9・7全国連婦人部大会ー広島へ

(2013年08月30日)

      全国の部落の婦人のみなさん。労働者、市民のみなさん。
    来る9月7日~8日、広島の地で第22回全国連婦人部大会を開催します。開催地の地元では、福島、小河内、都三地区の婦人が8.6広島のつどいの成功をうけて、休むことなく婦人部大会の成功のために力をつくしてとりくまれています。全国から広島にあつまり、みんなの手で成功させましょう。
    参議院選挙は、自民党が圧勝し、自公政権が発足しました。原発事故を放置し、財界の生き残りと弱者きりすての政治が大手を振ってまかりとうろうとしています。憲法の改悪が確実に日程に上り出した今、戦争への道を絶対ゆるしてはなりません。一方、在特会の運動にみられる差別排外主義が吹き荒れています。わたしたち部落の婦人がむらの 生活をまもり、ちからを合わせて生きることは、部落解放運動の重要なテーマです。部落解放の主人公として、全国連婦人部は、その役割をはたし、担っていくものです。

     もっとも大事なとりくみは、狭山第3次再審のたたかいに勝利することです。今年の5月23日でまる50年、不当逮捕され、殺人犯の汚名をきせられたまま半世紀にわたる石川一雄さんの思い、くやしさをひとつにして、わたしたちの手で晴らさなければなりません。今年10月27日、寺尾判決39か年糾弾中央集会にむかって、わたしたちのむらで、街頭であらゆる創意工夫のとりくみで、一人でも多くのひとたちに声をかけ、参加をつのり、東京に攻め上っていきましょう。
    全国の部落で 婦人のたたかいの先頭にたっています。奈良市では、仲川市長は、同和住宅の明け渡しを強行しました。地元・西之阪の婦人は、心底からの怒りを解き放ち、たちあがっています。兵庫・西宮の婦人は、住宅明け渡しの控訴審で8.29反動判決ゆるさず、たたかいぬいています。
    自己責任と格差社会はむらの生活を破壊的に進行させることは火をみるより明らかです。
    むらの力をひとつにする役割を全国連婦人部が担っていきましょう。 「8.6につづいて全国から広島へ 」を合言葉にひとりでもおおくの婦人に声をかけ、再会しましょう。
第22回全国連婦人部大会
9月7日~8日
広島市いきいきプラザ ほか

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