住宅追い出し攻撃とトコトン闘うぞ! 奈良・西之阪でたたかいは続く

(2013年08月30日)

      仲川奈良市長による住宅明け渡しと強制執行で住民を「我が家」からたたき出すというとんでもない部落差別攻撃に西之阪地区住民は体を張って 住宅追い出し攻撃とトコトン闘うぞ(2013年7月11日) 闘い抜いてきました。西之阪地区住民は、本年6月24日の住宅明け渡しの強制執行に対して、すぐさま住民集会を開催して奈良市役所に乗り込み体を張った請願行動を行うことを全員で確認しました。「全国連」の狭山要請糾弾行動を手本にして、参加者一人ひとりが請願書を懐にしたためて7月11日に30名を超える住民達が市役所市長室前に集まり、「市長と話し合いを求める!」「市長出て来い!」と市長に直訴を求めました。
    当初、「市長はいません」と嘘をつき、住民との話し合いを門前払いにしようとしていましたが、市長が市長室に隠れていることが明らかになり、「市長出て来い! 請願行動に出て来い!」「話し合いを行え! 住民の声をきけ!」と住民の怒りは頂点に達しました。
    ついに市長は「住民と話す必要はない。」と幹部職員を通じて、返事をしてきました。市長室の前では強制執行を先頭で闘い抜いた住民が「市長出て来い。逃げるのか!」と役所全体に響く声で糾弾を叩きつけました。市長は、耳を手で抑えながら部屋でビクビクしている様子が想像できました。
    この状況を何としても回避したいと役所の幹部職員たちはオロオロしています。とうとう副市長が市長になりかわり、ひとりひとりの請願書を受け取ることになりました。同住連の東口世話人も先頭に立って、住民と共に請願書を提出しました。住民ひとりひとりの奈良市に対する糾弾と闘いの声明を叩きつけ、請願書は副市長の手に渡されました。
    この糾弾闘争を闘い抜きさらに、7月15日には、西之阪町住民を先頭に古市・東之阪のきょうだいも西之阪に結集し、70名を超える怒りの住民集会が開催され、これまでの闘いは、第1ラウンドに過ぎないこと。本当の闘いは、これからであること。仲川市長を打倒するまで闘い抜くことを確認しました。そして、今後の方針の柱は、「仲川市政反対の勢力の結集を勝ち取ること。そのためには、地域の住民はもちろんのこと、ありとあらゆる人達との合流を成し遂げること。」です。
    4年後の市長選を黙って待つような気長な事はできません。私たちの生活は、日々、仲川市長をはじめとする差別者に破壊される状況を迎えています。部落解放運動の原点である「人間解放」の闘いで、全ての人々と固く結びつき、本当に「安心して生きていけるまちづくり」を全ての人達と団結して実現するために闘い抜きましょう!
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