5・23狭山全国統一行動 各地のたたかい

(2013年06月16日)

 

キャラバンカーでビラ配布(福岡あさくら支部・準)

    5月19日、石川一雄さんの訴えにこたえ キャラバンカーは走る! 地域にビラまき、宣伝活動 福岡あさくら支部(準)は狭山事件50年、第三次再審勝利全国統一行動をとりくみました。当日はあいにく田植え前の準備でどの村もからっぽ。留守番の児童がちらほらいるだけ、という状況でしたが、ビラの配布とキャラバンカーを走らしての宣伝行動を最後までやりぬきました。

福島町内の住民を結集し狭山集会、要請行動を訴える(広島支部)

    広島支部は5月18日、石川一雄さん不当逮捕50ヵ年糾弾狭山集会を支部会館で行ないました。福島町内の婦人や青年をはじめ、住民の会代表世話人の李さん、共闘の教職員や8・6実行委員会メンバーなど20名以上が結集しました。

5月18日、支部会館で狭山集会      はじめに狭山のドキュメンタリー番組を観て、それから自由討論に入りました。
     李さんは「部落民も在日も、いくらでも罪をでっち上げられ、不当逮捕されて大変な思いをしてきた歴史がある。日本人の、とくに政府の思考方法は100年前から根本的に変わらない。自分たちだけよければいいという思想だ。韓国人・朝鮮人殺せの排外主義キャンペーンに政府は何もしない。そんな犯罪行為をわれわれは許さない。狭山のたたかいも何のために運動しているのかはっきりさせて、支部の要請行動に決起しましょう!」と力強いアピールを発しました。
    また青年部からは青年部での要請行動の報告と今月8日に三者協議がおこなわれたことや、さらに裁判長や担当検事も新しく変わったことを述べ、「またはじめからやり直し感があるが、波状的な要請行動にうってでましょう」「石川さんと同じ思いを持ち、自分たちで石川さんを無罪にさせましょう」。そして婦人部からも要請行動の報告がなされ、「女性のしたたかな行動としてたたかった。40年前初めて狭山のたたかいにたったとき、石川さんの御両親の訴えるシーンがやきついている。石川さんが墓前に手を合わせられるように、全証拠を開示させ、再審をはじめさせたい」とアピールしました。
    最後にあらためて支部の要請行動の決起を確認し、差別に対する怒りや、狭山への熱い思いを共有した集会となりました。みなさんの団結した力で、石川さんの無罪をぜったいにかちとりましょう!

フリーマーケットで狭山再審を訴え(山口・陶支部) 6月2日、パネルを掲示して狭山再審を訴える

    山口・陶支部では、6月2日(日)に狭山街宣をおこないました。山口市中心部のフリーマーケット会場入り口で、狭山再審を訴えました。降雨がやまないため署名取りが出来ませんでしたがビラを配って、石川さんの無実と再審を訴えました。

駅頭での訴えと地域での一言メッセージ運動(野崎支部)

  5月23日、地元JR野崎駅頭での訴えに続き、6月1日には住 野崎駅頭での訴え 道駅での訴えをおこないま 住道駅前での訴え した。
  さらに支部の要請行動に向け、6月8日には狭山学習会、9日には地域の声を高裁、高検にとどけようと、地域に入って一言メッセージを厚めました。

狭山再審を求める市民の会・こうべの座り込みに参加(全国連・兵庫の各支部)

    「狭山再審実現の一点で輪になろう」と、昨年4月に結成された狭山再審を求める市民の会・こうべの座り込み行動に参加しました。
   昼から降り出した雨の中を、遠くは奈良、京都、大阪の各地から、兵庫県下では地元神戸市、加東市、加古川市、西宮市、尼崎市ら各地から、ビラや 神戸駅での狭山座り込みをカラーで報じる「神戸新聞」2013年5月20日 「フェイスブック」を見た人たちがJR神戸駅前に集まりました。鮮やかな横断幕の下で、ボードを掲げたり、代わる代わるマイクアピールをしたり、ギターを弾いたり、歌ったり、ビラをまいたりして、思い思いに石川さんの無実を訴えました。
    駅のヒサシの下でアピールを聞いていた若者らがテントに駆け寄ってきて署名をしてくれたり、脅迫状と石川さんの上申書のボードを長い間見つめていた青年が、「うん、これは別人です!」と言ってくれたり。そのたびに歓声が沸きました。
    狭いテントの中では、自己紹介をしたり、狭山再審への思いを語り合ったりする時間もありました。翌朝の神戸新聞にカラー写真入りで記事が出ました。様々な人々と狭山再審への思いを分け合うことができました。こんな取り組みがこれからも広がるといいなと思います。

5・23子ども会は狭山集団登校 支部は駅頭で狭山訴える(荒本支部)

    石川一雄さんが不当逮捕され50年。5月23日荒本支部は、近鉄若江岩田駅前で狭山の街宣を取り組みました。
   不当逮捕から50年を経ても、石川さんの「無罪」を勝ち取ることができない現実を考え、事実調べ、再審無罪をなんとしても実現しなくてはならない思いで石川さんの無実を訴えていきました。
   ビラの配布としては、約200枚。受け取った人は、狭山事件50年に注目している方が大半でした。
   狭山街宣と同じ時間帯に荒本村内では、こども会が早朝集会を開き、意岐部東小学校までの集団登校を取り組みました。参加した子ども会の代表は、学習してきた内容を報告し、石川さんの無実を訴えていました。
    出勤時にあわせた岩田駅の狭山街宣でしたが、出勤の時間帯が予想より早くなっていました。これからの取り組みの参考になりました。

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