住民一丸となって「強制執行」とたたかう

(2013年07月11日)

  奈良・仲川市長の暴挙に西之阪住民50人が反撃!
【西之阪支部】
6月24日午前10時、西之阪の2世帯に対して、住宅明け渡しの強制執行がかけられました。Yさん・Fさんを先頭に約50名の住民が体をはって、強制執行攻撃と闘い抜きました。
     今回の仲川奈良市 市の責任者に詰め寄り抗議する西之阪住民 長による住宅住民への追い出し攻撃は、市長選挙(7月21日)にあわせて片っ端から住民を裁判にかけて住宅明け渡しと強制執行で住民を「我が家」からたたき出すというとんでもない部落差別攻撃です。
    仲川奈良市長は、「名義変更ができていない者は、滞納者でなくても住宅から叩き出す」「家賃は、名義人でない口座からでも引き落とす」「滞納者は、分納も認めず叩き出す」と住民への一切の話し合いを拒否して、ただただ、住宅からの追い出しを強行しようというのです。
    これに対し、全国連西之阪支部と地元自治会は、住民と一体となって差別者仲川市長と闘ってきました。
    当日、奈良市は、採用2年目の若い職員と警察官OBを含む2名の嘱託職員で強制執行の現場確認に来ました。強制執行開始の30分以上前から「待ってました。」とばかりに住民は、奈良市職員を取り囲み次々に抗議の声を叩きつけました。「この住宅は、差別をなくすため、住民が奈良市に協力して建てたものや。 団地に掲げられた「追い出し反対」の横断幕 お前らに叩き出されてたまるか!」
「もとの家をかえせ!」
「住民のために仕事せんかい!市長のために仕事してんのか! どっち向いて仕事してんねん!」
「休暇届出して早よ帰れ! ここに居る間は、お前も仲川市長と同罪や!」
    住民の抗議の声は止まりません。 奈良市職員は、目をキョロキョロさせて言葉一つ返せない状態です。10時になり強制執行が始まりました。業者は、抗議行動の中を悲壮な顔をして作業を始めました。しかし、住民の抗議の声は止まりません。とうとうエレベーターを占拠して業者にエレベーターを使わせませんでした。真夏のような日差しの中で、汗を吹き出しながら「差別者仲川を許さん」と書いたシールが貼られた家具を運び出しています。
    奈良市住宅課に「課長! 出て来い!」と電話をしましたが、課長は職員3名を見捨てて出てきませんでした。
    強制執行が終わるまで抗議行動は、住民一丸となって叩きつけられました。抗議行動終了後、住民は、西之阪町集会所に集まり、抗議行動の総括をし、次の行動を住民一丸となって闘い抜く事を誓い合いました。
    私たちは、勝利するまで闘い抜きます。全国の皆さん! 抗議文を奈良市に集中してください! 共に闘い抜きましょう!
▲このページのトップにもどる