支部・県連大会報告

(2013年08月30日)

      7月7日、第22回茨城県連定期大会を常総市で開催し、支部員80名が参加しました。今回は初めて参加するという支部員も多く、昨年よりも参加者が増えました。
    大会では水平社宣言のろう読、議長団選出のあと、片岡県連委員長が主催者あいさつ。「政治の反動化がすすんでおり、格差も拡大している。解放運動はこれからますます重要で、団結してやっていこう」と訴えました。     常総市長、県行政、青い芝の会などから来賓のあいさつを受けたあと、全国連江戸川支部の内本俊昭支部長から「東京の解放運動と福島支援」と題して記念講演を受けました。
    内本さんは、地方から出てきたきょうだいは「寝た子」が多いが、東京でも差別事件は起きているとして、実際に関わった差別事件への糾弾会などについて話されました。また福島原発事故で放射能汚染を受けている保育所の子供たちを支援するために、NPOを立ち上げて新鮮な野菜などを提供する運動を行っていることを報告し、すべての虐げられている人が団結してたたかっていくことの重要さを訴えられました。
    続いて井橋書記長が運動方針案の提起を行い、現在の部落差別のあり方をしっかりつかむこと、青年部・婦人部づくりに本格的にとりくむこと、狭山闘争と三大闘争を柱に、今年1年たたかっていこうと呼びかけました。
    統制委員会報告、会計報告のあと自由討論が行われ、福島の被災地をおとずれて傘を寄付してきた報告、「障がい者」がとりくんでいる行政交渉、税金滞納取り立てへの対応、参議院選挙などについて意見が出されました。人事では、新しく松本登さんが副委員長に就任しました。
     すべての議案と大会宣言を拍手で採択し、団結ガンバローで大会をしめくくりました。
寝屋川支部大会
    8月3日、寝屋川支部はメインスローガンとして、「9条改憲を許さず、原発をなくし、部落差別の撤廃を!」を掲げ、そしてサブスローガンとして、「村ぐるみの団結で 寝屋川支部大会 壇上に並ぶ役員 住民のためのまちづくりを実現しょう!」を掲げて、第15回の支部大会を開催しました。
    「自民圧勝」の下、戦争への道が加速しています。一方、地域にあっては、「まちづくり」に名を借りた、村の団結が最後的に解体されかねないようなとんでもない「計画」があきらかになりました。本当にがまんなりません! 許せません!
    支部は、村をまもるために、住民とともに話し合い、ともに行動する、そういう取り組みを始めています。さらに、2年前の寝屋川市議選の雪辱をはらすべく、市議選必勝の支部役員人事体制を敷きました。寝屋川市政は、駅前の再開発などを優先させる一方、高額な国保料の取り立てなど、ますます市民生活を圧迫する政策を推進しています。支部は、本大会で、全市民の利益になる市議の誕生を目指して、きむら秀幸候補を押したてて全力でたたかう決意をかためました。
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