第5回 全国連青年部大会 8・24~25 長野・諏訪

(2013年08月30日)

      全国の部落のきょうだいの皆さん。共にたたかうすべての仲間の皆さん。
    私たち全国連青年部は、来る8月24日から25日の二日間、長野県諏訪市にて、第5回定期大会を開催します。多くの皆さんのご参加を訴えます。
狭山再審勝利へ
    第1に、私たちは狭山闘争をあらためて爆発させます。
    今年で、狭山事件が発生してから50年という節目を迎えました。実に半世紀にも及ぶ石川さんの不撓不屈のたたかいは、私たち青年部にとっても何ものにもかえがたいものであり、「石川命、わが命」として、差別糾弾闘争の主軸に据えてたたかい抜いてきました。     50年を迎えたまさにその時に、狭山の担当裁判官が変わり、担当検事も変わるということが起こりました。これらの動きは、まさしく第三次再審請求をも棄却しようとする体制であると言わざるを得ません。
    私たち青年部はこの情勢を直視して、何としても棄却を阻止し、再審・無罪を勝ちとる決意で突き進んでいます。とりわけ「波状的要請行動」の方針のもと、3月に初めてとなる全国連青年部独自での狭山要請行動を貫徹しました。全国各地の青年代表が決起し、東京高裁・高検に対して、徹底糾弾を叩きつけ、国家権力機関を震撼させました。若さを武器に、狭山事件における差別性をとことん追及・弾劾し、再審開始要求と全証拠開示を堂々と訴えてきました。
10・27中央闘争へ
   
この勝利感をさらに爆発させ、きたる10月27日「寺尾による無期懲役判決39ヶ年徹底糾弾! 全証拠開示・事実調べの実現! 再審闘争勝利!」をスローガンに挙げ、首都東京での中央総決起闘争に再度青年の総結集をつくり出していきます。
反戦闘争の強化へ
   
第2に、反戦闘争・共同闘争を強め、拡大します。
    5月に三年ぶりとなる沖縄現地の派遣・合宿をやり抜きました。沖縄のたたかいに肌で触れ、現地の人々と共闘関係を深めるという有意義な研修の場になったばかりでなく、青年部組織建設における幅を拡げ、青年部メンバーのさらなる成長の糧となりました。この沖縄合宿を毎年の定期的な取り組みに据えることによって、新たな解放運動の未来を切り開いていけると確信しています。
    今回の全青は、この狭山闘争と沖縄のたたかいを大きな柱として、青年部運動方針を明確にして、かつ、誰でも気軽に参加できる青年部活動を目指していきます。
    全国より多くの皆さんのご参集を心からお願いし、ご案内とさせていただきます。
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