支部・県連大会報告
(2013年07月11日)
【長野県連】6月2日、須坂市井上地域公民館において、第12回県連定期大会を開催しました。
今大会では、「新たな部落解放運動をつくりだそう」をテーマとして、具体的には、県連の4本柱① 長野-中野結婚差別事件糾弾闘争のとり組み、② 狭山第三次再審闘争の勝利を勝ちとるたたかい、③ 県下の部落における実態調査のとり組み、④ 県連組織十倍化を達成するとり組みをすすめていく実践方針として、解放ボランティアと県連機関紙『しょうり』定期購読拡大を軸にたたかうことを確認しました。このとり組みによって、全国連とともに差別とたたかう村の団結をつくり出して行きます。
また、特別報告で青年部から5月に行われた沖縄合宿の報告と、8月全青大会を開催地として成功させる決意が訴えられました。 長野県連は、組織拡大を差別糾弾闘争でつくり出していくため、村に密着したとり組みをすすめていきます。
【荒本支部】
6月30日 、全国連荒本支部臨時大会を開催しました。今年の大会で、規約の改正をおこない役員の任期を2年間としました。
荒本支部は昨年からの生活相談体制を強化してきました。相談の内容から、住宅や医療・介護、社会保障と借金や家族問題などが見えてきました。なかでも荒本ならではの日常のとりくみとして医療・介護・福祉の要求を実現していくめに、その担い手をつなげていく交流会などが提案されました。
また、山場をむかえた狭山再審闘争について、不当逮捕50年を糾弾し、一日でも早く事実調べ、再審の実現を勝ち取る決意をあきらかにした大会でした。
質疑では、「行政闘争を強化していこう」「高齢化と考えずに、元気な60代、70代は、支部活動の先頭にたとう」との意見が出されました。支部執行部からは、「要求闘争をしっかりととりくみ行政闘争をたたかう」「支部員を主人公にたたかっていく」と決意が述べられました。
「狭山」「要求闘争」「反戦・反核、反原発」の3つの大会決議をふくめて、全ての提案が全員の拍手で確認されました。
【野崎支部】
6月30日、第13回
支部大会を開きました。
大会では、実態調査であらわれた解放運動に対する地域の人々の率直な評価としっかり向き合い、運動の新しい挑戦をどの様に進めるかを中心にすえて論議しました。
部落大衆の要求をしっかりと全社会的要求の中に位置づけること、また運動への否定的な評価には、それと向き合い運動側からの積極的な情報発信(部落差別や解放運動について、その核心をどうつたえていくかについて)を行うこと、そしてそれらの実践を通して青年運動を大きく組織していくことを提起しました。
大会は、解放運動の責任勢力にふさわしい大きな展望を、支部一丸となって切り開いていくことを確認し、あらたな1年のスタートを切りました。