10・27狭山中央集会にむかって総決起せよ!

(2013年09月18日)

  大量の署名を集めよう! 去年倍するきょうだいの結集をかちとろう!
石川さんへの無期懲役判決39カ年糾弾! 全証拠開示・事実調べ実現へ!
東京高検、高裁へ、さらに波状的・連続的要請行動をたたきつけよう!
   
すべての部落のきょうだいのみなさん。共に闘う仲間のみなさん。全国連中央執行委員会より『10・27狭山中央集会』へ、これまでにな 昨年の10月狭山中央闘争ー青年を先頭にデモに出発 い大結集、総決起を訴えます!
    今年5月の「狭山50年」を迎えるにあたり、わたしたちは2013年冒頭から「波状的な狭山要請行動」という基本方針を打ち出し、東京高検・東京高裁への連続的な糾弾闘争を展開しました。
    1月23日の各地代表団による要請行動を皮切りに、2月25日には婦人部の要請団、3月25日は青年部の要請団、(4月の全国大会をはさんで)5月27日には奈良の要請団、6月13日は大阪の要請団が次々に決起して闘争を貫徹。そして7月23日には中央執行部を先頭とした要請団が闘い抜き、高裁前で街宣行動をおこなっていた石川一雄さんと固い握手を交わし、あらためて連帯・血盟も誓いました。 また、この一連の波状的要請行動は三者協議と連動し、各地からの要請文や寄せ書きと何百という署名をたずさえ、検察庁と裁判所を鋭く追及するものとして打ち抜かれました。
    しかし東京高検は殺害現場とされる雑木林のルミノール反応報告書などの重要証拠を「不見当」とし、証拠リストをはじめ、通し番号の欠番(未開示)証拠の開示を「必要がない」として証拠隠しの姿勢を鮮明にしてきました。
    また東京高裁は証拠開示要求に「柔軟な対応を」とはいうものの、開示勧告・命令を出さず、証人尋問をはじめとした事実調べに関してはいまだ態度を明らかにしていません。
    いま一歩、再審闘争を前に進めるのは、全国の部落のきょうだいの創意工夫に満ちたたたかいとそれに支えられた東京高検、高裁に対する波状的要請行動によって、必ず再審の扉を押し開くことができるに違いありません。
わき上がる全国の声を集めて、再審の扉をこじ開けよう 10・27狭山中央集会へ!
    この10月31日は、1974年の二審(東京高裁・寺尾裁判長)による石川さんへの無期懲役判決から39年目の日。しかも10月下旬には第15回目の三者協議が予定されており、重要なこのタイミングに石川さんの思いと全部落大衆の思いを全力でぶつけなければなりません。
    石川さんにかけられた「殺人犯」という汚名は、警察・検察・裁判所という国家権力総がかりの部落差別によるものであり、その闘いは石川さんとともに、部落のきょうだい一人一人にとって部落差別という現実を拒否して人間の真の尊厳をかけた糾弾のたたかいです。
    わたしたち全国連の方針は鮮明です。残り一ヵ月、大量の狭山署名を集めること。引き続き部落大衆のナマの寄せ書きやメッセージを集めること。そして昨年の10月集会を倍するきょうだいの結集を勝ち取るということです。その力で東京高検に「隠し持つ証拠を全部出せ!」の声をたたきつける、東京高裁には「事実調べをおこなえ! 再審を開始せよ!」の声をたたきつける、全国例外なくこの方針で一致し、10・27に突き進みましょう!
    誰よりも青年、婦人、各地執行部が先頭に立ち、地域・学園・職場で狭山を訴えましょう!
    たくさんの署名、寄せ書き、メッセージを持ってムラぐるみ・地域ぐるみで10月27日(日)、首都東京に大結集しましょう!
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