6月要請行動に取り組んだ野崎支部からの報告

(2013年07月12日)

      わたしたちは6月の支部独自の要請行動 模造紙いっぱいの一言メッセージ を取り組むにあたって、4月から毎回の執行委員会で論議してきました。
    今まで何度か、狭山署名や要請ハガキを地域に持ち込んで取り組んできたとはいえ、支部独自の要請行動を取り組むとなるとどんな要請行動にするか、自分たちだけではなく地域の人たちにどんな役割を担ってもらうか、というのが考えどころでした。 かたくなな態度の裁判所や検察に自分たちができることは何か、執行委員会では、地域の人たちの石川さんや部落差別への思い、再審を開けというそれぞれの気持ちを「一言メッセージ」にして、これを持って要請行動をやることになりました。 とはいえ、要請行動にはじめて参加する人もいて、なかなかイメージがつかめない中で、5・23狭山50年の取り組みを開始してから執行委員一丸となった闘いが始まりました。 5・23は地元、野崎駅頭での夕方ビラまきと地域内ビラ入れをおこない、要請行動への一言メッセージを訴えました。まずは知らせることからはじめました。続いて6月2日には住道駅昼街宣、2回目ともなると「何か横断幕のようなものはないのか、これでは何のビラまきかわからない」という意見がでたりしました。この意見を受けて早速ノボリ4本を作成しました。 さらに8日には要請行動に向けた狭山学習会で、狭山差別裁判についてあらためて一から再学習しました。 みんなの心配は「一言メッセージ」をどう集めるか、はたして書いてもらえるのか。学習会はそのための支部のまとまった学習の場になりました。 狭山事件の全体がわかるよう、かつ当時の「現地」をイメージできるよう地図や写真をを見ながら学習しました。 そして最後にそれぞれ思い思いに「一言メッセージ」を書きました。ある参加者は家に帰って、子どもや孫に資料を読ませて、感じたことを一言メッセージにさせたりしました。 あくる日の9日、3つのグループに分けて「一言メッセージ」を書いてもらうための戸別訪問を開始しました。昨日の学習会の資料とメッセージ用紙を持って書いてもらったり、代筆したりで、23通の一言メッセージが集まりました。 このみんなのメッセージを模造紙1枚に全部貼り付けて「特大要請書」をつくり高裁・検察への要請行動を行いました。 この7月、第3次再審情勢はどんどん煮詰まってきています。全国からの要請行動の大波を高裁・高検にたたきつけてやりましょう
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