速報 追い出し強制執行を迎え撃ち、住民が徹底弾劾闘争にたつ!

(2013年11月24日)

      11月12日、奈良市行政は西之阪の大橋中執の住宅にたいする「明け渡し」の強制執行をしました。この暴挙にたいして、大橋中執と家族、西之阪住民、 強制執行にたいし怒りの声をあげる西之阪住民と全国からかけつけたきょうだい そして全国からかけつけた全国連のきょうだいが徹底弾劾にたちあがりました。全国連のきょうだいは、10・27狭山中央闘争での「西之阪への全国結集」の緊急決議どおり、関西各支部はもちろん、福岡、山口、広島、長野、茨城から、もじどおり全国結集しました。
    午前8時、西之阪集会所に地域の住民、全国からあつまった仲間をまえに、大橋中執、家族が家をとられることへの悔しさを乗りこえ、「西之阪でたたかい続ける」「絶対に自分たちの家をとりもどす」と、これからも西之阪のたたかいの先頭にたっていく決意をあきらかにしました。中田書記長は、「西之阪で『自分たちの団結で生活と権利を守る』たたかいをつくり出す第一歩としよう」と訴えました。全国のきょうだいから、激励と共にたたかう決意が語られました。
    9時に全員で執行現場となる団地の前に移動しました。執行代理人と業者のトラック4台も近くにきました。遅れて、奈良市の職員3人がおそるおそる様子見にやってきましたが、住民の徹底弾劾をあびながら村の外まで出て行かざるをえませんでした。さらに遅れてやってきた裁判所の執行官にいたっては住民に弾劾されるや、すぐさま警察に通報するしまつです。しかし住民の怒りは警察官らも退かせました。結局、執行官らは警察に守られながら、部屋からは一番遠い団地の端の階段から入っていくのがやっとでした。住民らは意気軒昂と団地前で徹底弾劾の声をあげ、午前中いっぱい抗議集会をおこないました。その間、奈良市の職員は近づきもできません、村の外でずっと立たされていました。
    午後1時、住民は再度集まり、全体で「請願行動」というかたちで市行政への怒りをぶつけました。担当の住宅課は対応不能、住民追い出しの差別行政の張本人=仲川市長は住宅闘争つぶしのためだけに雇っている元警察官の職員をおしたて請願行動つぶしを策しましたが、そんなデタラメが通るはずがありません。住民は副市長を相手に30通を超える請願書をたたきつけ、請願への回答と今後の話し合いを約束させました。
    ここに、西之阪住民の自分たちの生活と権利を守っていく新たな村の団結をつくり出すたたかいがはじまりました。
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