10・20三里塚現地集会に参加

(2013年11月24日)

  TPP反対! 福島・沖縄と連帯
    10月20日、三里塚現地で7・29千葉地裁・多見谷裁判長による農地取りあげ判決を弾劾し、TPP絶対反対、福島・沖縄の怒りとともに闘おうと、三里塚全国総決起集会が開かれました。
    この日降り続く大雨の中、全国から700人、全国連からも参加し、集会デモを闘いました。
    空港敷地内で農業を営み、生活する市東さんに対して空港会社は市東さんに無断で農地を買い上げ、空港に転用しようと裁判を起こしたのです。しかし本来農地法は農地と耕作者の権利を守る法律として作られたものです。空港会社のこうした農地法違反は認められるはずがないのです。ところが千葉地裁の多見谷裁判長はデタラメな訴訟指揮のもと、「農地取り上げ」の不当判決を下しました。まさになにがなんでも「国策」のためには三里塚農民を犠牲にするやり方です。反対同盟は控訴審闘争で必ず一審判決を粉砕する決意を明らかにしました。
    三里塚反対同盟はこの市東さんの農地を守るたたかいが、同時にTPPによって犠牲にされる農業・農民や、原発事故によって避難を余儀なくされている福島の人々、「基地の島」にさせられた沖縄の人々の怒りを一つのたたかいにして、「国策」に反対する大きな統一戦線を作ろうと呼びかけました。
    わたしたちもこの反対同盟のたたかいに応えて、狭山第三次再審闘争はじめとする部落解放運動勢力がその先頭に立って、反戦・反核・反差別の大きな共同闘争をつくりだしましょう。
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