。そこで掘り起こした「無実・差別・糾弾」こそが、勝利のただひとつの原動力です。
部落解放運動そのものを担う挑戦
    果たしてこのままでは、あと5年、10年先の部落解放運動はどうなっているのか?
    この深い危機感から、全国連は「新たな挑戦」を呼号し、その試みを開始しました。それは全国連5万人組織建設論の継承であるとともに、もはやいかなる意味でも、単に全国連の「セクト」的拡大路線にはとどまりません。そうではなく、部落解放運動そのもの、その全体、すべて、それを一からやり直そう。荒地を自分たちの手で耕しなおし、種をまいて再生しよう。全国連はその礎にな 新たな挑戦を全国で実践しよう(昨年の第22回大会) るのだ、という決断です。また、それこそが全国連の歴史的役割であり、それぬきには全国連の存在もありえないという認識にたったのです。
    このことは、部落解放運動のこんにち置かれた一般的状況ではなく、全国のほとんど例外のない地域実態です。だから待ったなしです。三大闘争のなかのどれがという問題でもない。
    逆に、三大闘争の何をやる場合も、あるいは青年や婦人の組織化の場合も、その観点から課題をとらえ、その適用をどうするのか、もがいて掴んでいくこと、それ以外にないという提起です。
    23回大会に総結集し、「新たな挑戦」の例外ない実践へ踏み出そう。
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