大阪・北摂に全国連の新たな拠点

(2013年08月30日)

  北摂支部が支部大会(7・27) 大衆的運動の一歩をしるす
【北摂支部】
わたし達北摂支部は、今までの支部としてのたたかいの上に富田地域のきょうだいの団結をもって、7月27日、ついに支部大会を開催しました。 地域でのたたかいの方針を決定し、団結ガンバロー ここに、わたし達北摂支部は、富田をはじめ北摂地域のきょうだいに責任を持つ勢力として第一歩を踏み出したのです。
    大会は、開会宣言のあと、書記長に就任した富田のきょうだいの開会の挨拶から始まりました。
    「北摂支部大会を開催できたことを嬉しく思う。石川さんのことは一番大切です。富田の村の人にとっては住宅問題が大きな課題です。北摂支部として行政に自分たちの意見がいえるように頑張りたいと思いますので皆様のご協力おねがいします。」と力強い発言です。
    そのあと、来賓の挨拶を中央本部と野崎支部を代表して滝岡中央統制委員長、高槻市議会議員、富田健康を守る会会長・和田孝雄さん。富田町病院院長・小西弘泰さん。高槻医療福祉労働組合解放研・永瀬代表より連帯のあいさつをいただきました。そのあと議案提起、会計報告、質疑応答、採択、新役員選出、と続き新役員の決意と団結がんばろうで締めくくりました。まさに、北摂にとっては歴史的一歩を踏み出すことに成功したのです。 支部運動の4本柱を確認
   
大会では大きく4点が提案され、議論されました。 参議院選挙での自民党の圧倒的議席増をうけ、安倍政権は、戦争政治と生活破壊に突き進んでいます。安倍政権による現憲法の廃止と新憲法の制定攻撃を絶対に許さず闘うこと。とりわけ、解釈改憲による集団的自衛権を粉砕することが当面の第1の課題です。
    第2は狭山闘争の事実調べ・再審に向けた闘いの圧倒的強化です。検察が隠し持つ全証拠を開示させれば石川さんの無実は明らかになります。死体発見現場の写真は極めて重要です。検察はルミノール反応検査で殺害現場さえ特定できず、死体発見現場の写真も開示できないというのであれば、検察立証は破産したことを意味しているのです。破産した検察を打倒するような闘いを巻き起こし、事実調べ・再審を実現しよう。10・27首都に総結集しよう。
    第3は、北摂支部の独自の課題として住宅建て替え問題に積極的に対応することです。住宅建て替えの行政による説明会には100世帯近い住民が参加しました。同時に名前入りのアンケート(実質的要求書)がおこなわれ、具体的に始まりました。私達はあくまで住民の要求に依拠し、住民の要求を北摂支部の方針として確立しなければなりません。要求闘争は、数少ない全国連のメンバーだけでひねり出した方針で共鳴するものは寄って来いという運動ではありません。あくまでも主体は住民であり、その要求です。それこそが行政を動かし要求実現につながるのです。また議論の中でお年寄りの見守りも議論になりました。富田町病院などと連携しながら取り組んでいきたいと思います。
    第4に反原発、沖縄基地撤去を全力でたたかうということです。こうした反戦平和の課題、手話講座などのサークル活動も大事です。こうした取り組みの中で青年層の結集を実現しましょう。
    北摂支部は、まだまだ小さい組織ですが、全国連の一翼を担って全国のきょうだいとともに全力でたたかいます。
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