西宮・住宅追い出し阻止裁判・第6回控訴審
【芦原支部】5月7日(火)、住宅追い出し阻止の第6回控訴審が行われました。多くの不自然な点を残したまま裁判所が結審を強行するのかギリギリのた
たかいでしたが、西宮市の受け答えのあまりの不自然さにさらなる事実関係の追及を行っていくことを裁判所は認め、次回7月9日に第7回控訴審の日程が入りました。いったんの勝利です。
それにしても1年かけてやっとの想いで開示をかちとった証拠の数々は、肝心な部分がほとんど隠されたものでした。しかし、そのわずかな証拠の中から、西宮市が不公正な入居処理をした事実をつかみ取り、8点にわたって追及しました。例えば、34万円の未納金がありながら再入居を認めた事実、入金があった場合は必ず入金の記録が残されるのにもかかわらず入金の記録がないのに再入居を認めたのが3件もあることなど、あやしい匂いがプンプンするものです。
地域医療の拠点を守りぬくために 荒本・住民医療と診療所を守る会総会
【荒本支部】住民医療と診療所を守る会は、4月28日に第14回総会を87人の参加者で成功させ、終了後に診療所祭りを開催しました。
総会は、全国連荒本支部、東大阪国健会、診療所労組をはじめとする来ひんの挨拶に続いて、一年間の活動報告と運動方針が提案されました。
高齢化社会をむかえ介護も医
療も、社会保障制度全体が大きく改悪されようとしています。家に閉じこもらないで「一日5人以上と出会って、声をかけあう」を心がけること。自分たちの手で、健康を維持するためにも診療所での検診を利用しよう。地域医医療の拠点、介護の拠点である荒本平和診療所を守り発展させることが何より必要であることを参加者全員で確認しました。
つづいて、会計報告、会計監査報告が提案。守る会の役員は、全員を再任して選出しました。
今年の総会企画は、診療所職員と守る会の役員による朗読劇「ほんとうは怖ろしい 福島第一原発事故」の上演でした。福島第一原発事故の原因や対策を、「想定外」の地震と津波に押しつけようとする電力会社や「国」。危険な原発の再稼働をおこない、世界へ原発を輸出しよと企む「国」。原発の「安全性」は、被曝覚悟で働く労働者が存在しているという現実を明らかにする内容でした。会場から、声がかかり朗読劇に参加してもらえたと思います。
診療所祭りは、天候にも恵まれケアセンターや荒本生協、全国連婦人部、診療所の職員の手作りの焼きそば、ホットドッグ、ぶっかけうどん・そば、炊き込みご飯、おにぎり、わらび餅などを堪能、バザーやカラオケ、お楽しみ抽選会などで親睦を深めた一日となりました。
4・29奈良で平和・人権祭り 全国連は狭山署名を訴え
【奈良】4月29日、反戦・反核・反差別をメインテーマにゴールデンウイーク恒例の『奈良からつながる平和・人権祭り』が今年も開催されました。これは沖
縄の基地やオスプレイ配備に反対するグループを中心とした、護憲、女性解放、異文化共生、在日、慰安婦、三里塚、反原発等、様々な問題にとりくむ団体や自治労奈良市従をはじめとする労働組合、宗教者、個人などからなる実行委員会の主催で、今年で2回目となります。賛同団体も昨年よりさらに増えて20を超えました。
会場となった「ならまちセンター」の中庭では太鼓や沖縄民謡などの演奏、館内では各団体のPRパネル、チャリティーバザーのコーナーなどがありました。全国連は奈良県委員会として実行委員会の立ち上げから加わり、「狭山50年」をアピール
しました。当日の狭山コーナーにはたくさんの市民がリーフレットとビラを手に取り、狭山ビデオに注目し、署名に協力をしてくれました。「昔、東京の狭山集会に行ったことあるんですよ…」と話しかけてくれる高齢者もおられる一方、「狭山」を知らない世代の見学者も多く、あらためていろんな場いろんな形で狭山をアピールすることが大切だと感じるイベントでした。
3・10 福岡で原発反対の集会とデモ
【あさくら支部(準)】福島原発事故2周年「さよなら原発福岡集会」とデモが3月10日、福岡市の冷泉公園で開催されました。「原発は安全だ」と国民に強制して地震列島・日本の上に54基もの原発を建設し、放射能をまき散らして住民の生活と大地を
破壊した政府や東京電力。この政府をはじめ原発推進派らが福島原発事故の原因究明も責任者の処罰もほおかむりして再び原発の再稼働や輸出に走ろうとすることに、参加した2000人の市民の怒りと抗議の声が叩きつけられました。
「原発なしで暮らせる社会を!」「再稼働はやめてほしい」などの発言のあと、若者たちのサウンドカーから流される気合の入った音楽にあわせ「原発いらない!」「再稼働反対!」の声も大きくふたつのコースに分かれてデモ行進を行いました。
全国連あさくら支部(準)も労働者・市民と連帯してともにたたかいました。